ミラクルマジカルガール

どんぐり

ドキドキワクワク!高校の文化祭!(脚本)

ミラクルマジカルガール

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〇おしゃれな居間
「おはよう」
「おはよう」
  朝食を摂る一同。
秋月響「今度学校で文化祭があるの。良かったらお父様やお母様も来ない?」
秋月俊「もちろん行くさ」
秋月輝子「ウサギはどうする?」
秋月雄二「萌黄、お前の友人に預けてみたら?」
秋月萌黄「揶揄わないでよ、お兄様。友達にウサギが好きなのがいるんだから」
秋月雄二「悪い悪い。そいつに任せりゃ大丈夫だな。この前のお返しといこうぜ」
秋月響「じゃあ私もう行くから」
秋月雄二「俺も行くぜ。今月終わりには期末試験もあるしな」
秋月響「私は12月初めに中間試験だから」
秋月輝子「2人とも頑張ってね」
秋月俊「僕もそろそろ行くね。今日は先方との大事な取引があって遅くなるよ」
秋月輝子「萌黄もそろそろ時間よ」
秋月萌黄「わかったわ。行ってきまーす!」

〇魔王城の部屋
クライ(いかにして奴らをどう倒すか・・・)
サッドネス「じゃあ僕がいこうか」
クライ「じゃあお前に託す」
ディスピア(ボスめ、今度はあんたを始末してやるまでだ・・・!!)
ティアー「いずれは私にも出番を」
クライ「ああ」

〇教室
秋月萌黄「今度お姉様の学校の文化祭があるのよ」
春野桃子「萌黄ちゃんのお姉さんって高校生なんでしょう?私高校の文化祭初めてよ」
夏木藍衣「行ってみたいわね」
秋月萌黄「私は毎年行ってるわ。すごく盛り上がるのよ!」
春野桃子「一緒に行っていい?」
秋月萌黄「もちろんよ。お姉様にも聞いてみるわ」
夏木藍衣「私も行きたいわ」
冬元茜音「私も行きたいわね」
大久保樹「俺はその日親戚のところへ行くことになってるんだよ」
春野桃子「樹くんも大変ね」
大久保樹「実は親戚の結婚式でさ。身内婚なんだよ」
夏木藍衣「家族婚や家族葬って結構多いわね」
大久保樹「でもま、いとことかに会えるから楽しみだよ」
春野桃子「よかったわね、樹くん」
山下俊樹「そういえば、今年の学芸会、何やるんだろうね?」
三村泰「楽しみだね」
山下俊樹「先生が来るぞ!」
春野桃子「そうね!」
榎木麻衣「はい、みなさんおはようございます!」
「おはようございます!」
榎木麻衣「11月に入り、学芸会に関する話をこの後していく予定です。どんな劇がしたいか、決めましょうね」
春野桃子「わかりました!」

〇グラウンドの水飲み場
  昼休み。
夏木藍衣「姉さんと兄さんの学校の文化祭に行ったときは、シンクロナイズドスイミングのショーもあってすごかったわ!」
春野桃子「私もテレビで見たことあるけど、あの息の合った動きはすごかったわよね!」
秋月萌黄「お姉さまの所属する演劇部のミュージカルも楽しみにしててね! お姉さまの学年の出し物も魅力的よ!」
冬元茜音「それは楽しみね!」

〇シックなリビング
  その夜。
春野桃子「実は、お友達のお姉さんの通ってる高校の文化祭があって、それに招待されたのよ」
メリー「それは良かったわね。その日は私も行くわ」
春野正幹「逸れないようにしてね」
春野雫「お金、無駄遣いしないでね」
春野桃子「わかったわ」
春野桃子「それから樹くんはその日親戚の結婚式で行けないことがわかったの」
春野雫「それなら樹くんの用事に合わせなくちゃね」
春野桃子「写真も撮ってくるわ」

〇おしゃれなリビングダイニング
夏木藍衣「友達の秋月さんが私たちを秋月さんのお姉さんの学校の文化祭に誘ってくれたの」
夏木翼「それはよかったね。藍衣、お前を姉さんや僕の学校の文化祭に連れてったの覚えてる?」
夏木藍衣「覚えてるわ」
夏木昭雄「翼、その日は行けそうか?」
夏木翼「スケジュール確認してみないとね」
夏木さくら「今月は藍衣の小学校最後の学芸会もあるし、いい姿を見れそうね」
夏木智也「そうだな。長らく翼にDVD送ってきてもらってたしな」
夏木翼「こうしてまた会えてうれしいよ、母さん、父さん」

