ミラクルマジカルガール

どんぐり

みんなでワイワイ!楽しい展覧会!(脚本)

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ミラクルマジカルガール
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〇魔王城の部屋
クルエル「リベンジはまたしてもしくじった!悔しい!」
クライ「悔しいのはそっちだ!」
フューリアス「次は私が行きます!リベンジです!」
クライ「頑張れよ」
マリシャス「私もまた行くかね」
クライ「ま、遠くないうちに行かせるからな」

〇リサイクルショップの中
春野桃子「いよいよ今週末は展覧会!」
夏木藍衣「楽しみね!」
秋月萌黄「そういえば、お姉さまはこの前期末試験だったけど、何とか赤点は取らなかったわ」
冬元茜音「赤点って?」
秋月萌黄「テストでひどい点を取ることだって。もしまたテストしてひどい点数なら落第、つまり進級できないって言ってたわ」
冬元茜音「つまり、勉強をおろそかにしたらいけないってことよね」
春野桃子「勉強にも磨きを掛けなくっちゃ!」
ジョイフル「そうだな。ところで、展覧会は俺らも行く予定だよ」
グレートフル「そういえば、他に何かあった?」
ハートフル「お家ではどんなことがあったの?」
春野桃子「この前、久しぶりにおじいちゃんの家に行ったのよ!」

〇昔ながらの一軒家
  回想。
春野桃子「こんにちは!」
桃子の祖父「桃子ちゃん久しぶりだね」
桃子の祖母「元気にしてた?」
春野桃子「もちろんよ」
桃子の祖父「そろそろ潤たちも来るよ」
春野桃子「私のいとこね!」
「こんにちは!」
春野桃子「こんにちは!」
森潤「桃子ちゃん、すっかり大きくなったなぁ 僕は今年高校生になったよ」
森美咲「私は高校を今年卒業して漫画家になるために専門学校に行き始めたのよ」
春野桃子「すごいわ。私は将来絵本作家になりたいのよ」
森潤「頑張ってね。期待してるよ」
桃子の祖父「孫たちも立派になったなぁ」
桃子の祖母「そうね」

〇リサイクルショップの中
春野桃子「という訳」
夏木藍衣「私は、おじいちゃんとおばあちゃんの金婚式をお祝いしたわ」
秋月萌黄「知ってるわ。結婚50周年ってことでしょう?」
夏木藍衣「正解よ、萌黄ちゃん」
秋月萌黄「私は、親戚みんなで集まり、遊園地に行ったわ」
冬元茜音「その話聞きたいわ」

〇遊園地の全景
  遊園地と駅をつなぐロープウェイにて。
秋月萌黄「この遊園地、すごく楽しみにしてたの」
秋月雄二「俺の中間テスト前に集まれてよかったし、落第しなくてよかったな、姉さん」
秋月響「どうなるかとおもったわ」
秋月輝子「ま、結果オーライね」
秋月俊「萌黄も中学生になったら日々の勉強に磨きをかけてね」
秋月萌黄「わかったわ」

〇遊園地のプール
入野麻弥「すごいじゃない、萌黄ちゃん!」
秋月萌黄「麻弥お姉さん、私学校のクロールで一位を取ったんだよ!」
入野麻弥「すごいわね!」
入野俊昭「僕は今年小学校に入ったんだ。プールも楽しいよ!」
秋月萌黄「泳ぎ方、教えてあげるわね」

〇観覧車の乗り場
入野文雄「先にこっちから乗るから」
入野亮子「お兄さんたちは後でね」
秋月俊「わかった。そうする」
入野麻弥「また後でね、おじさん」
入野俊昭「行ってくるね」
「順番通りにね」

〇リサイクルショップの中
秋月萌黄「というわけ」
冬元茜音「私は、親戚に手紙書いたわ。おじいちゃんとおばあちゃんに手紙書いたの。久しぶりだったわ」
夏木藍衣「私たちも家族を大切にしなきゃね」
春野桃子「そうだね!」
デライト「展覧会の日、僕らも行けるようになんとか頑張るよ」
ファイン「秋ともなれば、私たちも結構いろんなことしてたわね」
ジョイン「そうね」

〇大広間
  チアフルキングダムにて。
隣国の王「この度は光栄でございます」
グラッド王「いえいえこちらこそ」
ブライト妃「ほら、ご挨拶」
ジョイフル「初めまして、僕はチアフルキングダムの王子、ジョイフルです」
グレートフル「僕はジョイフル王子の弟のグレートフルです」
ハートフル「私は、チアフルキングダムの王女で、末っ子のハートフルです。母上みたいな女王を目指してます」
隣国の王「なかなかちゃんとしてるじゃないですか」
隣国の王女「素晴らしいですわね、お父様」

