ミラクルマジカルガール

どんぐり

新しい力!ミラクルマジカルハートライト!(脚本)

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〇グラウンドの水飲み場
  前回のあらすじ。
  小学校最後の運動会を楽しむ桃子たち。
  しかし、ドクター・フィアーが襲いかかったのである!
ドクター・フィアー「ここを恐怖と絶望に染めてやりなさい!!」
スーパーディザスター「スーパーディザスター!」
チアフルスマイル「みんな、行くよ!!」
  全力で戦う桃子たち。しかし、歯が立たなかった。
「信じられないわ!」
チアフルエレガント「今までの攻撃が効かないなんて!!」
チアフルスマイル「このままじゃ負けちゃうわ!」
ドクター・フィアー「これが真のパワーなのですよ!!」
  スーパーディザスターを前に、ミラクルマジカルガールは、果たしてどう戦うのだろうか?

〇荒廃した街
  荒廃したチアフルキングダム。
クライ「ドクター・フィアーの奴、上手く行ってるようだな!」
ダークネス「そうらしいですわね」
ナイトメア「殉職した仲間の仇も取るはずだ」
ソロウ「これで世界征服も実現できますわね」

〇グラウンドの水飲み場
ドクター・フィアー「もうおしまいですか?」
スーパーディザスター「スーパーディザスター!!」
チアフルエレガント「なんとか突破口を見つけないと!」
チアフルポップ「こんなパワーがあったなんて!!」
チアフルシック「想像もしてなかったわ!!」
チアフルスマイル「どうしたらいいのかしら?」

〇キラキラ
  その時だった。
ハピネス「ミラクルマジカルガールの皆さん、私が力を貸しましょう」
チアフルスマイル「女神様!!」
ハピネス「確かあなたは、お守りを肌身離さず持ってますよね?」
チアフルスマイル「はい、町内会での子供キャンプでのお土産にもらって以来大切にしてますけど・・・」
ハピネス「そのお守りに私が力を授けます」
  桃子のお守りに、不思議な力が宿り始めた。
チアフルスマイル「すごいわ!」
ハピネス「このミラクルマジカルハートライトを皆さんに授けます。 このライトを併用すれば強力な力が宿りますよ」
チアフルスマイル「有難うございます」
「有難うございます!」
ハピネス「健闘を祈りますよ」
  ハピネスはその場を去った。
チアフルスマイル「逆転するわよ、みんな!」
「オッケー!」

〇グラウンドの水飲み場
ドクター・フィアー「どうしました?もう降参ですか?」
チアフルスマイル「こんなところで負けるわけにはいかないわ! みんな、ミラクルマジカルハートライトを用意して!」
「オッケー!」
チアフルスマイル「ミラクルマジカルハートライト、スイッチオン!」
「ミラクルマジカルハートライト、スイッチオン!」
  光のオーラがチアフルスマイルたちを包み込んだ!
チアフルスマイル「行くわよ!チアフルスマイルハート!」
チアフルシック「チアフルシックハート!」
チアフルポップ「チアフルポップハート!」
チアフルエレガント「チアフルエレガントハート!」
ドクター・フィアー「こんなバカなことがありうるのか!?」
スーパーディザスター「スーパーディザスター!!!」
チアフルスマイル「とどめを刺すわよ!」
「うん!」

〇カラフル
チアフルスマイル「行くわよ!チアフルスマイルハート!」
チアフルシック「チアフルシックハート!」
チアフルポップ「チアフルポップハート!」
チアフルエレガント「チアフルエレガントハート!」
  4人の描いた大きなハートがクローバーになっていく。
チアフルスマイル「ミラクルマジカルクローバーアターック!」
「ミラクルマジカルクローバーアターック!」
  ミラクルマジカルハートライトの効果も相まって強力なパワーが解き放たれた!
「ミンナハッピー・・・」
ドクター・フィアー「うわーっ!!!」
  ドクター・フィアーはミラクルマジカルクローバーアタックによって浄化され、ドクター・クワイエットとなった。
ハピネス「あなたはもう何も恐れることはないのですよ」
ドクター・クワイエット「ありがとう・・・」
「みんな明るく、」
チアフルスマイル「笑顔♪」

〇グラウンドの水飲み場
ドクター・クワイエット「はて、私は一体・・・?」
「あなたはあの時の!」
春野桃子「知ってるの!?」
ジョイフル「チアフルキングダムの医者でチアフル城の専属医師だったんだよ!」
グレートフル「僕らのこともよく知ってたドクター・クワイエットだよ!」
ドクター・クワイエット「思い出しました。殿下もすっかり大きくなられましたね!」
グレートフル「無事でよかったですよ!」
ドクター・クワイエット「私はクライ様に操られてたんだ・・・」

