どうあがいても朝敵。天下御免!自分は今から謀反人?!。イイですね!イヤですね…帝政末期を生き残れ!

馬車馬道三

エピソード1 主人公。呪われてしまった!(脚本)

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〇闇の要塞
  世界には三大陸がある。その内の1つ。
  『帝国』では皇帝が常備軍を編成すべく、
  無謀な政策に打って出た。
  その結果結成されたのが『大勇士』『勇士』『勇士候補生』であった。オルトランは先任勇士から兜を借りパクされてしまう。
  そう言う訳で、仕方なしに古道具屋で間に合わせの兜を探しに来たのだ。
古道具貸し屋のパチーノ「で、旦那さん。本日はどんなご用件でごぜーましょう?」
オルトラン・オットッテー「適当な兜を見つくろってくれませんか? (先輩に借りパクされたなんて、情けなくて言えない・・・。)」
古道具貸し屋のパチーノ「これ!これならいかがです?どうござんしょ!お似合いですよ~。シンプル過ぎる程にシンプル!シンプルイズベストアンドビュー!」
オルトラン・オットッテー「お高く・・・なさそうですね。それでお願いします」
古道具貸し屋のパチーノ「毎度あり~。無くしたら弁償10倍返しね」
オルトラン・オットッテー「あ、あははは・・・。 (死んでも無くせない・・・)」
  こうして兜をかぶるオルトラン。すると、周辺の人々の頭に矢や槍が刺さっているではないか?!
オルトラン・オットッテー「あ、あの・・・パチーノさん。自分、どうやら 幻覚でも見える様で。これ、呪いの兜でしょう!そうでしょ!返品しますよ、これ」
古道具貸し屋のパチーノ「なら、兜を返して下せーよ。旦那さん」
オルトラン・オットッテー「・・・。 脱げない・・・。どうなってんだこれ」
古道具貸し屋のパチーノ「ピッタリフィットで羽の様に軽い軽い! 脱げないなら返品不可で宜しく!」
オルトラン・オットッテー「う・・・うああああああ!あんまりだー!!!」
神官 エレクトラー「どこかで誰かが災難に遭っている気がしてなりません。愉しめますかしら?」
  こうして呪いの兜に呪われてしまった我らがオルトラン主人公。彼の明日はどこにもなくなった。

次のエピソード:エピソード3 全ての権力を神殿に!内ゲバはもう止めようね。う

コメント

  • 帝政末期の壮大な物語が始まるかと思ってワクワクしてたら借りパクと返品不可だけで第一話が終了してしまった。このままだと主人公が機能しないから神官エレクトラーが何とかしてくれる展開ですよね?

  • まんまと嵌められたわけですね…。
    兜を先輩に借りパクっていうのも中々のパワーワードで笑
    幻覚が見てる兜って、もはやマイナスでしかない…。

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