〇リサイクルショップの中
ジョイフル「恥ずかしいじゃないか、二人とも」
ファイン「だけど、すっかり様になってたわね」
ジョイン「そうね」
ジョイフル「ま、色々と公務はこなしていったさ」
グレートフル「父上や母上の補佐もしたしね」
ハートフル「今でも覚えてるわ」
デライト「そうでしたか」
ジョイフル「ま、秋になったらみんなでキャンプに行こうな。親睦を更に深めよう」
グレートフル「そういえば兄さん、車の免許取りに行ってたもんね」
ジョイフル「おい、余計なこと言うなよ。仕事の都合で免許取ったんだぜ、しょうがないだろ」
ハートフル「いつの間に免許取ってたの?」
ジョイフル「まあ、レンタカー使う都合もあるしね」
グレートフル「僕も免許取るよ。仕事でも使うしね、車」
ジョイフル「もっとも俺は要らなくなったリヤカーを廃材置き場で拾って修理して使ってるけどな」

〇ビルの裏
  春。城之内ショップ開店から間もない時だった。
  ここは店の裏。
ジョイフル「店はオープンしたし、運搬用の車もいるな」
グレートフル「そうだね。リヤカーとかあればいいんだけどね」
ジョイフル「近くなら自転車やリヤカーがいるな」
グレートフル「車に関してはレンタカーを借りよう」
ジョイフル「この近くにレンタカーはあるな。直前にも対応してるし」

〇リサイクルショップの中
ジョイフル「教習所でしっかり勉強してきたし、大丈夫だとは思う」
ハートフル「お兄様達らしいわね」
グレートフル「まあね」
春野桃子「私たちも、交通ルールはしっかり覚えないとね」
夏木藍衣「そうよ。ルールは守るためにあるの」
秋月萌黄「そうよね」
冬元茜音「私たちも、社会のルールは守りましょう」

〇学校の校舎
  やがて、展覧会が開かれた。
春野桃子「ママ、早く!!」
春野雫「わかったわ」
大久保美来「樹の作品、楽しみね」
大久保樹「力作だと思うぜ」
夏木藍衣「今日は来てくれてありがとう!!」
夏木智也「お前さんの作品、楽しみだね」
夏木さくら「そうね」
秋月響「今日は雄二が体育祭でお父様もお母様も来れないから、私が付き添いね」
秋月萌黄「ありがとう、お姉様」
冬元莉子「あなた達の作品、楽しみね」
冬元紀彦「体育館だよね、作品展示は」
冬元あこ「正解!!」

〇体育館の中
  展覧会は大賑わいだった。
春野雫「すごい作品ね」
春野桃子「これは私の手作りだよ」
平井博也「僕のはこれだよ。ボールが動くんだ。ボールコースターさ」
平井茂「すごいな」
平井芙美子「本当ね」
三村まこと「私のはこれ。自画像よ」
三村泰「すごいな」
橋本浩「これがお前さんの作った歌か。 どれどれ・・・」
橋本聖子「すごいじゃない」
三村泰「まあね」
三村まこと「いいシンガーソングライターになれるね」
大久保樹「俺の作ったCGだよ」
大久保美来「すごいわ」
夏木藍衣「すごい滑らかね」
大久保樹「色々研究したのさ」
夏木藍衣「私のも凄いわよ」
秋月萌黄「こっちのだって凄いわよ」
冬元あこ「お姉ちゃんの作品もすごいわね」
冬元茜音「写生大会の絵も一緒に見ようね」
山下俊樹「楽しみだね」

〇美術室
  美術室にて。
冬元紀彦「立派に描けたね、2人とも」
「有難う」
秋月萌黄「これが私の自信作よ」
秋月響「なかなかの出来栄えね」
夏木藍衣「これが私の作品」
夏木さくら「すごく立派よ」
夏木智也「なかなか良いね」
橋本浩「2人とも立派だな」
「有難う」
春野桃子「私の絵も素敵でしょ?」
大久保樹「俺らの街の新たなる発見だな」
平井博也「そうだね」
  その時だった!!
フューリアス「こんな展覧会なんぞくだらないのだ!」
春野桃子「あなたには関係ないわよ!」
「邪魔しないで!」
フューリアス「黙れ!お前らを今日こそ倒すからな!出てこい、ディザスター!」
ディザスター「ディザスター!」
フューリアス「今回はあいつがターゲットだ!」
  ディザスターは、ゴキブリに取り憑いたのだ。
フューリアス「思いっきり暴れるが良い!」
ディザスター「ディザスター!」
「桃子ちゃん達、大丈夫!?」
春野桃子「ジョイフルさん達は?」
ファイン「急な仕事で行けなくなったの」
ジョイン「それより、早く変身して!」
春野桃子「わかったわ!みんな、行くよ!」
「うん!」

