HIMAHAN-Z(ヒマハンズ)

君乃世界

エピソード14(脚本)

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〇アジトの一室
ローレン「ところで、君一人で広川久怜愛を見つけられるのかい?」
ケイト「!」
ケイト「どうしてそれを?」
ローレン「俺たちに加わることは、君の姉さん探しにもきっと役立つはずだ」
ケイト「姉さんの行方を知ってるの?」
ローレン「ああ。知ってる」
ケイト「どこに!?」
ケイト「いったいどこにいるの!?」
ローレン「交換条件だ。GHの制圧に加わってもらう」
ケイト「それは嫌だ!」
ケイト「僕は戦争なんてしたくない!」
ローレン「ケイト。君じゃなきゃダメなんだ」
ケイト「なんで僕なんだよ。 僕なんかよりも戦争が好きな人は、他に沢山いるじゃないか」
ローレン「俺たちには、君の持っているオートセーブ付きのヘッドギアが必要なんだ」
ケイト「僕の・・・ヘッドギア?」
クリス「ニーナのヘッドギアは特殊なものだと言っただろう?」
クリス「お前のヘッドギアはニーナのそれと同じものだ」
ケイト「!」
ローレン「この世界にログスポットができたのは、HIMAHAN-Zの製品版が出た時から。 つまり半年前からなんだ」
クリス「だから、β版のヘッドギアにはログスポットの概念そのものがない」
クリス「つまり、記憶のリセットがない」
ローレン「Hi HIMAHAN-Z」
  ローレンの前にホログラムが現れる。
  操作すると、ローレンはその場から消える。
ケイト「?」
ケイト「!!」
ローレン「この通り、ログイン時の出現場所もログスポットではなく、ログアウトした場所だ」
クリス「俺のもローレンのもβ版だ。 GHの制圧には、β版のヘッドギアが欠かせない」
ローレン「な? 分かっただろう」
ケイト「でも、だからって」
ローレン「ケイト。 君はどちらにせよガスピアへ行くことになる」
ケイト「ガス・・・ピア?」
ローレン「GHの本部がある街だ」
ローレン「ガスピアには特殊な牢屋があると言う」
ローレン「そこは、完全に電波が遮断されていてログアウトができないらしい」
ケイト「まさか、そこに姉さんが?」
ローレン「ああ、きっとな」
ケイト「・・・・・・」
ケイト「そこに姉さんがいるっていう証拠は?」
ローレン「ない」
ケイト「なっ」
ケイト「それじゃあ、君たちが揃って僕を騙しているって可能性も——」
ローレン「俺はあいにく、嘘つきとグリーンピースだけは昔から大っ嫌いでな」
ケイト「・・・知らないよ・・・そんなこと」
ローレン「俺たちを信じるかどうかは好きにすればいい」
ローレン「でもよ、そこ以外に考えられるか?」
ケイト「・・・・・・」
ローレン「広川久怜愛はなぜ自分から出てこない?」
ローレン「わざわざ隠れる必要があるか?」
ケイト「・・・・・・」
ローレン「それは、出てこないんじゃなくて、出られないから——」
ケイト「それ以上は言わなくていいよ!」
ローレン「・・・・・・」
ケイト「僕は何をすればいいの」
ローレン「よし、そうと決まったら、早速作戦会議だ。 次の作戦を説明する」
ケイト「あ、ちょっと待ってもらえる?」

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