〇明るいリビング
春風 春奈「んーっ！ やっぱりこっちの服装の方がいいね！」
小庵 由美「そうやな、こっちの方が暑くないし」
海口 紗江「そういえば、テケテケは？」
「・・・あっ」
海口 紗江「忘れてたのね・・・」
春風 春奈「そ、そういえばだ！ テケテケは!?」
　　近くにいるぞ（闇華）
　　はい!?（春奈）
　　あっ、そうだぁ！（春花）
　　嫌な予感しかしない・・・（春奈）
　　せっかく退治するんだし、巫女さんの服着てみて〜！（春花）
　　嫌だ!!（春奈）
　　・・・えいっ！（春花）
春風 春奈「・・・え？」
「・・・えっ!?」
春風 春奈「・・・はい!?」
　　てへっ☆（春花）
　　なにしてんのぉぉ!?（春奈）
　　なにって、巫女服だよ？（春花）
　　そうゆうことじゃない！（春奈）
海口 紗江「え？え？え？」
小庵 由美「Nande!?!?（なんで!?!?）」
海口 紗江「なぜ英語!?」
春風 春奈「え、えーと、落ちついて・・・？」
「落ち着けるかぁ!!」
春風 春奈「落ち着けぇ!!」
　　・・・数分後・・・

〇明るいリビング
「落ち着きました」
春風 春奈「よかったです」
海口 紗江「で？なぜいきなり巫女服に？」
春風 春奈「簡単に言うよ？」
小庵 由美「うん」
春風 春奈「春花がした」
「なるほど」
春風 春奈「で、テケテケ祓うから、巫女服だと」
海口 紗江「へぇ〜」
小庵 由美「え??テケテケ??いんの？」
春風 春奈「うーん・・・近くに気配はする」
海口 紗江「えええええ」
春風 春奈「とりま行ってくる」
小庵 由美「うちらは待機やな」
海口 紗江「軽・・・まぁわたしも待つけど・・・」
春風 春奈「行ってきまーす」
海口 紗江「あぁ・・・うん、いってらっしゃい」

〇街中の道路
春風 春奈「えーと・・・ここら辺のはず」
　　テケテケッ
春風 春奈「ん・・・？」
春風 春奈「あっ！いたー!!」
テケテケ「・・・」
春風 春奈「うっわ!?」
春風 春奈（とっさに避けたからよかったけど・・・ あれを直で喰らったら・・・！ 大怪我じゃすまないよ・・・！）
　　主！札！（闇華）
　　え？ふ、札？（春奈）
春風 春奈「なんかあった!?」
　　それ投げろ！（闇華）
　　は、はいっ!?
春風 春奈「えいっ！」
春風 春奈「手で弾かれた!?」
　　なにしてんだ!?（闇華）
　　だって弾かれるとは思わなかったもん!!
　　もん！じゃねぇ!!
　　もっかい投げろ!!
春風 春奈「ええい！もうやけじゃあ!!」
春風 春奈「やっと当たった・・・!!」
　　主、＿＿＿って言え！
　　は、はぁい・・・
春風 春奈「”この地に居座る者よ！今、闇に還れ！”」
テケテケ「・・・!!!!」
春風 春奈「終わった・・・よね？」
春風 春奈「はぁ・・・今人がいなくってよかった」
春風 春奈「・・・帰ろう」

〇玄関内

〇家の廊下

〇明るいリビング
春風 春奈「う・・・ただいま・・・」
海口 紗江「だ、大丈夫!?」
春風 春奈「うーん・・・クラクラする」
小庵 由美「大変やん！すぐ春奈の部屋行くで！」
春風 春奈「はーい・・・」

〇女の子の部屋
春風 春奈「いやぁ・・・すまぬ」
海口 紗江「ほら、はやく寝なさーい」
小庵 由美「あ、そういえば桜ちゃんは？」
春風 春奈「あ・・・確かにどこだろう」
海口 紗江「あれ知らないの？」
春風 春奈「うん。でかけて来るって言ってたけど」

〇住宅街
春風 桜「ここはどこですかぁぁぁ!?!?」
　　迷ってた
春風 桜「迷って３日目ぇぇ!!」
　　よく生きてたな
春風 桜「だれか助けてぇぇぇ!!」
春風 桜（はっ！財布とスマホは持ってた・・・はず！多分！）
春風 桜「そーだ電話電話！なんで思いつかなかったんだろう」
春風 桜「なんで・・・なんでないのぉぉぉぉ」

〇女の子の部屋
小庵 由美「あれ？これ誰のスマホや？」
春風 春奈「なんか、桜が迷ってる気する」
海口 紗江「え????」

〇明るいリビング
春風 春奈「ふぅ・・・昨日は忙しかったなぁ・・・」
春風 春奈「にしても、まだ桜は帰ってこないのかな？」
春風 春奈「へっ!?誰!?」
春風 桜「ただいま・・・」
春風 春奈「な・・・なにかが見える気がする・・・」
春風 桜「何言ってるのお姉ちゃん・・・??」
春風 桜「あ、私お風呂入ってくるね・・・はは」
春風 春奈「・・・戻ってきたら何があったか聞こう」
　　戻ってきてお姉ちゃんに何があったのか聞かれて、なんかいっぱい料理作ってくれたけど、なんでだろう？（桜）