〇荒廃した街
碧雷「あいつ、加減ってものを知らないのか」
紅煉「待たせたな」
碧雷「よ！久しぶりだな」
紅煉「二人は、無事か？」
碧雷「あぁ」
修羅法師「次から次へと、こざかしいのが増えやがって。まとめて始末してやる」
　　と、アクションシーンが入ります
　　修羅法師は、五鬼神に追い詰められる
修羅法師「ぐぅっ・・・」
紅煉「口ほどにもないな、」

〇崩壊した道
　　弥生と、彩音の前に葛原が現れた
鬼月弥生「あれ!?葛原君」
　　葛原は、まるで別人のように変貌していく
　　修羅法師の方へ飛んでいった。

〇荒廃した街
葛原「何をやってる修羅法師。お前がされた仕打ちを思い出せ」
　　葛原は、両手で印を組み、真言を唱え始めた。すると、みるみる修羅法師の体が大きくなった。
葛原「そうだ、修羅法師。復讐するのだ」
　　で、アクションシーンがある
　　五鬼神は、苦戦する
葛原「いいぞ！そのまま叩き潰してしまえ」
紅煉「くそっ」

〇崩壊した道
鬼月弥生「どうしよう、何かいい手はないかな」
婆や「何をやっとるんじゃ」
鬼月弥生「ばあや。このままでは、負けちゃう」
婆や「五鬼神の力は、召喚したものの能力に比例する。やはり、お前ではまだ早かったか」
婆や「あやつを止められる奴は、もうおらん。よほど、咲子と引き裂かれたことの憎しみが強いのだろう」
鬼月弥生「そうだ！『鏡なす吾が見し君を阿婆の野の　花橘の玉に拾いつ』」
婆や「ほう、万葉集か」
鬼月弥生「咲子さんよ。咲子さんを連れてくれば。説得してもらうのよ」
婆や「なるほど。じゃが、連れてくると言っても」
婆や「そうじゃ、骨壺があれば」
鬼月弥生「なんとかなるの？」
婆や「まだ、魂が宿っていれば」
鬼月弥生「他に方法はない。どこに骨壺があるの？」
婆や「確か、当時都があった場所の近くに妙善寺というお寺があったはず。そこなら・・・」
鬼月弥生「分かった。行ってくる」
雪野彩音「私も行く」
鬼月弥生「彩音は待ってて。大丈夫だから」
雪野彩音「うん」
　　弥生は、碧雷の所まで走った

〇荒廃した街
鬼月弥生「碧雷。私を都の近くのお寺まで連れてって。場所はわかる？」
碧雷「あぁ、覚えてるけど、今さらなんで」
鬼月弥生「いいから、早く」
碧雷「おぉ」
　　碧雷は、弥生を持上げ飛び立った