エピソード1(脚本)
〇おしゃれなリビングダイニング
美咲の父はリラックスしてテレビを見ていた。
甘美な思い出がよみがえってきた。
美咲の父(美咲、テレビで”青春”を”あおはる”と言っているぞ!)
美咲の父(お父さんは、『青春とは、キャンプファイヤー、ビーチパラソル、チョコレートパフェ』と言っていたある作家の言葉だとおもう!)
美咲の父(美咲はどうなんだ?)
〇おしゃれなリビングダイニング
美咲(私は忙しいのよ!馬鹿言ってるんじゃないよ! タイポ考えてよ!)
〇おしゃれなリビングダイニング
風太が美咲を誘いに来た。
風太「お父さん、こんにちは!」
美咲の父(いらっしゃい!)
〇おしゃれなリビングダイニング
風太(天上天下唯我独尊、夜露死苦!)
美咲の父(・・・・)
美咲「いらっゃい!」
〇おしゃれなリビングダイニング
風太(映えスポット見つけたんだ、行こうよ!)
美咲「行く!」
〇電脳空間
美咲「素敵きなところね!」
風太「エッエッヘ! カウンターに座わろうか」
〇シックなバー
バーテンダー「いらっしゃいませ」
風太「何をたのもうか?」
美咲「わたしは、カンパリソーダー」
〇シックなバー
風太「それじゃ、俺は、ジン・トニックを」
バーテンダー「かしこまりました」
〇シックなバー
美咲「チョコレートパフェはないのかしら?」
バーテンダー「喫茶部にございます」
〇シックなバー
美咲「私の父って、青春のイメージをチョコレートパフェ、ビーチパラソル、キャンプファイヤーって言うのよ!」
風太「俺は、考えたことはないな!」
バーテンダー「・・・・・・」
〇緑(ライト)
美咲「父とは時代が違う。私たちは、「ネット」と「リアル」が地続きになっているところいる。アナログ時代とは違う」
美咲「バーチャルワールドね!」
〇シックなバー
(思いついた、俺は、カップ麺が青春だ!)
〇シックなバー
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天井天下唯我独尊、夜露死苦!というセリフだけで風太の青春が大体わかっちゃいました。美咲とはどこで知り合った?彼女もああ見えて若い頃はやんちゃしてたんだろうか?とか気になりました。何気に話を聞いているバーテンダーさんの青春も気になりますね。
青春とは何か、これを自問自答すること自体が有意義なのでしょうね。自身とその青春時代を客観視すれば、何かしらの素敵なエピソードが出てくるでしょうから
人それぞれ青春って何?って言われたら出てくるものは違うかもしれませんね。
甘酸っぱいエピソードが必ず青春ってわけでもないですしね!