ミラクルマジカルガール

どんぐり

ドキドキ!歩夢ちゃんちでのお茶会!(脚本)

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ミラクルマジカルガール
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〇魔王城の部屋
ディスピア「無念、敗北しました・・・」
クライ「けしからん!」
ティアー「私がいきます」
クライ「頼むぞ」
クルエル「それよりわらわの出番は?」
クライ「近々な」

〇リサイクルショップの中
ファイン「そういえば、学校での調子はどう?」
ジョイン「二学期はいろんな行事があるんでしょう?」
春野桃子「今度学校で運動会があるの」
夏木藍衣「今月最後の土曜日よ」
秋月萌黄「しかも今月はお姉様の学校で体育祭と文化祭があるし、お兄様も今月合唱祭があるわ お姉さまは今月から後期が始まったわ」
冬元茜音「来月には学芸会もあるわ」
グレートフル「いろんな行事が目白押しだね」
ジョイフル「勉強も頑張ってるかい?」
夏木藍衣「もちろんよ」
デライト「そうこないとね」
ハートフル「私たちもいろんなところに出かけたりしたわね」
ジョイフル「ああ、そういえばそうだったな」

〇牧場
  回想。
グラッド王「今日は牧場にお出かけになるが、きちんとマナーを守って行動するんだよ」
ブライト妃「きちんと、王子と王女の自覚を持ってくださいね」
ジョイフル「わかってるって」
グレートフル「ちゃんとルールは守るよ」
ハートフル「まずは何するの?」
チアフルキングダムの騎士「まずは、牧場主にあいさつしないといけませんな」
ジョイフル「牧場主?」
護衛「牧場の管理人さんですよ」
ハートフル「わかりました」

〇厩舎
  動きやすく、かつ汚れてもいい服に着替えたジョイフルたちは、牧場を見学した。
牧場主「ここが厩舎になります」
ジョイフル「俺らのお城にもあるもんな」
ハートフル「私も馬に乗ってみたくなったわ」
グレートフル「もう、ハートフルったら」
牧場主の妻「できれば、乗馬できますよ」
「やったぁ!」

〇牧場
グレートフル「実際乗ってみると、楽しいもんだね」
ジョイフル「俺ら、城でのレースもやったことあったもんなぁ」
ハートフル「覚えてるわ。あ、あそこにニワトリさんもいるわ!」
ジョイフル「本当だ!」
牧場主の妻「生みたての卵、お土産にいかがですか?」
「いいですなぁ」
護衛「では、お言葉に甘えて」
  ちなみに、もらった卵は、宮廷内での料理に使われた。

〇リサイクルショップの中
ジョイフル「今でも覚えてるぜ、牧場での体験」
グレートフル「新鮮なミルクもチーズもおいしかったもんなぁ」
ハートフル「乗馬は私だって何度もやったわ。プリンセスたるもの、乗馬は基本ですもの」
夏木藍衣「そういえば私も、兄さんと一緒に警視庁の馬の世話の体験をしたことあるわ。 夏休みの宿題にもなったわ!」
春野桃子「私も飼育係で動物の世話したことあったわ! 今はジョイという小鳥を飼ってるしね」
秋月萌黄「鳥のお世話、慣れてきた?」
春野桃子「もちろんよ!」
冬元茜音「あこと一緒にやるウサギの世話も楽しいわ!」

〇教室
  次の日。
飯塚歩夢「次のお休みの日に私の家でお茶会やるんだけど、うちに来ない? ちょうど私の誕生日なのよ」
春野桃子「そういえば、歩夢ちゃんの家って大きな家だったわよね」
冬元茜音「私、こういう家に行くの初めてなのよ」
夏木藍衣「楽しみね」
秋月萌黄「楽しみね。お姉様が言ってたわ、「飯塚家のお茶会は有名なのよ」って」
飯塚歩夢「そうよ。各界の著名人とかがいっぱい来るわ」
大久保樹「すごいなぁ!」
春野桃子「わくわくするわ!」
飯塚歩夢「じゃあ、私の家に、朝10時に来て!地図も渡すから!」
大久保樹「わかった。ちゃんと記録しておくよ!」
春野桃子「そうね!迷わないように、私も地図を書くわね!」
大久保樹「先生が来るな!」
飯塚歩夢「座りましょう!」
春野桃子「そうね!」
榎木麻衣「はい、皆さん、おはようございます!」
  おはようございます!
  いつものように一日が始まった。

