第5話 探偵ごっこ なんになるの!?(脚本)
〇シックなカフェ
愛菜「姉は殺されたんです 縁士郎に!!」
愛結も驚く しかし縁士郎は笑っていた
愛結「なんで 笑ってるにゃん!?」
縁士郎「だって あまりにバカバカしくて ウケる!!」
愛結「全然ウケない! 面白くないにゃん!!」
久々津 操乃「証拠 あるんですか?」
愛菜「縁士郎の話は 全部嘘なの」
久々津 操乃「全部 ウソ!!」
愛菜「だってストーカーの気配なんて なかったよ!!」
愛菜「坊主で武術なんて 少林寺じゃん! 絶対ウソ 弱っちい感じだし」
愛菜「ストーカーが 本当にいたなら・・・ きっと 彼自身よ!!」
鳥月 流我 「成程 ストーカーがバレそうになって 退治してやるって 誤魔化したんだ!」
愛菜「姉には 他に男の気配なんてなかった 仲の良い 女子の親友がいただけ」
久々津 操乃「仲の良い親友・・・」
愛菜「二人は いつも一緒・・・ 姉の死のショックで その子はどこかに 姿を消したの」
優萌花を思い出す 操乃
鳥月 流我 「ストーカーの自作自演か 女に近づく 手口だな モテない男が やりそうなことだ!」
鳥月 流我 「俺なら そんなクズなまねしないね!!」
愛菜「そして火を放って 心中した 永遠に 自分のものにするために!!」
愛菜「可哀想な愛結・・・」
愛結「いい加減にしろにゃん!!」
久々津 操乃「私から 近づいたにゃん 私が先に 縁士郎を好きだったの!!」
久々津 操乃「縁士郎が私に近づくために嘘ついたなんて それこそ嘘にゃん!!」
愛菜「お姉ちゃんが 取り憑いてるの!?」
愛菜「にゃんが 聞けて嬉しい~💛」
久々津 操乃「縁士郎のせいじゃ ないにゃん 気づいたら 逃げ出せないくらい ホテルは 火の海にゃん!!」
愛菜「そうなんだ・・・」
気を失う操乃
愛結の霊は 一旦体から抜けたようだ
鳥月 流我 「操乃 しっかりしろ!」
久々津 操乃「うーん・・・何があったの?」
愛菜「本当に 姉の霊が取り憑いてるのね」
鳥月 流我 「そうだな それに覚悟の心中なら 未練はないハズだ 俺達に取り憑き アレをなんて・・・」
愛菜「アレって?」
照れる二人
霊たちも 照れていた
久々津 操乃「やっぱりストーカーは いたのでは? そのストーカーが 火をつけたとか?」
愛菜「でも 男の影なんて無かった 姉は 全然モテません!」
愛菜「クラスの男子も にゃん!に ドン引き ぶりっ子だけど 変人扱い!!」
鳥月 流我 「そういえば 君はさっきから わん って言わないね?」
愛菜「もう大人だし・・・ そもそも 姉に合わせてたの 切り替えできるんです」
鳥月 流我 「妹は世渡り上手か」
久々津 操乃「そんなの ズルいにゃん!!」
愛菜「え? お姉ちゃん? まだ憑いてる?」
久々津 操乃「いや・・・ どっちだろ? 自分でもわかんない・・・」
そこに 電話が鳴った
見習い記者「炎上したホテルと 同タイプのホテルが 見つかりました 視察しませんか?」
見習い記者「施設の不備で 出火したのなら 何か 分かるかもしれない」
久々津 操乃「・・・・・・・」
ラブホテルの視察・・・
戸惑う操乃だった
〇ラブホテル
久々津 操乃「夢のホテル そっくり!!」
鳥月 流我 「ホテルも 双子ってか?」
〇廃墟の廊下
鳥月 流我 「サビれてんなぁ~ スプリンクラーもない」
久々津 操乃「10年前なら 尚更ね まともな防火設備 なさそう」
久々津 操乃「やっぱり 出火は事故かも?」
〇けばけばしい部屋
久々津 操乃「部屋まで取ったの?」
鳥月 流我 「検証だよ」
久々津 操乃「ヤダな~ 昭和のラブホって感じ・・・」
ラブホを見て 霊たちは
縁士郎「おお!! あの時のラブホと同じだ!!」
愛結「胸熱!! ジンジンするにゃん!!」
縁士郎「思い出した~!! あの時 愛結を・・・」
縁士郎「後ろから抱きしめた!!」
愛結「にゃんにゃん!!」
縁士郎「そして キスした こうやって チュー❤️」
愛結「違うにゃん! 私がキスしたの!! こうして チュー🧡」
縁士郎「違うよ 僕からだよ こうやって ブチュー💖💖」
愛結「違う違う 私にゃん!! ブチュー💗💕」
憑依されて キスしまくる 操乃と流我
いつのまにか 上着も脱いでいた!
