かぐやが空から降ってきた!?(脚本)
〇土手
はぁ、今日も仕事疲れたな。
上司から怒られるわ、仕事が上手く出来ないわで、もう散々。
ダメだな、俺。
──今日は満月か。きれいだな・・・って、ん?
〇土手
「わーーっ!ぶつかるぅぅ!」
えっ、なんか落ちてきてる・・・!?
ぎゃあああ!
▶構える
〇土手
ってて・・・
受け止めきれず、バランスが崩れた
???「ごっ、ごめんなさいノジャ」
い、いや、大丈夫だよ
の、のじゃ・・・?
ところで──
▶名前は?
どうしてここに?
???「あっ、名前か!」
かぐや「私の名前は『かぐや』!」
かぐや「月からやってきたのじゃ」
つ、月から?
とんでもないこと言うな・・・
しかも、『やってきた』より、『落ちてきた』の方が正解なのでは・・・
▶どうしてここに?
かぐや「む?それは、」
かぐや「・・・なんか、分からんが落ちちゃったのじゃ!!」
えっ?
かぐや「だ、だからどうか!私をそなたの家に置いてほしいのじゃ!」
へ?いや、ちょっと
かぐや「き、期間は、あ、そうだ」
かぐや「2日でいい!」
かぐや「そ、それまでにはなんとかする!」
かぐや「だ、だからどうか、よろしくなのじゃ」
えっ・・・
ええーーっ!!
〇本棚のある部屋
1日目・朝
かぐや「おはよう、なのじゃ!」
あぁ、おはよう
何をしよう?
会話する
遊ぶ
▶プレゼントする
偶然ポッケの中に入っていた『飴玉』をあげた
かぐや「おぉ!これは・・・」
かぐや「なんじゃ?」
それは、飴玉だよ。食べてみ?
かぐや「おぉっ、食べ物なのか」
かぐや「どれどれ・・・」
かぐや「ん!」
かぐや「甘くて、おいしーのじゃ!」
かぐや「コロコロ転がすの、楽しいのじゃ〜」
かぐや「後でもっとちょーだいな」
幸福度2、幸運度1UP⤴
〇本棚のある部屋
1日目・夕方
かぐや「ふん、ふん、ふ〜ん♪」
かぐやは、楽しげに鼻歌を歌っている
さて、何をしよう?
会話する
遊ぶ
▶プレゼントする
冷蔵庫に入っていた『りんご』を取り出した
かぐや「プンプン!」
わっ!どうした、突然
かぐや「いやぁ、すごく真っ赤だったから怒っているように見えて・・・」
かぐや「真似したのじゃ」
は、はぁ・・・
不覚にも、ちょっと可愛いと思ってしまったのは、気のせいだろう
かぐや「ところで、それも食べ物なのか?」
うん、そうだよ。あ、ちょっと待ってて
〇本棚のある部屋
──はい、どうぞ
かぐや「ありがとうなのじゃ!」
かぐや「・・・って、これは」
かぐや「うさぎさんではないか!!」
かぐや「かわいいのぅ」
かぐや「でも、食べるのがもったいないのじゃ」
普通に切ったものをあげた
かぐやは美味しそうに食べている
幸福度3、幸運度2UP⤴︎
〇本棚のある部屋
1日目・夜
かぐや「あっという間に、真っ暗なのじゃ」
何をしよう?
▶会話する
遊ぶ
プレゼントする
なぁ、かぐやは俺といて楽しい?
かぐや「もちろん!」
かぐや「そなたは何にも知らない私に、色々教えてくれるのじゃ」
かぐや「そして、一緒だと楽しくて・・・」
かぐや「優しくて、良い奴なのじゃ!」
かぐや「だから明日も──」
かぐや「『がんばれ』なのじゃ」
──!!
・・・あ、あぁ。ありがとう
かぐやがいるまでは、頑張ってやるよ
かぐや「うむ!よろしく頼むぞ!」
幸福度1、幸運度2UP⤴︎
〇本棚のある部屋
2日目・朝
かぐや「おはよう、なのじゃ」
かぐや「今日でバイバイは、辛いのじゃ」
かぐやは悲しそうな顔をしている
さて、何をしよう?
