ミラクルマジカルガール

どんぐり

すっごくわくわく!楽しい社会科見学!(脚本)

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ミラクルマジカルガール
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〇魔王城の部屋
クライ「トラジディーが殉職するとは何たることだ!」
フューリアス「禍々しきミラクルマジカルガールめ!」
ダークネス「こうなったらコテンパンにするしかないわね!」
マッドネス「ごもっともだ」
クルエル「ここは、私に汚名返上のチャンスを!」
クライ「いいだろう。健闘を祈るよ」

〇リサイクルショップの中
ジョイフル「へぇ、お前たちの学校で展覧会が開かれるのかぁ」
デライト「そりゃ楽しみだね」
グレートフル「僕らも見に行けるようスケジュール調整するよ」
ハートフル「学校での調子はどうかしら?」
「2学期、いろんな行事があるけど、勉強も頑張ってる?」
春野桃子「実はね、藍衣ちゃんの友達のお父さんとお母さんの夫婦喧嘩事件があったの」
ファイン「あの時、私たちのアドバイスが役に立ったのよね」
ジョイン「それでどうなったの?」
夏木藍衣「仲直りできたみたいよ」
秋月萌黄「アドバイスありがとう!」
冬元茜音「友達も家族も、この先もっと大事にしないとね!」
春野桃子「さっき展覧会のことを話したけど、図工室で作品作りをするだけでなく、写生大会での絵も展示するから、楽しみね!」
夏木藍衣「秋は社会科見学に運動会、学芸会や芸術鑑賞教室もあるから楽しみね!」
秋月萌黄「クラブ活動もこの調子で頑張るわ!」
冬元茜音「勉強にも力を入れていくわ!」

〇教室
  ある朝のこと。
飯塚歩夢「まもなく展覧会ね」
大久保樹「毎年恒例だもんな」
春野桃子「2学期は、秋の遠足に社会科見学や学芸会、芸術鑑賞教室もあるわね!」
夏木藍衣「運動会は来月、社会科見学は今月、学芸会は11月にあるわね。芸術鑑賞教室も楽しみね!」
秋月萌黄「秋の遠足だけど、私は牧場に行きたいわ!」
冬元茜音「そのためにも勉強は毎日頑張らないとね!」
春野桃子「先生が来るわね!」
教育実習生「ハイ皆さん、おはようございます!」
  おはようございます!
教育実習生「来週月曜日に、社会科見学が行われることになりました。 場所は、国会議事堂と江戸東京博物館です」
大久保樹「すごいです!」
  朝の会の後、いつものように授業がスタートした。
教育実習生「それではこれより、理科の授業を始めます」

〇教室の外
平井博也「10月の運動会、楽しみだね」
春野桃子「そうね!」
大久保樹「今年は何をやるのかも楽しみだぜ!」
夏木藍衣「秋はスポーツの秋や食欲の秋、芸術の秋、いっぱいあるわね!」
秋月萌黄「今月終わりには、お兄様の学校で運動会があって、来月には合唱祭もあるわ!」
冬元茜音「そういえば私たちも来年は中学生だから、しっかりしないとね!」
秋月萌黄「お姉さまの通ってる高校では10月に文化祭と体育祭があるわ!」
春野桃子「私、もっと頑張る!」
飯塚歩夢「充実した毎日を送りたいものね」
山下俊樹「そうだよね」

〇グラウンドの水飲み場
  社会科見学当日。
「皆さん、おはようございます」
  おはようございます!!
三村泰「いい天気でよかったね」
大久保樹「途中で食べるお弁当も楽しみだな!」
春野桃子「そうね!」
  一行は、バスに乗り込んだ。

〇観光バスの中
バスガイド「はい、皆さんおはようございます!」
  おはようございます!
バスガイド「私は、今日一日皆さんと行動いたします、関東観光の美山と申します。 よろしくお願いします」
大久保樹「桃子、また隣になったな!」
春野桃子「昨日の席決め、ドキドキしたよね!」
夏木藍衣「私もよ」
秋月萌黄「国会議事堂って、なかなか入れないから、いい機会になりそうね」
冬元茜音「政治家は秒単位で動いてるし、簡単に会えるとは限らないって、昨日お父さんが喋ってたわ」
夏木藍衣「でも運よく会う事が出来たらすごいことになりそうね」
冬元茜音(ダークランド、出てこないでね!)

〇駐車車両
  やがて、観光バスは駐車場に停車した。
  国会議事堂に到着したのだ。
安藤和也「全員いますね?」
榎木麻衣「きちんと先生の指示に従ってくださいね」
安藤和也「それでは、各クラスごとに、先導するガイドさんの指示に従って移動してください」
榎木麻衣「6年1組はこちらです」
ガイド「ハイ、皆さん、私の後についてきてくださいね」
春野桃子「わかりました!」
  クラスごとに移動する面々。

〇おしゃれな食堂
  見学をした一行は、特別に国会議事堂内での食堂で昼食をとることになった。
「全員いますね?それでは、せーの!」
  いただきます!
春野桃子「国会議事堂って、結構重厚な雰囲気ね」
夏木藍衣「歴史のある建物だからよ」
秋月萌黄「なるほどね」
冬元茜音「ここでの食事も格別な雰囲気ね!」
山内あきら「僕、将来政治家になって、社会を大きく動かしてみせるぞ!」
大久保樹「お前ならできるさ、あきら!」
春野桃子「期待してるわね」