〇おしゃれな居間
秋月萌黄「私ね、友達も誘うと思ってるの。いいでしょう?」
秋月俊「いいんじゃないかな?向こうの都合も聞いてみないとね」
秋月萌黄「それで、桃子ちゃん、藍衣ちゃん、茜音ちゃんは行けるって!」
秋月輝子「それはよかったわね」
秋月萌黄「ウサギのことも了承してくれたの!これで安心ね」
秋月雄二「俺も誘ったんだけど、及川はその日家族旅行らしいんだ。なんでもあいつ、家族で温泉に行くらしい」
秋月響「私は演劇部の関係で朝早くから行くけど、萌黄たちに会えるの楽しみにしてるわ」
秋月雄二「頑張ってくれよ」
秋月萌黄「他のブースも楽しみよ!」

〇綺麗なダイニング
冬元茜音「今度友達とお出かけすることになったの!友達のお姉さんが通ってる学校の文化祭よ」
冬元あこ「あたしも一緒に出掛けてもいい?」
冬元茜音「いいわよ」
冬元莉子「ウサギはこっちで預かるわ。さっき電話があったの」
冬元紀彦「それなら安心だな。茜音、あこ、その日はちゃんということを聞いて行動するんだよ」
冬元あこ「わかったわ!」
冬元茜音「その日、秋月さんが迎えに来るって言ってたし!」
冬元あこ「今月は学芸会もあるから楽しみね!」
冬元茜音「お父さん、ちゃんと見に来てね!」
冬元紀彦「わかったわかった」

〇教室
  次の日、1年1組では。
森月正彦「皆さん、おはようございます」
  おはようございます!
森月正彦「いよいよ今月の終わりに学芸会が開かれます! 今年はどんな劇をしたいですか?」
相川みく「できれば私、お姫様もの劇がいいかな、と思います」
冬元あこ「あたしもやりたいわ!」
鶴岡博「僕は冒険ものがやりたいかな。僕のお父さん冒険ものの漫画を書いてるんだ」
森月正彦「それも、ホームルームで決めていきましょうね」

〇教室
榎木麻衣「はい皆さんおはようございます!」
  おはようございます!
榎木麻衣「学芸会でやりたいことを決めていこうと思います。皆さんはどんな劇をやりたいですか?」
春野桃子「私は、冒険ものがいいかな、と思います」
大久保樹「俺はファンタジー系がいいかなと。それこそいつも読んでるやつがあるんで」
  樹は最近、児童小説にもはまってるのだ。
榎木麻衣「それも今後決めていきましょうね」

〇グラウンドの水飲み場
  お昼休み。
大久保樹「学芸会が楽しみになってきたな!!」
春野桃子「そうね!毎年いろんな劇をやってきたけど他の学年やクラスのいろんな劇を見たりするのも面白かったわ!」
夏木藍衣「そうね」
冬元茜音「あこの学年も劇をすると言ってたわ」
秋月萌黄「楽しみね。私たちも学芸会とか楽しみだったわね」
  学芸会を楽しみにするメンバーだった。

〇リサイクルショップの中
  放課後。
ドクター・クワイエット「ほほう、もうすぐ学校でイベントがあるんだね?」
春野桃子「学芸会があるの」
秋月萌黄「それに、もう直ぐお姉様の学校で文化祭よ」
夏木藍衣「みんなはどんな秋のイベントをやるの?」
ジョイフル「紅葉狩りに行こうかと思う。みんなの絆を深めたいからな」
グレートフル「車はレンタカー借りるさ。運転免許講習を受けたからね」
夏木藍衣「楽しみね」
ハートフル「お店は私たちでなんとかやるわ」
デライト「今が掻き入れ時ですしね」
「写真、いっぱい撮ってきてね」
ジョイフル「ああ。いっぱい撮影するぜ」
グレートフル(後は場所の確認だ。穴場スポットは混雑するから早めに抑えておかなきゃ!)
ドクター・クワイエット「乗り物の運転は私だってできます」
  紅葉狩りのスケジュール調整も行うことになった面々だった。

〇シックなリビング
  文化祭当日。その日はよく晴れた日だった。
春野桃子「じゃあ萌黄ちゃんのお姉さんの学校の文化祭、楽しんでくるわ!」
メリー「気を付けてね」
春野雫「そういえば私も学生時代は文化祭が楽しみだったわね」
春野正幹「僕自身もそうだったなぁ」
メリー(チアフルキングダムにいたころはお祭りも楽しみだったわ)

