一般人、異世界にて血まみれ手品師になる

みそきゅうり

🗡~2~🏴 (脚本)

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みそきゅうり

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〇草原
  ルナと一緒に芝生を歩きながら持ち物を確認すると食料と水、2種類のナイフと結構なお金とペンダント。
  ナイフはバタフライナイフ、投げナイフと束にして書いてあるためわかりやすかった。
  ペンダントは小さい頃に死んだ兄妹とおそろいだ。兄妹は僕含め5人いて僕以外は全員火事で死んでしまった。
ルナ「ロン!近い街に着いたよ!」
  そんなことを考えていると町に着いたようで壁の向こうでは賑わう声が聞こえる。
ルナ「行こう!」
  そう笑いながら入っていくルナを追った。

〇中世の街並み
  エストア町
ロン「綺麗な町だね」
ルナ「ここはエストアって言うんだって、3ギルドが揃っていてお店も豊富なんだって」
ロン「3ギルド?」
ルナ「何も知らないで旅に出たの?」
ルナ「3ギルドっていうのは沢山あるギルドの中で有名なギルド、冒険者ギルド、警察ギルド、盗賊ギルドだよ」
ルナ「でも盗賊ギルドはあんまり近づかない方がいいかも」
ロン「わかった。ありがとう」
ルナ「もう暗くなるし、宿屋を探した方が良さそう。どこかに空いているところないかな、、?」
???「ならうちに来たらどうだい?」
ロン「誰!?」
mizia「ふふっ、僕はmizia(ミジア)あそこの宿の店主をしているのさ」
  miziaが指さしたのは大きくも小さくもない建物。
ルナ「い、いいんですか?泊めてもらっても」
mizia「あぁ、2人で、そうだねぇ、、100Gにしようか」
ルナ「1人50G!?安くないですか!?」
mizia「大丈夫さ。ほら、行こう」
  miziaは驚く僕たちを他所に宿屋へ向かう。僕達は慌ててそのあとを追った。

〇ホテルのエントランス
  中に入ると外観とは見違えるように大きなロビーが広がっていた。
ルナ「綺麗なロビー!」
ロン「あの外観じゃ想像もつかなかった」
mizia「さ、2人で食事付き100Gだよ」
ロン「あ、はい!」
  miziaの手にポシェットにある100Gを載せる。
mizia「はいちょうど、部屋は、、301を使って」
  そう言って301の鍵を渡される。お礼を言って階段を上がって部屋に着くと鍵を開けて中に入った。

〇可愛らしいホテルの一室
ルナ「すっごく可愛い部屋だね」
ロン「でっか!これで100Gでいいの!?」
ルナ「miziaさんがいいのならいいんじゃない?」
ロン「それもそっか」
ロン「とりあえず、ご飯の時間までシャワー浴びたりしようか」
ルナ「なら、私先に入っていい?」
ロン「いいよ!行ってらっしゃい」
  ルナを見送ってしばらくした後部屋の扉からノックが聞こえた。
  返事をすると、お盆を持った金髪の人とツインテールの人が入ってきた。
Stellar「ご飯、持ってき、ました」
ロン「ありがとうございます」
Stellar「敬語じゃなくていい、、です」
Spica「私も大丈夫ですよぉ!」
ロン「じゃあそちらこそ」
Stellar「ありがとう。温かいうちに食べて」
ロン「ありがとう」
ロン「あ!2人とも名前は?」
Stellar「私はステラ」
Spica「私はスピカだよぉ!」
ロン「僕はロン。よろしく」
Spica「じゃあ失礼するねぇ!」
  Spicaがそういうと2人は部屋から出ていった。
ルナ「ただいま」
ロン「おかえり。じゃあ僕風呂行ってくるね」
ルナ「行ってらっしゃい」

〇清潔な浴室

〇可愛らしいホテルの一室
ルナ「あ!おかえり!」
ロン「ただいま」
  そのあと2人でご飯を食べて明日のために寝ることにした。

〇可愛らしいホテルの一室

次のエピソード:🗡~3~🏴

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