〇美術館
  昼食後、一行は江戸東京博物館にやってきた。
平井博也「僕誕生日プレゼントでもらった日本史の学習漫画持ってるよ。実際に読むより、実物を見るとすごいね」
大久保樹「そうだよな。十手とかもあるよな」
春野桃子「知ってる。時代劇とかで見たことあるわ」
夏木藍衣「そういえば、戦争体験は私のおじいちゃんとおばあちゃんもよくしてくれてるわ」
冬元茜音「これを私たちがいかに受け継ぐかもカギになるわね」
秋月萌黄「そうね」
  面々は、社会科見学のしおりに、思ったことをメモに記していった。

〇満車の地下駐車場
  博物館の駐車場。桃子たちは、学校へと向かうことになった。
榎木麻衣「全員いますね?」
安藤和也「それでは、バスに乗り込みますよ!」
  メンバーはバスに乗ることになった。
  しかし、その時だった!
クルエル「楽しい時間もここで終わるのだ!」
春野桃子「邪魔しないでほしいわ!」
クルエル「うるさい!出て来い、ディザスター!」
ディザスター「ディザスター!!」
クルエル「今回のターゲットはあいつだ!」
  ディザスターが憑りついたのは、壁を這っていたトカゲだった!
クルエル「さあ、恐怖の時間が始まるぞ!」
  パニックになる駐車場!
安藤和也「皆さん、早く安全な場所へ!」
榎木麻衣「落ち着いて行動してください!」
春野桃子「楽しい社会科見学を邪魔するなんてひどいわ!みんな、変身よ!」
「オッケー!」

〇カラフル
春野桃子「ミラクルマジカルチェーンジ!」
「ミラクルマジカルチェーンジ!」
チアフルスマイル「チアフルスマイル、可愛く登場!」
チアフルシック「チアフルシック、可憐に登場!」
チアフルポップ「チアフルポップ、元気に登場!」
チアフルエレガント「チアフルエレガント、美しく登場!」
「私達、ミラクルマジカルガール!」
チアフルスマイル「みんなの笑顔と幸せ、守ってみせる!」

〇満車の地下駐車場
クルエル「今日こそお前たちの敗北が決まる!行け、ディザスター!」
ディザスター「ディザスター!」
チアフルスマイル「そんなことさせないわ!行くよ、みんな!」
「うん!」
チアフルエレガント「チアフルエレガントハート!」
チアフルポップ「チアフルポップハート!」
チアフルシック「チアフルシックハート!」
チアフルスマイル「チアフルスマイルハート!」
クルエル「嘘だろう!? あんなパワーがあったとは!」
ディザスター「ディザスター!!!」
チアフルスマイル「みんな、とどめを刺すわよ!」
「オッケー!!」

〇カラフル
チアフルスマイル「行くよみんな!チアフルスマイルハート!」
チアフルシック「チアフルシックハート!」
チアフルポップ「チアフルポップハート!」
チアフルエレガント「チアフルエレガントハート!」
  4人は、ミラクルマジカルステッキでハートを描いた。
チアフルスマイル「ミラクルマジカルブレスレットよ、私たちに力を!」
「ミラクルマジカルブレスレットよ、私たちに力を!」
  4人の描いたハートが大きな四つ葉のクローバーになった!
チアフルスマイル「ミラクルマジカルクローバーアターック!」
「ミラクルマジカルクローバーアターック!」
「ミンナハッピー・・・」
「みんな明るく、」
チアフルスマイル「笑顔♪」

〇満車の地下駐車場
クルエル「貴様ら、この次はそうはいかんぞ!」
「皆さん、大丈夫ですか?」
大久保樹「桃子、怪我はないか?」
春野桃子「樹君、大丈夫よ!」
大久保樹「無事でよかったぜ!」
  樹は、桃子に抱き着いた。ふたりは笑いあった。
榎木麻衣「それでは、全員バスに乗りますよ!」

〇グラウンドの水飲み場
  やがて、バスは学校に到着した。
安藤和也「皆さん、社会科見学はどうでしたか?」
教諭「今回の社会科見学は、作文にする形で宿題にしますので、ちゃんとやってきてくださいね」
榎木麻衣「それでは、これで解散になります。また明日!」
  生徒たちは、家路についた。

〇シックなリビング
  その夜。
春野桃子「社会科見学、楽しかったわ!」
春野正幹「それはよかったね。今日のことは宿題にするんだろう?」
春野桃子「正解!この後すぐに始めるわ」
春野雫「作文の宿題、ちゃんとやらなくちゃね」
春野桃子「バスでの移動中はいろんな建物が見えたし、車の中で音楽をいっぱい聞いたわ!」

〇観光バスの中
  回想。
バスガイド「それでは車での移動中、こちらを流します」
冬元茜音「栗本君の歌だわ!」
秋月萌黄「あ!今度は私の好きな歌ね!」
夏木藍衣「この歌、私がいつも見てるドラマのテーマ曲だわ!」
山下俊樹「そのドラマ、僕も見てるよ!」
春野桃子「あ!次は私の好きな歌ね!」
大久保樹「良かったな、桃子!俺の好きな歌も流れてて、楽しいぜ!」

〇シックなリビング
春野桃子「というわけ」
春野正幹「パパも社会科見学や遠足の時は、移動中いろんなことをして楽しんだよ」
春野雫「あらあら。ママもそういえばそうだったわ」
  笑い合う一家だった。

次のエピソード:みんなでワイワイ!楽しい展覧会!

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