〇駅前広場
  集合場所は、駅前だった。
春野桃子(そういえば、樹君一家は結婚式で出かけて行ったのよね。いい天気でよかったわね、樹君!)
夏木藍衣「おーい、桃子ちゃん!!」
春野桃子「藍衣ちゃん!」
ハートフル「桃子ちゃんたちも来てたのね。私も行ってみようと思ってたの。兄さんたちも許可してくれたの。たまにはリフレッシュしてねって」
冬元茜音「そろそろ秋月さんたちも来るかもね」
冬元あこ「すっごくワクワクする!」
秋月萌黄「お姉さまは朝早くに準備で出掛けて行ったけど私たちは今から行くのよ」
秋月雄二「萌黄、はぐれるんじゃないぞ」
秋月俊「今日が快晴でよかったね」
秋月輝子「そうね。文化祭は私も学生時代の楽しみの一つだったわ。私も学生時代は陸上部で活躍したわ」
夏木藍衣「おばさん、そうだったの?」
秋月輝子「そうよ。大いに頑張ったわ!」
  メンバーは、さっそく出発した。

〇文化祭をしている学校
  やがて、響の通う高校にやってきた面々。文化祭は大いに盛り上がっていた。
秋月萌黄「お姉さまのいる演劇部の公演は外せないわね!」
夏木藍衣「こっちはゲームコーナーまであるらしいわよ!」
春野桃子「模擬店も楽しそうね!」
秋月雄二「ステージも結構楽しそうだな。DJパフォーマンスもあるのか!」
秋月萌黄「お姉さまよ!」
秋月響「文化祭、来てくれたのね!」
夏木藍衣「高校の文化祭は実をいうと初めてだったんです」
春野桃子「まるで遊園地みたいな面白さですね!」
秋月響「体育館では演劇部の公演があるの。大いに楽しんでね」
ハートフル(萌黄ちゃんのお姉さんの劇、お兄様たちのために録画しておくわね)
  メンバーはしばしの間別行動をすることにした。

〇中庭のステージ
  ステージ上ではライブパフォーマンスが行われていた。食事を楽しみながらパフォーマンスを楽しむ桃子たち。
ステージの司会者「大変長らくお待たせいたしました! DJ部によるパフォーマンスです!」
冬元茜音「ラジオのDJだけでなくダンスをする方のDJも好きなのよね」
冬元あこ「あたしもDJやってみたくなったわ!」
  DJパフォーマンスが始まった。
DJ部員「それでは最後までお楽しみください!!」
「どうぞ!!」
  大いに盛り上がるステージだった!
春野桃子「このパフォーマンスが終わったら萌黄ちゃんのお姉さんの劇の公演ね」
ハートフル「そうね」

〇畳敷きの大広間
  和室内では華道部による体験もあった。
秋月萌黄「ううう・・・・ さすがに足がしびれてきたわ!」
夏木藍衣「その点萌黄ちゃんのお兄さんはすごい集中力ね!」
秋月雄二(静かに集中すればしびれなんて怖くないはずだ)
  やがてお茶がふるまわれた。
秋月萌黄「ううう・・・ こんな苦いお茶飲んだの初めてよ」
秋月雄二「文句言うなよ」
  生け花の体験もあった。
夏木藍衣「生け花ってなんだか工作みたいね」
秋月雄二「警察学校でも生け花は必須らしいぜ」
秋月萌黄「それテレビで見たことあるわ。男の人もやるなんて正直たまげたけどね」
秋月輝子「そろそろ響の演劇部の上演ね。行きましょう」
秋月俊「逸れないでね」

〇体育館の中
  体育館では、そろそろ演劇部による公演がスタートしようとしていた。
春野桃子「いよいよ始まるわね」
夏木藍衣「ワクワクするわ!」
秋月萌黄「お姉様、今年は何役かしら?」
冬元茜音「うさぎ、預かっておいて正解だったわ」
冬元あこ「今頃お父さんとお母さんが面倒見てるはずね」
  やがて、アナウンスが流れた。
  大変お待たせしました。演劇部の秋の公演を上演開始いたします。
秋月萌黄「楽しみだわ!」
  その時だった!
サッドネス「これから始まるのは恐怖のショーさ!」
春野桃子「やっぱり出たのね!」
サッドネス「うるさい!出てこい、スーパーディザスター!!」
ディザスター「ディザスター!!!」
サッドネス「今日のターゲットはあいつだ!」
亘恵「イヤーッ!」
サッドネス「それじゃあショーの始まりと行こうか!!」
  パニックに陥る体育館内!
春野桃子「たのしい文化祭をめちゃくちゃにするなんてひどすぎるわ!変身わよ、みんな!」
「オッケー!!」

