寝るごとに異世界と現世を移動します

ささみ

新たな始まり(脚本)

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ささみ

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〇ゆるやかな坂道
近藤佐月「あぁぁぁぁぁ!? 遅刻だァァァァ!!!!!」
佐山ねね「走らないと遅刻するよ〜」
近藤佐月「誰のせいでこうなったと思ってるの!?」
佐山ねね「しかたがないじゃ〜ん教科書一式忘れたんだから〜」
  私達はこの春
  この高校に入ってきた高校2年だ
  そして私達は今
  入学から二日目で遅刻しそうになってる
  もうだめだ遅刻して廊下に立たされる運命なんだおつかれさまでした
  そう思った
  だが
近藤佐月「はぁはぁ・・・!?うっわったわ!?」
  私ははきなれない靴で走ったためにつまずいた
佐山ねね「さっちゃん!? そっちは電ち・・・」
  ドッ・・・

〇黒
「生き返らせたい?」
「またそんなことを・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
「無理だ・・・もう手遅れなんだよ・・・」
「あいつだって死にたかっただから」
「自殺した」
「たとえ生き返らせたとしても・・・あいつにとってこの世界は・・・」

〇保健室
  麦山高校生
  保健室
近藤佐月「んん・・・?」
佐山ねね「あっ!起きた!先生起きたよ起きたよ!」
保健の先生「お〜よかった〜 頭とか痛むかい?」
近藤佐月「いえ・・・とくには・・・」
保健の先生「ならよかった 電柱にあたって君気絶してたんだよ?」
保健の先生「でそこにいる佐山ねねが運んだわけ」
佐山ねね「ごめんね・・・ 教科書取りに戻っちゃって・・・」
近藤佐月「いや・・・それは全然いいんだけど・・・」
佐山ねね「?」
近藤佐月「いや・・・よく高校生もって高校いけたな・・・って」
保健の先生「きみ・・・ 本当に女?」
佐山ねね「え?」
佐山ねね「あ、あと・・・」
近藤佐月「?」
佐山ねね「もう今日の授業全部終わっt」
近藤佐月「ぁぁぁぁぁ!?」
保健の先生「まっ・・・頑張りな〜」

〇シックな玄関
  ガチャ
近藤佐月「はぁ・・・ひどい目にあった・・・」
近藤優里「ちょっとさつき! 学校から電話あって今日電柱にぶつかったんだって!?」
近藤佐月「あ〜うんまぁ・・・」
近藤優里「大丈夫? 頭とか痛くない?」
近藤佐月「わっわわ!大丈夫だって! お風呂行ってくる」

〇部屋の前
近藤佐月(お母さん心配性なんだから〜・・・)
近藤佐月(まぁ・・・電柱にぶっかってそれでも大丈夫っていう私の体が異常すぎるのか・・・)
  タッタッタ
近藤達也「あっ!ねぇちゃん帰ってる!」
近藤佐月「帰ってますよー」
  こいつは弟のたつや小学生6年
  ちなみに昨日のテストは28点
近藤達也「なんだ案外大丈夫そうじゃん」
近藤佐月「あたしの体は鉄でできてるの覚えとけ」
近藤達也「うっわこんなバカな姉にはなりたくねぇ」
近藤佐月「たーつーやーくん? 聞こえなかったな〜何を言ったのかな?」
近藤達也「サイナラ!!」
近藤佐月「クソ・・・あとで覚えとけ!」

〇女の子の一人部屋
  風呂・夕食後〜
近藤佐月(はぁ〜なんか今日はつかれた・・・)
近藤佐月(もう今日は寝てしまおう・・・)

〇女の子の一人部屋

〇黒
  ・・・・・・
  おはようございますお嬢様

〇豪華なベッドルーム
メイド「おはようございます お嬢様」
近藤佐月「んん・・・おはよ」
近藤佐月「・・・・・・・・・」
メイド「・・・・・・・・・?」
近藤佐月「どなたですか!?」
メイド「・・・?わたしはお嬢様のメイドです」
近藤佐月「どゆことどゆこと!?!?」
近藤佐月「オカアサァァァァァン」
メイド「一体何を言ってるんですか・・・?」
近藤佐月「わぁぁぁぁぁ!?」
  だが
  私は近くにあった鏡を目にしたとき
近藤佐月「・・・・・・え?」
  目の前に見えるのは

〇黒
  誰?

次のエピソード:複雑な関係性

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