▶会話する
遊ぶ
プレゼントする
なぁ、かぐや。こっちこっち
かぐや「ん?どうしたのじゃ?」
好きな箇所をタップ!▼
かぐや「ひゃっ!!」
かぐや「な!なにをするのじゃ!!」
ははっ、ただちょっとからかってみたくて
かぐや「んもー・・・人が悲しがってる時に!」
でも、
かぐや「不思議と、嫌な感じはしないのじゃ」
かぐや「むしろ」
かぐや「ちょっとドキッとしたのじゃ?」
かぐや「あ、いやそんなことないか」
かぐや「でもわしは、そなたといられて『とても』幸せじゃぞ?」
幸福度2、幸運度1UP⤴︎
〇本棚のある部屋
2日目・夕方
何をしようか?
会話する
▶遊ぶ
プレゼントする
なぁ、かぐや
かぐや「なんじゃ?」
今からちょっと出かけようか
かぐや「おでかけ?どうして──」
いーから、いーから
さ、行こう
〇住宅街の公園
かぐや「こ、ここは!?なんなのじゃ!?」
ここは、『公園』って言って、みんなが遊んだり、休んだりするところなんだ
自分もよく世話になってるな、夜に
かぐや「あ、遊び・・・!」
かぐや「あ、あれなんか面白そうじゃな!」
かぐや「よし、私に付き合うのじゃ!」
あ!ちょ、待って!
〇住宅街の公園
ブランコや滑り台、色々と振り回された・・・
かぐや「あ〜、楽しかったのじゃ!」
つ、疲れた・・・
俺はその場でしゃがみこんだ
かぐや「うんうん、ご苦労じゃった」
ほんと、ご苦労ご苦労・・・って、ん?
これ・・・
お、おい!
かぐや「な、なんじゃ!?」
これ、やるよ
下を向いていたら見つけた『四つ葉のクローバー』を渡した
今日、無事に帰れられるといいな
かぐや「・・・!」
かぐや「そ、そうじゃな!」
かぐや「ありがとう、なのじゃ」
幸福度2、幸運度4UP⤴︎
〇本棚のある部屋
かぐや「・・・もう、夜じゃな」
あぁ、そうだな
「その・・・そなたは、私と一緒にいて楽しかったか?」
▶楽しかった
楽しくなかった
「・・・!」
「そうか・・・」
やっぱり、
かぐや「もっとそなたと一緒にいたいのじゃぁ!!」
か、かぐや・・・!
かぐや「でも、ずっとここにいるわけにもいかないのじゃ」
「だから、最後くらいは」
かぐや「笑顔でバイバイするのじゃ!」
かぐやは窓辺へ歩いた
体がキラキラ輝いている
かぐや「では、そろそろ行くな」
〇団地のベランダ
またね、なのじゃ
そう言って、かぐやはベランダから飛び立った──
が、
〇団地のベランダ
ぎゃああああ!!
下の方から音がした・・・
▶行く
行かない
〇アパートの玄関前
・・・か、かぐや!?
かぐや「へ、へへぇ・・・飛ぶのに失敗してしまったのじゃ」
えっ?
かぐや「だから、もう少し、そなたの家にお邪魔するのじゃ〜」
かぐや「えへへ・・・これからもよろしくなのじゃ」
Happy End・・・?
幸福度がアップするにつれて衣装やメイクがちょっと変わるとか、月からアイテムが落ちてくるとか、そういう変化や動きがあっても楽しそう。かぐやは月に帰らないでこのまま地球人になっちゃいそうですね。
どんな小さい事でも親切をしてあげた相手が心から喜んでくれるのを感じられると幸せですよね。こんな可愛いかぐやならずっと一緒にいたくなるはず!
可愛いですねぇ。ドジっ子属性なのでしょうか笑
たかが2日、されど2日。短期間でも共に過ごした思い出は中々手放せるものではありませんよね…。
あとどれくらい一緒にいることになるのでしょうか笑