〇キラキラ
春野桃子「ミラクルマジカルチェーンジ!」
「ミラクルマジカルチェーンジ!」
チアフルスマイル「チアフルスマイル、可愛く登場!」
チアフルシック「チアフルシック、可憐に登場!」
チアフルポップ「チアフルポップ、元気に登場!」
チアフルエレガント「チアフルエレガント、美しく登場!」
「私達、ミラクルマジカルガール!」
チアフルスマイル「みんなの笑顔と幸せ、守ってみせる!」

〇体育館の中
サッドネス「やっぱし出たか。やっちまいな!」
ディザスター「ディザスター!!!」
チアフルスマイル「行くよ、みんな!」
「オッケー!!!」
チアフルスマイル「チアフルスマイルハート!!」
チアフルシック「チアフルシックハート!!」
チアフルポップ「チアフルポップハート!!」
チアフルエレガント「チアフルエレガントハート!!」
サッドネス「おい、嘘だろう!?」
ディザスター「スーパーディザスター!」
サッドネス「もう、こうなったら!!」
チアフルスマイル「トドメを刺すわよ!!」
「うん!」

〇カラフル
チアフルスマイル「チアフルスマイルハート!!」
チアフルシック「チアフルシックハート!!」
チアフルポップ「チアフルポップハート!!」
チアフルエレガント「チアフルエレガントハート!!」
チアフルスマイル「ミラクルマジカルハートライト、オン!」
「ミラクルマジカルハートライト、オン!」
チアフルスマイル「ミラクルマジカルブレスレットよ、私たちに力を!」
「ミラクルマジカルブレスレットよ、私たちに力を!!」
  2つのアイテムを併用し、パワーアップを決めた!!
チアフルスマイル「行くわよー!ミラクルマジカルクローバーアターック!!」
「ミラクルマジカルクローバーアターック!!」
「ミンナハッピー・・・」
サッドネス「ウワーッ!!」
「みんな明るく、」
チアフルスマイル「笑顔♪」

〇魔王城の部屋
クライ「サッドネスが殉職するとは!!」
ディスピア「俺に仇を取らせてほしいですよ」
クライ「わかった。考えておく」

〇体育館の中
春野桃子「なんとか倒せたわね」
夏木藍衣「そろそろ始まるわ」
秋月萌黄「今年の演劇部、楽しみだわ!!」
冬元茜音「そうね」
  やがて、公演が始まった。

〇城下町
  今回の公演は時代劇だった。
秋月響「情報に関してはこちらの巻き物に記しておきました」
演劇部員「よくやった!」
演劇部員「これで敵陣に楽に忍び込めるな」
演劇部員「とはいえ油断してはならぬぞ」
「はい!」

〇屋敷の大広間
演劇部員「何とか忍び込めたはいいが、かなりの罠だったな」
演劇部員「流石は大きな屋敷だ」
演劇部員「あの罠は相当苦労しましたね」
秋月響「この足軽の私ですらも苦労したのは事実」
演劇部員「でも我らの力で巻物は手に入ったことですしね」
演劇部員「撤収だ」

〇体育館の中
  公演は一定の成功を収めた。
秋月萌黄「凄かったわね」
夏木藍衣「次はどこへ行く?」
冬元茜音「次は別のブースへ行きたいわ」
春野桃子「賛成!!」
  メンバーは別のエリアへ移動した。

〇中庭のステージ
妹尾里佳子「響、お疲れ様」
秋月響「公演、見てくれたのね」
村井聖「僕だって見たさ」
妹尾里佳子「それよりここで軽音部のライブパフォーマンスが始まるわ」
秋月響「雄二、萌黄!来てたのね!」
秋月雄二「そりゃ見にくるさ」
秋月萌黄「演技かっこよかったわ」
秋月響「有難う・・・」
秋月俊「公演はちゃんと録画したからね」
秋月輝子「後でお家で見ましょう」
ハートフル(私もさりげなく撮影してたわ)
  やがて公演がスタートした!!
軽音部員「皆さーん、こんにちは〜」
  こんにちはー!
軽音部員「軽音部の公演にようこそ!」
「大いに楽しんでいってください!」
  演奏は大いに盛り上がった。

〇文化祭をしている学校
  夕方。
秋月萌黄「今日は楽しかったわ」
冬元茜音「いろんなブースも回れたしね」
夏木藍衣「模擬店も楽しかったわ」
秋月雄二「DJパフォーマンスも良かったぞ」
秋月響「私の公演、最高だったでしょ?」
秋月雄二「もちろんさ」
春野桃子「今月は小学校最後の学芸会だから、大いに頑張らなくっちゃ」
ハートフル「頑張ってね、桃子ちゃん」
春野桃子(みんなが笑顔になる学芸会にしなくっちゃ!)

次のエピソード:ワクワク!楽しい紅葉狩り!

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