侍11

ユキヒーロー

エピソード2(脚本)

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〇テレビスタジオ
播馬 忠之「さぁ、今日はデサンターSから新たに4人組アイドルグループが誕生した」
播馬 忠之「その名もpop gone」
  テレビ番組 (はっちゃけちゃえ)でメンバー紹介が始まった
播馬 忠之「まずはリーダーの平山祐太郎だ」
平山 祐太郎「どうもpop goneの平山祐太郎です」
平山 祐太郎「ヒラヒラ平山でーす」
播馬 忠之「おおおもしろいーー・・・」
「そんなうけてへんやん」
平山 祐太郎「なんかすいません」
播馬 忠之「次は」
播馬 忠之「海部涼太」
海部 涼太「どうもこんにちは 海部涼太です!」
海部 涼太「君の塞がったこころを開封ー(海部)してあげる」
播馬 忠之「君もなんかダジャレみたいなつけてきた」
播馬 忠之「次は」
播馬 忠之「枝元大翔」
枝元 大翔「枝元大翔(ひろと)です。ひろひろひろとでーす。!!」
播馬 忠之「・・・ちょっと苦しいな」
枝元 大翔「いや・・・最初にリーダーがあんなことやるから──」
播馬 忠之「この流れきついな」
播馬 忠之「最後はなんと12歳の最年少」
播馬 忠之「力岡 龍太郎」
力岡 龍太郎「どうも力岡龍太郎です!」
播馬 忠之「君 表情固いね」
力岡 龍太郎「おしりぺんぺんペペロンチーノ」
播馬 忠之「君はダジャレやなくてギャグやな」
播馬 忠之「君かわいいね」
力岡 龍太郎「ありがとうございます」
播馬 忠之「さぁ、ここでお時間が来ました♪」
播馬 忠之「デビュー曲に参りたいと思います!!」
播馬 忠之「pop goneでpop &SMILEでどうぞ」
  SMILE SMILE SMILE
  みんなのことを笑顔にするよー
  pop pop and SMILE SMILE

〇豪華な社長室
デサンター 清司「やはり力岡には期待できる」
デサンター 清司「おしりぺんぺんペペロンチーノはあの子が考えたのか?」
デサンター 清司「だとするとイケメンでギャグもできる最高じゃないか」
  デサンター 清司はお笑いが好きだ
デサンター 清司「入れ」
播馬 忠之「失礼します」
デサンター 清司「座れ」
播馬 忠之「はい」
デサンター 清司「pop goneの自己紹介うまくいったな」
播馬 忠之「ええ」
  播馬忠之はこの事務所の最初の
  アイドルグループ(デサンターズ)のメンバーの1人である
播馬 忠之「彼らはみんな可愛い」
播馬 忠之「しかし 力岡龍太郎は若すぎる」
播馬 忠之「あの子をデビューさせるのは早いと思います」
デサンター 清司「早いも遅いも関係ない」
デサンター 清司「あの子はギャグがすごい」
播馬 忠之「歌 ダンスの方が重要だと思います」
デサンター 清司「彼はまだまだこれからじゃ」
播馬 忠之「しかしそれじゃあの三人に置いていかれます!!」
播馬 忠之「そしたら彼のグループの居場所がなくなってしまいます!!」
播馬 忠之「彼にその覚悟があると思えない」
播馬 忠之「早くデビューをやめた方が!!」
デサンター 清司「彼は必ず人気になる 大丈夫」

〇撮影スタジオのセット
  力岡龍太郎はドラマが決まった
  猫人間vs人間というドラマが始まった
力岡 龍太郎「今日はよろしくお願いします」
小脇 順子「よろしく」
  力岡龍太郎は猫人間(テッペイ)の役を演じた
  小脇順子は神永 花笑を演じた
「はいカット」
「君セリフ覚えてきた?ミスが多いよ」
力岡 龍太郎「すいません」
小脇 順子「気にすることない」
小脇 順子「次頑張ればいい」
「もう一回行くぞ よーいはじめ」
力岡 龍太郎「にゃー」
小脇 順子「君の名前はテッペイ」
小脇 順子「うちにおいで」
小脇 順子「お腹空いてるでしょ」
「カット」
「その調子・・・おっけい」
  なんとか収録を終えた

〇植物園のドーム
  今日はデビューして初めてのコンサート
「楽しみ」
「あの力岡くんて子可愛い 海部くんも」
「そうかな 私は平山くんかな」
「枝元くん応援したい」
「ようあんな下手なダンスでデビューできたもんだよね!?」
「ほんまやであの力岡に三人の居場所奪われたくないわ」
  ファンの子が続々集まってきている

〇コンサート会場
  コンサートが始まった
海部 涼太「君しか勝たん」
枝元 大翔「お前だ」
平山 祐太郎「あっち向いてホイ」
力岡 龍太郎「ヤッホーそうさ俺しか勝たん」
  デビュー曲と新曲(猫にバトンタッチ)を披露した
  そのあとメンバーのトークで場を盛り上げた
平山 祐太郎「今日はありがとうございます♪」
海部 涼太「ファンと俺らの思いは一つ」
枝元 大翔「じゃあねー」
力岡 龍太郎「thank you for coming」

〇大ホール
  二日目のコンサートに向けての練習
赤池 光「pop gone憧れてたのになー」
赤池 光「力岡に先越された」
中田 ジョシュア「力岡のバックにつくのは死んでも嫌だな」
東海林 照幸「ちっなんなんだよ」
中田 ジョシュア「ていうか本当は東海林先輩がpop goneに入る予定じゃなかったすか?」
赤池 光「そうそう確かそうだった」
  東海林 照幸(しょうじ てるゆき)はpop goneに入る予定だった
  彼もまた9年目の苦労人だ。
東海林 照幸「俺の方がダンスできるつうの」
力岡 龍太郎「ミュージックスタート」
東海林 照幸「やってらんね」
播馬 忠之「・・・」
播馬 忠之(やばい バックダンサーが逆らいだした)

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