“クラフトバトラー” 魔界化防止生活編

HlNAK0

エピソード3 青い精神の部屋(脚本)

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〇時計台の中
ヘル婆「それでは説明させて頂きます。 ここは『ベルベットルーム』 夢と現実、精神と物質の狭間にある場所」
ヒナコッコ「べ・・・ベルベル・・・・なんだって?」
ヘル婆「『ベルベットルーム』でございます」
ヒナコッコ「オーケー。 その・・・ベルベベルルームの人が おれに何の用だ?」
ヘル婆「端的に申しますと貴方には 一つの役割──もとい、役者として 動いて貰いたいわけです」
ヒナコッコ「あーっと・・・・・・つまり俺は 『何か』をしなければならないんだな? で?その『役割』って?」
ヘル婆「『個性豊かな人々をまとめ 欲望の渦巻いた世界を救う』 という役でございます」
ヒナコッコ「なんだそりゃ? ラノベの主人公じゃあるまいし。 それに俺は武器も持ってねぇ ただの一般人だぞ?」
ヘル婆「無ければ創り上げれば良いのです」
ヒナコッコ「は? 創り上げるって・・・・・・ お前はマリー・アントワネットか? それともここは工房なのか?」
ヘル婆「どちらも違います。 ここは旅人の精神を育む部屋でして もう少し明確にお話致しますと 時間がかかりますが宜しいですか?」
ヒナコッコ「よろしいわけねぇだろ!?」
ヘル婆「それでは説明に戻ります。 貴方は己の魂に似合う武具を 創り上げることができます その能力は『創造』と呼ばれており──」
ヒナコッコ「あ〜うるさいうるさい。 とりあえずどうやったら作れるんだ?」
ヘル婆「そうですね・・・・・・ とりあえず頭に浮かんだ武具の名を 呼んでみてはいかがでしょう?」
ヒナコッコ「は、はぁ・・・? まぁやるけどさ・・・ (頭沸いてんじゃねぇのか? ラノベの能力者じゃあるめぇし・・・)」
  そうやって疑問に(反抗的に?)
  思いながらも俺は手を前に出して
  思いついた名を口に出してみた
ヒナコッコ「こ、こい! 『鋼の剣』! (ド〇クエの武器だけど大丈夫かな・・)」
  すると、謎の光が現れ剣を形成した。
  その剣は俺の手に握られると
  一気に質量を感じられるようになった。
ヒナコッコ「え、えぇぇぇぇ!? ──っておっも・・・・・・」
  ドスン!!
  カーペットのお陰で
  あまり大きな音は出なかったが
  かなりビックリした。
ヒナコッコ「いや・・・・・・えぇ・・・・・・? いやあの・・・・・・えぇ? どうゆうことだ? 説明してくれ・・・」
ヘル婆「承知しました。 今のが『創造』。 貴方はそのように武具を召喚して 奴らと戦うのです」
ヒナコッコ「え、こんな重いので? あのゾンビみたいのと? ムリムリムリムリ!! まじで言ってるの?」
ヘル婆「えぇ、さもないと 人間界が滅ぶ危険性がありますから」
ヒナコッコ「は!? それは一体どうゆうことなんだ?」
ヘル婆「良いですか? 今この現象は『魔界化』といい、 何者かの手によって人間界が 侵食されつつあるのです」
ヒナコッコ「それでタイムリミットは?」
ヘル婆「そうですね・・・・・・ 完全な同化まではあと1年程度かと」
ヒナコッコ「それやべぇじゃねぇか!? どうすれば直せるんだよ!?」
ヘル婆「『罪の欠片』を集めて下されば この現象を直す事ができます」
ヒナコッコ「なるほどな・・・ つまりソレを一年以内に集めろ。 ということだな?」
ヘル婆「えぇ、そうゆうことになります。 理解が早くて非常に助かります」
ヒナコッコ「おう、それなら任せろ!」
  そして俺は青い扉を開けて部屋を出た。
  完全な同化まであと12ヶ月・・・・・
ヘル婆「・・・見せてもらいますよ。 貴方の旅を・・・・・・」

次のエピソード:エピソード4 初戦闘

コメント

  • わたしが出るの何話か忘れた^_^てか思ったけどおばあさんみたいな人ラスボス感半端ないな

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