〇荒廃した街
  回想。
ディスピア「今日からお前は俺らの一員だぞ!」
ドクター・クワイエット「頼むから勘弁してくれ!」
ディスピア「これで決まったな!」

〇グラウンドの水飲み場
ドクター・クワイエット「なす術もなく仲間にされた私は完全に奴らのいいなりとなっていた・・・」
ジョイフル「大変な思いをしたんですね・・・」
グレートフル「もう心配ないです。僕らのところへ来ませんか?」
ドクター・クワイエット「ありがとう。そうするよ」
ジョイフル(ま、店の戦力増強になるしな)
春野桃子「一件落着ね」
和久井絵里「間もなく、午後の競技がスタートします」
春野正幹「桃子、午後もがんばってね」
春野雫「応援してるわ」
春野桃子「ありがとう」
  やがて午後の競技がスタートした。
  続いての競技は、全校生徒による学年対抗リレーとなります
夏木藍衣「負けないわよ!」
冬元あこ「お姉ちゃん、一緒に頑張ろうね!」
冬元茜音「もちろんよ」
秋月萌黄「私だって負けないわよ」
  やがてリレーは大いに盛り上がった。
冬元あこ「やったぁ!トップよ!」
冬元茜音「凄いじゃない!」
  やがて桃子たちの番になった。
春野桃子「樹くん!」
大久保樹「ああ!」
冬元茜音「お待たせ!」
加古浩「OK!」
  リレーは白熱し、今度は二人三脚となった。
春野桃子「一緒に走ることになったし、頑張ろうね」
大久保樹「そうだな!」
  桃子たちは僅差で負けたものの、大いに頑張った。
大久保樹「夏木は凄いな」
春野桃子「本当ね」
夏木藍衣「一位になったわね」
秋月萌黄「そうね。次は借り物競走よ」
  やがて借り物競走がスタートした。
春野桃子「大切な友達って書いてあるわ」
夏木藍衣「私はタオルね」
秋月萌黄「メガネを借りるの!?」
冬元茜音「私のは歯ブラシね」
春野桃子(大切な友達って、樹くんだ!!)
春野桃子「一緒に行こう!」
大久保樹「おい!どうしたんだよ桃子!」
  桃子はなんとかゴールした。
和久井絵里「春野さん、お題クリアですよ」
春野桃子「ずっと友達だよ」
大久保樹「有難う・・・」
三村泰「次は僕らだね」
大久保樹「いいのがあるといいな、江口」
江口充「そうだね」
  樹達も走り出す。
江口充「僕のは、腕時計だね」
大久保樹「俺のはハチマキだ」
三村泰「僕はハンカチだね」
  メンバーはなんとかゴールした。
  大玉転がしも行われ、やがて全ての競技が終了。
和久井絵里「皆さん、お疲れ様でした。これより閉会式に入ります」
  最初は整理運動を行い、表彰になった。
和久井絵里「今年の優勝は白組です!」
春野桃子「優勝したね、樹くん!」
大久保樹「ああ!」
冬元茜音「赤組、負けるなんて思わなかったわ」
和久井絵里「次は校長先生による閉会の挨拶です」
代々木宏「皆さん、お疲れ様でした。 明日、月曜日はお休みですのでゆっくり休んで明後日またお会いしましょう」
和久井絵里「それではこれにて運動会を終了いたします」
  整理運動を行い、無事に終わった。

〇魔界
クライ「まさかドクター・フィアーが離反とは!」
クルエル「我々も戦力アップをせねば!」
サッドネス「このままで済むと思ったら大間違いだ!」

〇リサイクルショップの中
  次の日。
ドクター・クワイエット「いらっしゃい」
冬元茜音「あなたは昨日の!」
ドクター・クワイエット「あの事件後私はここで働くことになった。桑田瑛人としてね」
「びっくり!」
ハートフル「店番とかもこれで安心ね」
ジョイン「運動会、お疲れ様」
ファイン「どうだった?」
春野桃子「すっごく盛り上がったわ!!」
夏木藍衣「50メートル競走や騎馬戦も盛り上がったわ!」
秋月萌黄「障害物競争では隣のクラスの久保田ちゃんに負けちゃったけど、大いに楽しんだの!」
冬元茜音「妹のクラスのダンスも素敵だったわ!」
デライト「それは良かったね」
夏木藍衣「来月には学芸会もあるから楽しみね!」
グレートフル「そういえば今月末にはハロウィンもあるから店の方でもイベントを企画してるよ」
ジョイフル「楽しみにしててくれよ」
春野桃子「児童館でもイベントをやるって言ってたから楽しみね」
  ハロウィンイベントに向けて期待に胸を膨らませる、桃子たちだった。

次のエピソード:トリックオアトリート!みんなで楽しいハロウィンパーティー!

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