R15設定してないので
自主規制で お見せできませんが
色々・・・
ご想像ください・・・
気づけば 更に際どい姿!!
だが流我の手が 脇のスイッチに当たる
久々津 操乃「キャアアアアァァァァァァ!!!!」
ベッドが 突然回りだす
我に返る 操乃と流我
久々津 操乃「え? なんで服 脱いでるの??」
鳥月 流我 「なんだ? なんだ?」
久々津 操乃「ベッドが回る!! 遊園地みたい!!」
鳥月 流我 「昔のラブホって 変な仕掛けあるって 聞いたことある」
久々津 操乃「アハハ キャッキャ! 面白い~!!」
鳥月 流我 「うう・・・」
久々津 操乃「? なに汗かいてんの??」
鳥月 流我 「操乃・・・その下着 似合うね💛」
久々津 操乃「ちょっと なんでそんな目で見るの!」
鳥月 流我 「うう・・・んぐぐっ!!」
久々津 操乃「ヤダ! 生唾のみ込んだ!?」
鳥月 流我 「のんでねーよ!」
久々津 操乃「ちょっと 震えないでよ!」
鳥月 流我 「操乃・・・俺・・・ちょっと たまんねーわ!!」
久々津 操乃「そんなつもりじゃない!! 調査に来たのに!!」
鳥月 流我 「こ これも 調査だろう・・・」
久々津 操乃「憑依されたならともかく やめてよ!」
鳥月 流我 「憑依 憑依!! 体が勝手に と とまらない!!」
久々津 操乃「いやらしい!!」
鳥月 流我 「俺のせいじゃない!! 全部あいつが 縁士郎のせいだ~!!」
愛結「人間って ヒドい!! 濡れ衣も いいとこにゃん」
縁士郎「白けるな~」
愛結「人間の方が タチ悪いにゃん なんでも幽霊のせいにして」
愛結「でも むこうが その気なんだから するなら 今にゃん!!」
縁士郎「白けたな~ やる気起きないな~」
愛結「なに言ってるにゃん! 10年待ったチャンス 今しかない!!」
縁士郎「そうだね・・・よし 憑依して 待ちに待った・・・アレを やるぞ!!」
けたたましい サイレン
〇ラブホテル
またしても火事!?
だが ボヤですんだ
久々津 操乃「びっくりした・・・」
鳥月 流我 「ボヤでよかった・・・」
久々津 操乃「やっぱり 老朽化が原因?」
鳥月 流我 「偶然 また放火って・・・ ありえないよな?」
鳥月 流我 「それとも 記者が言ってた 変死や事故に遭うって・・・ ホントに 悪霊の呪いなのか!?」
その時 物陰からの強い視線に
二人は 気づいていなかった
優萌花の視線に・・・
歩羽 優萌花(こんなことをして・・・ よかったのかしら?)
優萌花悪魔A「彼を紹介すると言いながら こっそり ラブホテルに・・・」
優萌花悪魔A「天罰だ!! あいつらこそ悪魔だ!!」
優萌花悪魔B「自業自得 地獄に突き落としてやる!!」
ダブル天使は ダブル悪魔に変化
邪悪が 二倍!!
純粋な分 純粋な悪になっていたのだ!!
そして・・・悪を引き留める天使は
優萌花の心には
もう いない・・・
波乱の次号!!
作者も必死で混乱の収束を練ってます!!
お楽しみに~💛
事の発端はあの幽霊バカップルなのは全く持ってそうですね。でももっと怖いのは、色々追い詰められた親友ちゃん。
うそでしょWwダブル悪魔www
火をつけちゃうなんてちょっといきすぎですね
まあ最初から不憫な子でしたが
人間のほうが怖い、たしかにそうかも
今回はエフェクト等でイロイロと攻めてますね!舞台もラブホ内がメインですしw
しかも今回はバカップル霊が人間を咎める側に!そして彼らの事件の真相は明らかになるのか、気になります!