エピソード1(脚本)
〇大企業のオフィスビル
力岡 龍太郎「不安だなどんな子がいるんだろう」
力岡 龍太郎は日本の男性アイドルグループの事務所デサンターSの目の前まで来ていた
力岡 龍太郎「大丈夫だよダンスやればいいだけだよ」
〇豪華な社長室
力岡 龍太郎が面接にやってきた
力岡 龍太郎「失礼します」
力岡 龍太郎「力岡 龍太郎です よろしくお願いします」
デサンター 清司「ふー・・・」
デサンター 清司「力岡 龍太郎・・・カッコいいあんちゃんかっこいいよ」
デサンター 清司「採用──」
ダンスをやらずに合格したのはデサンターSの中でも選りすぐりのエリートである。
デサンター 清司「明日雑誌の表紙にあんちゃん撮影きてよねー」
力岡 龍太郎「はい わかりました」
〇シックな玄関
力岡 龍太郎「よくわからないけど、デサンターSに入れた」
力岡 真美華「あらよかったじゃない」
力岡 龍太郎「嬉しい ゲームやっていい」
力岡 真美華「1時間延長してやりな ご褒美」
力岡 龍太郎「ありがとう」
〇大企業のオフィスビル
翌日 撮影
赤池 光「誰だよテメェ」
力岡 龍太郎「力岡 龍太郎です よろしくお願いします」
赤池 光「ふん・・・」
中田 ジョシュア「だいたいこいつが雑誌の表紙に飾るのなんておわってるなー」
力岡 龍太郎「なんでみんな怒ってるの?」
赤池 光「いきなり撮影なんか調子乗ってるんだよ」
中田 ジョシュア「そうそう」
力岡 龍太郎「・・・」
ギクシャクした中で撮影が開始された
「ありがとうございます」
〇大ホール
今日は先輩のバックダンサーにつくことになった
平山 祐太郎「よろしく!!」
彼は下積み12年の苦労人 未だデビューできていない
アイドルグループ pop gone (ポップゴーン)のメンバーの1人である
平山 祐太郎「今日は君たちの実力を見たい」
平山 祐太郎「最初は力岡 龍太郎 やってみよう」
ダンスを披露した
平山 祐太郎「なんでここにおんねん」
平山 祐太郎「下手くそすぎ」
平山 祐太郎「次お前」
ダンスを披露した
平山 祐太郎「さすがだな」
平山 祐太郎「あんたもやれ」
ダンスを披露した
平山 祐太郎「まあまあだな」
そしてその後もダンスの披露が行われた
平山 祐太郎「バックダンサーを発表する」
平山 祐太郎「中田、赤池、久保、東海林、高木、大田、中島、この七人に決定した」
〇シックな玄関
力岡 龍太郎「pop goneのバック無理だった」
力岡 真美華「まぁ、・・・そういう日もある。仕方ない」
〇コンサートホールの全景
pop goneは次々歌を披露していく
平山 祐太郎「これが最後の曲になります pop pop dream」
平山 祐太郎「砂漠に咲く一つの薔薇の花 咲かすぜ 都会に出てきた勘違いヒーロー 出てきた pop pop pop イェーイ」
歌を披露した
平山 祐太郎「みんなありがとう!!」
無事コンサートを終えた
〇豪華な社長室
デサンター 清司「pop goneはそろそろしまいじゃな」
デサンター 清司「面白くない ちっともつまらない」
デサンター 清司「力岡 龍太郎を入れたい」
平山 祐太郎「なぜです?」
デサンター 清司「もっとこうなんていうか・・・」
デサンター 清司「この三人じゃねぇ」
平山 祐太郎「今の三人じゃダメってことですか?」
デサンター 清司「みんな一つに集中しすぎてる」
デサンター 清司「個性がない」
デサンター 清司「でも力岡はイケメンで、可愛らしい」
デサンター 清司「決まりだ力岡を追加する」
平山 祐太郎「そんな今までの三人の苦労は?」
平山 祐太郎「俺たちは努力しているんだ」
平山 祐太郎「確かに力岡はイケメンかもしれない」
平山 祐太郎「でも力岡みたいな新参者に俺らの居場所奪われたくないんだよ」
デサンター 清司「事務所に逆らうか?」
平山 祐太郎「いえ・・・」
そうしてpop goneは4人になった
pop goneは平山、海部、枝元、力岡の4人でデビューが決定した
〇大ホール
力岡 龍太郎「よろしくお願いします」
平山 祐太郎「ていうことで、力岡を追加することになった」
「えっ・・・」
今後について話し合うことになった
今までの努力なんて関係なく事務所の判断ですべてが決まる世界。メンバーの思惑とはうらはらに、今後グループは売れていくのか気になるところ。
芸能界は、芸や能力だけでは成り立たないという露骨さが分かりやすくとても好感もてました。所詮、人気商売なんてそんなものと腹をくくれる人が上にのし上がっていくのでしょうね。続きが気になります!