第二のスパイ!?ドロチューの仲間(脚本)
〇刑務所の牢屋
ドロチュー「チュー・・・暗いチュー・・・ まさかよりによって猫丸に 捕まるとは・・・」
ドロチュー「こんな寂れた所にいつまでも いたくないチュー! 待ってろ、猫丸~!」
ドロチュー「そうだチュ!仲間を呼ぶチュ!」
ドロチュー「よ~し、早速このトランシーバーで・・・」
〇巨大な城門
ウルフェル「静かだな・・・こんな平和な時間が 続けば良いのだが・・・」
ダリウス「・・・おい」
ウルフェル「お主・・・何者だ?この城の者では なさそうだが・・・」
ダリウス「退け」
ウルフェル「!?」
ウルフェル「がはっ・・・!」
ダリウス「ふん・・・」
なんだか嫌な予感・・・?
〇華やかな裏庭
猫丸「ふぁ~、お日様ぽかぽか 気持ちいいにゃ~・・・」
ダリウス「お前・・・」
猫丸「あれ、ウルフェル?じゃないにゃん・・・ 君は誰にゃ?」
ダリウス「道を開けろ」
猫丸「危ないにゃ!?」
ダリウス「避けたか・・・」
猫丸「誰かは知らないけど・・・敵対するなら 容赦はしないにゃっ!」
ダリウス「お前はどうでも良い」
猫丸「ま、待つにゃ!」
〇刑務所の牢屋
ダリウス「ドロチューよ、助けに来たぞ」
ドロチュー「チュチュチュ・・・ご苦労だチュ」
猫丸「にゃ!?どうやって牢屋の中に・・・」
ダリウス「鍵を壊したのさ」
ドロチュー「ダリウス!次の任務だチュ!」
ドロチュー「キングベアーと、そこの猫丸っていう奴を 殺すんだチュ!」
ダリウス「了解」
猫丸「そうはさせないにゃ!」
〇刑務所の牢屋
猫丸「くっ、手強いにゃ・・・!」
ダリウス「とどめだ」
猫丸「うっ・・・」
ドロチュー「チュッチュッチュー!よくやったチュー!」
ドロチュー「さぁ、次はキングベアーだチュ!」
ダリウス「了解」
〇刑務所の牢屋
ドロチューとダリウスが出ていってから
3分後・・・
猫丸「うぅ・・・まだ身体が痛いにゃ・・・」
猫丸「はっ、ドロチューとあの黒い狼が いないにゃ!」
猫丸「キングベアー様が心配にゃ・・・ 早く行かないと!」