私の学校には主人公がいる

檸檬桃緑茶

1-9.初お泊まり(6/12)(脚本)

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〇教室
  碓氷の家に泊まりに行く日──
王滝 冴夜(ど、どうしよう・・・ ドキドキ? ソワソワする・・・)
風野 貴斗「おはよう。王滝さん!!」
王滝 冴夜「おはよう・・・ 風野君・・・」
王滝 冴夜「・・・あれ? そういえば最近竜也たちと一緒に居ないような・・・」
風野 貴斗「・・・ そもそも俺、あいつと友達じゃないから」
王滝 冴夜「・・・え?」
風野 貴斗「俺・・・ 冴夜さんとないがしろにするあいつのこと許せなくて・・・」
王滝 冴夜「そう、だったのね? でも、私のせいで友情が──」
風野 貴斗「いえ・・・ 俺は元々期間限定だったので・・・」
王滝 冴夜(期間限定??)
王滝 冴夜(あれ? そういえば『物語』で、)
王滝 冴夜(風野は能力もランクも高く、新入りの竜也たちを育て、)
王滝 冴夜(竜也たちが将来有望だと感じたら仲間になる的な臨時のメンバーだったはず・・・)
王滝 冴夜(だから現状竜也たちの戦いには加わらず静観・・・だから・・・)
王滝 冴夜(え? 私のせいでこじれちゃった???)
風野 貴斗「何考えてるかはなんとなくわかるんだけどさ・・・」
風野 貴斗「冴夜さんのせいじゃないから・・・」
王滝 冴夜「そう、なの??」
風野 貴斗「俺、女性を弄ぶような男・・・ 心底嫌いなんだ・・・」
風野 貴斗「あいつのこと早く知れてよかったよ」
  遠くからこちらを見つめていた竜也をキッとにらむと、
  風野は自分の席に着いた。
王滝 冴夜(・・・ 風野君が主人公の仲間から外れたってこと・・・?)
王滝 冴夜(・・・ いや違う・・・)
王滝 冴夜(『物語』でも・・・ 冴夜の死後・・・ 風野は仲間から抜けていた・・・)
王滝 冴夜(・・・ っていうか・・・ 今日もめっちゃ見てくんだけど・・・)
先生「皆、席に着けー!!」
王滝 冴夜「・・・・・・」
  居心地の悪い視線を感じながら、
  授業が始まった。

〇生徒会室
  放課後の生徒会室──
碓氷 淳「今日もお疲れ様!!!!」
王滝 冴夜「お、お疲れ様です!!!!」
碓氷 淳「・・・。 今日は予定通り・・・ 僕の家に来てくれるかな?」
王滝 冴夜「は、はい!!!! ちゃんと、準備もしてきました・・・///」
碓氷 淳「なら・・・行こうか・・・」
王滝 冴夜「はい!!!♡」
  二人は帰宅するべく、
  足を速めて動き出した。

〇田舎の学校
  帰るために校内からでると、
  運動場付近で攻撃音が聞こえた。
王滝 冴夜「・・・ん?」
碓氷 淳「・・・」

〇田舎の学校
火神 竜也「う、うわっ!!! しまった! 避けられた!」
天水 瑠花「うわ! 竜也!! 何やってるのよ!!!」
天水 瑠花「しまったっ!! 急所外した!」
火神 竜也「お前も俺のこと言えないじゃないか!」
宇土 玲奈「私が行きます!」
火神 竜也「よ、よかったー! 今回は本当危なかったー!」
天水 瑠花「・・・竜也! いくらなんでも油断しすぎよ!!!」
宇土 玲奈「せめて戦闘中は集中してほしいです!」
火神 竜也「わかってる・・・わかってるんだ・・・」

〇田舎の学校
  それを遠くから見ていた冴夜と碓氷だが、
  碓氷は機嫌がものすごく悪かった。
碓氷 淳「・・・ッチ あんなのに手こずるとは(ボソッ)」
王滝 冴夜「あれって強いんですか?」
碓氷 淳「いや・・・ そんな強くない・・・」
碓氷 淳「俺なら一撃で倒せる・・・」
王滝 冴夜(?? 碓氷先輩・・・淳って僕呼びだったのに・・・ 今は俺って・・・)
碓氷 淳「あれは比較的弱いから、 本来一人で倒せるはずなんだ・・・」
碓氷 淳「新人ということを抜きにしてもあれは・・・・」
碓氷 淳「・・・え?」
王滝 冴夜「そうなんですねぇ・・・」
王滝 冴夜「いつも竜也たち苦戦してるみたいだから、強いのかと思ってました」
碓氷 淳「見えるのか? ・・・アレが!」
王滝 冴夜「・・・え? あ、はい!」
碓氷 淳「・・・いつから見えるように・・・?」
王滝 冴夜「いつから・・・」
  いつから見えるようになったかと考えた時・・・
  
  思い浮かんだのは・・・
王滝 冴夜「・・・あ、淳に告白された日・・・です・・・」
碓氷 淳「!!!!!!」
王滝 冴夜「正確には・・・ 階段から落ちかけたところを助けてもらったことありましたよね?」
王滝 冴夜「そのあと・・・気づいたら外で戦ってる竜也たちが見えるようになりました・・・」
碓氷 淳「・・・そうか・・・」
碓氷 淳(”番”として同調したせいか・・・??)
王滝 冴夜「でも・・・ 淳も見えてるってことは・・・ 竜也たちと──」
碓氷 淳「チームが違う!!──」
王滝 冴夜「・・・え?」
碓氷 淳「チームが違えば与えられる任務も違う・・・ ここに出てくる魔物は・・・」
碓氷 淳「初心者も初心者だ・・・ こんな敵にてこずってては・・・ 話にならんな・・・」
王滝 冴夜「へぇ、そうなんですねぇ~」
碓氷 淳「・・・悪いな・・・ 冴夜の幼馴染のこと──」
王滝 冴夜「いえ・・・ 気にしないでください・・・!!!」
王滝 冴夜「彼のことはもうどうでもいいので・・・」
碓氷 淳「・・・」
王滝 冴夜「今は・・・ あ、淳のことしか・・・ 考えられないので・・・///」
碓氷 淳「嬉しいこと言ってくれるね! じゃ、行こうか・・・」
王滝 冴夜「はい!!」
  そういうと、冴夜と碓氷は二人仲良く帰宅していった。

〇田舎の学校
天水 瑠花「あれ? あそこにいるの碓氷様では?」
宇土 玲奈「る、瑠花さん! 学校では碓氷先輩と呼ぶ約束です!!」
天水 瑠花「そ、そうよね・・・ でも、私たちの戦い見られてたってことよね?」
火神 竜也「・・・隣にいるの・・・ 冴夜・・・だよな?」
火神 竜也「・・・」
火神 竜也「なんで・・・碓氷先輩と冴夜が・・・!」

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