〇シックなリビング
  その夜。
春野桃子「お友達のお茶会に招かれたの」
春野正幹「おお、すごいじゃないか!場所は飯塚家。お金持ちの家じゃないか!」
春野雫「粗相のないようにしてね」
メリー「私も付き添うわ」
春野桃子「ママ、パパ、小鳥のお世話、お願いね」
春野雫「任せておいてね」

〇おしゃれなリビングダイニング
夏木翼「友達の家でのお茶会か」
夏木藍衣「しかも大金持ちの歩夢ちゃんの家でやるの」
夏木智也「飯塚家のお茶会は有名らしい」
夏木さくら「粗相のないようにしてね」
夏木佳子「何か持って行ったほうがいいわね」
夏木昭雄「ブローチとかはどうだろう」
夏木藍衣「良いアイデアね」

〇おしゃれな居間
秋月雄二「友達の家でのお茶会か」
秋月響「私も里佳子の家でのお茶会は行ったことあるわ」
秋月萌黄「しかもお金持ちの飯塚歩夢ちゃんの家でのお茶会なの」
秋月俊「粗相のないようにしてほしいね」
秋月輝子「ちゃんと礼儀正しくね」

〇綺麗なダイニング
冬元莉子「友達の家でのお茶会?」
冬元茜音「そうよ。飯塚さんの家で開かれるの」
冬元紀彦「飯塚家は確か大金持ちだから、ちゃんとした行動をしなきゃいけないね」
冬元あこ「私も行っても良い?」
冬元茜音「勿論よ、あこ。可愛い妹を誘わない姉がいる?」
冬元莉子「あこ、ちゃんと言うこと聞くのよ」
冬元あこ「分かったわ」

〇綺麗なリビング
大久保樹「飯塚家のお茶会に俺招かれたよ」
大久保美来「ちゃんと行動してね」
大久保昭雄「忘れ物がないようにしてくれよ」

〇屋敷の門
  当日。
春野桃子「今日は付き添い、ありがとう」
メリー「いいえ、可愛い桃子ちゃんのためですもの」
秋月萌黄「初めてのお茶会、ドキドキするけど楽しみね」
冬元あこ「お姉ちゃん、ちゃんとプレゼント持ってきた?」
冬元茜音「勿論よ」
春野桃子「呼び鈴、押すわね」
飯塚歩夢「いらっしゃい。よく来てくれたわね」
「お邪魔します」
  静々と家の中に入っていく一同。

〇風流な庭園
飯塚歩夢「私の弟と妹よ」
「初めまして」
春野桃子「初めまして」
飯塚舞「飯塚舞です」
飯塚俊哉「飯塚俊哉です」
飯塚歩夢「同じ幼稚園に通ってるの。双子の姉の舞と双子の弟の俊哉は同じ組よね」
飯塚舞「さくら組です」
飯塚俊哉「僕もさくら組です」
冬元あこ「凄いわね」
冬元茜音「本当ね」
秋月萌黄「お父さんやお母さんは海外で働いてるけど、寂しくないの?」
飯塚歩夢「ちゃんと連絡してるわ」
夏木藍衣「他にもいっぱいきてるわね」
歩夢の警備係「お嬢様方、そろそろ歩夢お嬢様の誕生日会が始まりますよ」
飯塚歩夢「有難う」
飯塚家の使用人「ぜひこちらへ」
  やがて歩夢の誕生日会がスタートした。
飯塚歩夢「今日は本当に有難うございます」
大久保樹「桃子、実は俺も選んでたよ」
春野桃子「私はペンダントにしたわ」
大久保樹「俺はベレー帽だよ」
夏木藍衣「ブローチにしたわ」
秋月萌黄「私はネックレスよ」
冬元茜音「私は、あこと一緒に選んだのよ」
冬元あこ「ヘアアクセでしょ?」
飯塚歩夢「本当に有難う。嬉しいわ」
飯塚家の執事「ご両親からも届いてますよ」
飯塚家のメイド「こちらになります」
飯塚歩夢「有難う」
久保田彩「桃子ちゃんたちもきてたんだね」
春野桃子「彩ちゃん!」
  御馳走にも舌鼓を打つ一同。
  しかしその時だった。
春野桃子「誰なの!?」
ティアー「我が名はティアー。クライ様の僕」
春野桃子「あなたには関係ないわよ!」
ティアー「黙りなさい。いでよ、ディザスター!!」
ディザスター「ディザスター!!」
ティアー「今回のターゲットはあいつですぞ!!」
飯塚歩夢「イヤーッ!!」
ティアー「思いっきり暴れなさい」
  パニックに陥る面々!!
メリー「何とかしないと!!」
春野桃子「友達の誕生会をめちゃめちゃにするなんて目に余るわ!! 変身よ!!」
「オッケー!!」