〇カラフル
春野桃子「ミラクルマジカルチェーンジ!!」
「ミラクルマジカルチェーンジ!!」
チアフルスマイル「チアフルスマイル、可愛く登場!!」
チアフルシック「チアフルシック、可憐に登場!!」
チアフルポップ「チアフルポップ、元気に登場!!」
チアフルエレガント「チアフルエレガント、美しく登場!!」
「私達、ミラクルマジカルガール!!」
チアフルスマイル「みんなの笑顔と幸せ、守ってみせる!!」

〇美術室
フューリアス「今日こそお前たちの最期だ。行け!!」
ディザスター「ディザスター!!」
チアフルスマイル「行くよ、みんな!!」
「オッケー!!」
ディザスター「ディザスター!!」
チアフルエレガント「うわぁ!!」
チアフルスマイル「チアフルスマイルハート!!」
チアフルエレガント「有難う!!」
チアフルスマイル「タァーッ!!」
チアフルシック「チアフルシックハート!!」
チアフルポップ「チアフルポップハート!!」
チアフルエレガント「チアフルエレガントハート!!」
フューリアス「嘘だろう!? こんなパワーがあったなんて・・・!!」
「ミラクルマジカルウォッチのおかげね。 みんな、一気に決めちゃってね!!」
チアフルスマイル「みんな、行くわよ!!」
「オッケー!」

〇カラフル
チアフルスマイル「チアフルスマイルハート!!」
チアフルシック「チアフルシックハート!!」
チアフルポップ「チアフルポップハート!!」
チアフルエレガント「チアフルエレガントハート!!」
チアフルスマイル「ミラクルマジカルブレスレットよ、私たちに力を!!」
「ミラクルマジカルウォッチよ、私達に力を!!」
  4人の描いたハートが、大きくなり、クローバーとなった。
チアフルスマイル「ミラクルマジカルクローバーアターック!!」
「ミラクルマジカルクローバーアターック!!」
「ミンナハッピー・・・」
フューリアス「うわーっ!!」
  4人は、フューリアスを倒した。
「みんな明るく、」
チアフルスマイル「笑顔♪」

〇美術室
秋月響「驚いたわ。今のは何だったのかしら?」
春野桃子「やったわね!!」
「うん!」
冬元茜音「展示品もみんな無事ね!!」
ジョイン「みんなそろそろ来るわね」
ファイン「そうね。戻りましょう。時間シフトですもの」

〇魔王城の部屋
クライ「フューリアスまで殉職したか!!」
ドクター・フィアー「もうこうなれば強力なディザスターを生み出すアイテムを作らねばなりませんな!!」
マリシャス「リベンジしに行くとしよう」
クルエル「わらわにも出番を」
サッドネス「じゃあ僕は?」
クライ「大丈夫。行かせる」
サッドネス「これでまた動けるな」

〇シックなリビング
  帰宅後。
春野正幹「お帰り。どうだった?」
春野桃子「私の作品、ママが褒めてくれたのよ!!」
春野雫「すごくよかったわ」

〇教室
  数日後。
榎木麻衣「今日は、教育実習生の野川さんの最後の日です」
  野川先生、有難うございました!!
教育実習生「こちらこそ楽しかったです。立派な先生になれるよう、頑張りますね」
榎木麻衣「みなさんも、この調子で頑張りましょうね」

〇リサイクルショップの中
  放課後。
デライト「展覧会、お疲れ様」
ハートフル「みんなの作品、すごかったわ。私たちもちゃんといったわ」
グレートフル「時間調整、なんとか工夫できてよかったよ」
ジョイフル「すごかったぞ、みんなの作品」
城之内花江「写生大会の作品も素敵だったわよ」
城之内珠璃「なかなかの出来栄えだったわ」
ジョイフル「だけど、まさかフューリアスが襲うとはなぁ」
秋月萌黄「本当、怒っちゃったわ」
夏木藍衣「だけど、何とか倒せたのは事実よ」
冬元茜音「確かに」
春野桃子「フューリアスを倒したけど、まだまだ予断を許せないわね」
グレートフル「そうだなぁ」
ジョイフル「もっともっと頑張らないとな」
春野桃子「そうね。この前教育実習生とさよならしたときも、もっと頑張るって心に決めたしね」
ジョイフル「そうか。それじゃ、もっと頑張らないとね」
グレートフル「そうだぞ」
春野桃子「そうね!!」

次のエピソード:いよいよ10月!楽しい秋がやって来た!

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