King's death game

葉月胡瓜

昼食の楽しみ(脚本)

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葉月胡瓜

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〇ダブルベッドの部屋
4番「(従兄は、食堂に行ったし)」
4番「(嫌なことが言われることはないはず)」
4番「(・・・5番さんや蓬さんも、理解してくれていたし、きっと大丈夫)」
???「入っていい?」
4番「!!」
4番「もちろん!!」
11番「失礼するよ」
4番「へへ、久しぶり」
11番「ああ。・・・本当、久しぶりだ」
4番「元気だった?」
11番「もちろん。星田くんは?」
4番「元気だったよ。ね、ご飯食べよ」
11番「そうだね」

〇城の会議室
5番「食堂組はこの5人か。思いの外少ないな」
9番「みんな結構人と話すのは苦手なんだね」
7番(風月)「そのようです」
7番(風月)「疑われたい方が多いようで」
10番「そうは思いません それだけ緊張しているのでしょう」
10番「休み明けも少し融通を利かせて上げたほうがいいでしょう」
9番「そうだね。 なるべく休ませてあげよう」
1番「先輩がいないの、少しさみしいっすけど、仕方ないっすね」
9番「たしかに あの子も意外と疲れるタイプなんだね」
10番「人は見かけによりませんから」
9番「・・・うん、そうだね」
9番「・・・表面だけじゃ、わからないよ」

〇ダブルベッドの部屋
4番「あ、僕ね、大学卒業して少しして、そっちの大学の近くに越したんだ」
11番「そっか。 じゃあ遊びにいけるな」
4番「・・・うん、そうだね」
11番「どうかした?」
4番「・・・怒ってない?」
11番「・・・難しいこと、聞くね」
11番「ずっと連絡してたのに、なかなか返事くれなかったから」
11番「全然会えなくて・・・寂しかった」
4番「・・・寂しかった、か」
4番「・・・あ、いやわ、わざとじゃなくて」
11番「・・・会えただけで、嬉しいよ」
4番「そっか」
4番「へへ、僕も嬉しいよ」
11番「・・・ずっと、嫌われたんじゃないかって、何かあったんじゃないかって、不安だった」
11番「また、高校に入る前みたいに、うまくいかなくて心が折れたんじゃないか、とか」

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