花園さん(脚本)
〇教室
それから花園さんはクラス人気者となった
クラスメイトA「花園さーん!ここの問題教えて!」
花園 姫華「うん!いいよ!」
「花園さん一緒に帰ろう」
花園 姫華「うん」
担任「花園くん、この仕事頼めるかい?」
花園 姫華「大丈夫です」
クラスメイトA「花園さん」
クラスメイトC「花園さん」
クラスメイトD「花園さん」
クラスメイトB「花園さん」
皆花園さんを好きになり
夢中になり
──花園さんを信じるようになった
それはまるで──
一種の宗教のようだった