〇カラフル
春野桃子「ミラクルマジカルチェーンジ!!」
「ミラクルマジカルチェーンジ!!」
チアフルスマイル「チアフルスマイル、可愛く登場!!」
チアフルシック「チアフルシック、可憐に登場!!」
チアフルポップ「チアフルポップ、元気に登場!!」
チアフルエレガント「チアフルエレガント、美しく登場!!」
「私達、ミラクルマジカルガール!」
チアフルスマイル「みんなの笑顔と幸せ、守ってみせる!」

〇風流な庭園
ティアー「お出ましですか。今日こそ倒して見せます!! 行きなさい!」
ディザスター「ディザスター!!」
チアフルスマイル「いくよ、みんな!!」
「オッケー!」
チアフルスマイル「それっ!」
チアフルシック「受けてみなさい!」
チアフルポップ「それっ!」
チアフルエレガント「それっ!」
ティアー「馬鹿な!」
ディザスター「ディザスター!!」
  一気に畳み掛けるチアフルスマイルたち。
チアフルスマイル「みんな、今よ!!」
「オッケー!」

〇カラフル
チアフルスマイル「チアフルスマイルハート!」
チアフルシック「チアフルシックハート!」
チアフルポップ「チアフルポップハート!」
チアフルエレガント「チアフルエレガントハート!」
チアフルスマイル「ミラクルマジカルブレスレットよ、私達に力を!!」
「ミラクルマジカルブレスレットよ、私達に力を!」
  4人が描いたハートが、大きな四つ葉のクローバーに合体した。
チアフルスマイル「行くわよー! ミラクルマジカルクローバーアターック!!」
「ミラクルマジカルクローバーアターック!!︎」
「ミンナハッピー・・・」
「みんな明るく、」
チアフルスマイル「笑顔♪」

〇風流な庭園
ティアー「次はそうは行きませんぞ」
大久保樹「飯塚、聞こえるか?」
春野桃子「大丈夫?」
飯塚歩夢「何があったのかしら?」
大久保樹「気付いたようだな」
春野桃子「無事でよかったわ」
  その後、誕生会は無事に進んだ。
冬元茜音「うわ、栗本くんがいたわ!!」
春野桃子「桃内さんも来てるわ!!」
  桃子は、大好きな桃内薫と写真が撮れて非常に喜んだ。

〇屋敷の門
飯塚歩夢「今日は来てくれて有難う。 良い誕生日会になったわ」
春野桃子「こちらこそ楽しかったわ」
夏木藍衣「初めての場所での体験、ドキドキしたけど楽しかったわ」
秋月萌黄「また機会があたら誘ってね」
飯塚歩夢「勿論よ」
冬元茜音「また遊びに行くわね」
冬元あこ「お父さんやお母さんによろしくね」
飯塚歩夢「また学校で会いましょう」
  メンバーは家路についた。

〇シックなリビング
メリー「ただいま帰りましたわ」
春野桃子「ただいまー!!」
春野雫「お帰りなさい。お茶会、楽しかった?」
春野桃子「歩夢ちゃん、プレゼントに喜んでたし、いろんな人が来てたわ」
春野正幹「それは良かったね」
春野桃子「私の好きな桃内薫さんもいたわ。栗本さんもいたわ」
春野雫「写真撮影もできてサインももらえて、良い思い出になったわね」
春野桃子「写真とサイン色紙、宝物にするわ」
  桃子にとっても最高の一日になった。

次のエピソード:まさかの襲撃!スーパーディザスター!

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