転生したんですけど...(脚本)
〇渋谷のスクランブル交差点
なな「買い物楽しかった!」
なな「明日みんなが来るし、早く家に帰ろう」
ブーーーーン
なな「え?」
なな「っ!」
〇森の中
なな「ここは・・・」
なな「ここどこ!?」
なな「なんか服違うし・・・」
???「あなたは異世界転生したんですよ。 釜戸奈々さん」
なな「だれっ!?」
なな「貴方が私をここへ連れてきたの!?」
天使「私はただの天使ですよ。流石に20歳の誕生日に亡くなるとか可哀想なので転生させてあげました」
なな「私はそんなの望んでない!」
なな「て言うか私やっぱ死んだんだ・・・」
天使「あなたのお姉さんが望んでいたのでてっきりあなたもかと...」
天使「すみません。こちらの手違いでした。異世界転生は望んでいる方だけにする物なのですが...」
なな「じゃあ私を天国へ連れって!」
天使「それは出来ないのです・・・」
なな「どうして?私は地獄に落ちるの?」
天使「私の力では無理なのですよ・・・」
天使「方法はあるにはあるのですが・・・」
なな「お願い!私に教えて!私異世界で暮らすとか嫌なの!」
天使「分かりました・・・では方法を言いますね」
天使「それはこの世界の魔王を倒す事です」
なな「魔王?魔王が関係あるわけ?」
天使「実際には関係無いのですが道具を取られてしまっているのです。しかも魔王を倒さないと道具を取り返せないのですよ・・・」
天使「天使は基本的には下界に干渉しては行けないので取り返せなかったのですよ・・・」
なな「・・・」
なな「わかった。魔王を倒せばいいのね」
天使「ありがとうございます。」
天使「では後程話しかけますので街へ降りていてください」
なな「わかった。ありがとう」
〇幻想空間
天使「・・・」
天使「頑張って下さい....」
異世界転生は大体の人は憧れますよね。
それだけ現実世界に魅力が無い…というわけでもないかもしれませんが、まぁそれに似た何かを現実には感じている人も多いのかもしれませんね。