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びわ子

グラス 5分の1(脚本)

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〇シックな玄関
双葉 紫音(シオン)「誰だ!ここで何している!!」
甘味 橙吾(トウゴ)「こんばんは、大木街警察の甘見 橙吾と申します」
双葉 紫音(シオン)「警察がなんの様だ!?」
甘味 橙吾(トウゴ)「奥様に少しご質問を・・・」
双葉 紫音(シオン)「妻は妊娠してるんだ! それなのに・・・帰れ!帰ってくれ!!」
深井 緑(ミドリ)「シオン君・・・」
双葉 紫音(シオン)「大丈夫かミドリ!?」
双葉 紫音(シオン)「この件は厳重抗議させてもらうからな!!」
深井 緑(ミドリ)「・・・」
甘味 橙吾(トウゴ)「これ以上は聞けませんね・・・」
双葉 紫音(シオン)「帰れぇぇぇ!!」
甘味 橙吾(トウゴ)「何か思い出したことがあれば いつでもお電話下さい・・・では失礼」
深井 緑(ミドリ)「シオン君・・・」
双葉 紫音(シオン)「す、すまん・・・ミドリの側で 怒鳴ってしまって・・・」

〇綺麗なダイニング
深井 緑(ミドリ)「シオンく・・・」
双葉 紫音(シオン)「警察に何を聞かれた!?」
深井 緑(ミドリ)「え・・・!?」
双葉 紫音(シオン)「あの甘味という刑事に 何を聞かれたって聞いてるんだよ!」
深井 緑(ミドリ)(え!?なんでこんな怖い顔するの?)
深井 緑(ミドリ)「質問されたのは・・・ マシロに付き合ってた人がいるかって・・・」
双葉 紫音(シオン)「・・・で」
深井 緑(ミドリ)「私は何も知らないと答えたわ・・・実際何も知らないし・・・」
深井 緑(ミドリ)(え!?今、一瞬微笑んだ?)
双葉 紫音(シオン)「そうか・・・」
双葉 紫音(シオン)「ミドリ・・・厳しい口調で問い詰めてごめん」
双葉 紫音(シオン)「今日、ずっと警察とマスコミに対応して気がたかぶってるみたいだ・・・」
深井 緑(ミドリ)「ううん・・・私こそごめんなさい・・・」
双葉 紫音(シオン)「今日はもう寝よう・・・ 先にお風呂行ってくるよ」
深井 緑(ミドリ)「うん・・・」
深井 緑(ミドリ)「・・・」
深井 緑(ミドリ)「あっ・・・財布!! 警察に言うの忘れてた・・・」
深井 緑(ミドリ)「今日は疲れてるみたいだし、 シオン君にはまた明日、相談しよう・・・」

〇ダブルベッドの部屋
双葉 紫音(シオン)「・・・」
双葉 紫音(シオン)「・・・」

〇綺麗なダイニング
双葉 紫音(シオン)「ガサ・・・ゴソゴソ・・・」
双葉 紫音(シオン)「・・・」
双葉 紫音(シオン)「ガサ・・・ゴソゴソ・・・」
双葉 紫音(シオン)「・・・」

〇ダブルベッドの部屋
深井 緑(ミドリ)「ん・・・、もう朝か・・・」
深井 緑(ミドリ)「おはよ・・・う・・・!?」
深井 緑(ミドリ)「あれ?シオン君、もう起きてるのかな?」

〇綺麗なダイニング
深井 緑(ミドリ)「シオンくーん・・・あれ?机に紙が・・・」
  大好きなミドリへ
  
  マスコミが待ち構えているので早く行きます
  
  シオン
深井 緑(ミドリ)(そうか・・・ 私もそろそろ仕事行かなきゃな・・・)
深井 緑(ミドリ)(お腹を空かせなければ ツワリも大丈夫そうだし)
深井 緑(ミドリ)「少し通勤時間を遅らせても会社にいこう・・」

〇通学路
深井 緑(ミドリ)「・・・」
深井 緑(ミドリ)(ここがマシロが亡くなった場所・・・)
深井 緑(ミドリ)(マシロ安らかに眠ってね・・・)
深井 緑(ミドリ)「キャッ!!」
深井 緑(ミドリ)「危ないわね・・・」
深井 緑(ミドリ)「マシロ・・・またくるね」
???「・・・」

〇オフィスビル
深井 緑(ミドリ)「久々で、なんか緊張するな・・・」
深井 緑(ミドリ)「でも、いかなきゃ・・・!」
???「・・・」

〇オフィスのフロア
深井 緑(ミドリ)「副社長、長い間お休みしてすいません」
灰原 灰斗(カイト)「あぁ、あんまり無理すんなよ・・・」
灰原 灰斗(カイト)「名前は旧姓のままで呼んでいいんだな?」
深井 緑(ミドリ)「はい仕事上、別の方が都合が良いので よろしくお願いします」
灰原 灰斗(カイト)「夫婦別姓か・・・時代だな・・・ 別に問題もあるまい」
深井 緑(ミドリ)「ありがとうございます」
灰原 灰斗(カイト)「今から会議があるからそれが終わったらスケジュールの調整をしようか」
深井 緑(ミドリ)「はい!!」
灰原 灰斗(カイト)「じゃあ後で」
深井 緑(ミドリ)「お久しぶりです! また、宜しくお願いします──」
同僚「しんどかったら直ぐ休憩にいきなよ・・・ 私達、会議に呼ばれてるからいくね」
同僚「ま、会議終わるまで座ってな、 それじゃあ、行ってくるわ・・・」
深井 緑(ミドリ)「ありがとう・・・」
深井 緑(ミドリ)(でもなんか、みんな・・・ ヨソヨソしい気がするな・・・)
木ノ実 黄花(オウカ)(へー、良くきたわね・・・ クックック・・・)
赤坂 緋色(ヒイロ)「・・・!!」
赤坂 緋色(ヒイロ)「ツカ、ツカ、ツカ、ツカ・・・」
赤坂 緋色(ヒイロ)「ミドリ先輩お久しぶりですぅー」
深井 緑(ミドリ)「ヒイロちゃん、お久しぶり」
赤坂 緋色(ヒイロ)「先輩ぃー」
赤坂 緋色(ヒイロ)「ボソッ・・・、 マシロさん殺したって噂立ってますよぉー」
深井 緑(ミドリ)「えっ!!なんで私が!?」
赤坂 緋色(ヒイロ)「私、偶然聞いちゃったんですぅー、警察が ミドリさんに注意しろって話してるのぉー」
深井 緑(ミドリ)「ヒイロちゃん!変な噂広めないで!」
赤坂 緋色(ヒイロ)「うーん、噂を広めたんじゃなくてぇー 警察のなんだったかなぁー?」
赤坂 緋色(ヒイロ)「そうそう!!甘味って刑事が話してたことを たまたま聞いてオウカに話したのぉー」
赤坂 緋色(ヒイロ)「私はオウカ1人に話しただけですよぉー」
赤坂 緋色(ヒイロ)「そうよねオウカァー」
木ノ実 黄花(オウカ)「はい、ヒイロ姉様の言う通りです」
深井 緑(ミドリ)「・・・」
赤坂 緋色(ヒイロ)「マシロさん亡くなってる時に私達は仕事してたけどミドリさんは何してたんですかぁー」
深井 緑(ミドリ)「うっ!!」

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コメント

  • 夫、同僚、女医、シルエットの男…
    う〜ん、謎だらけでいいですね!😆
    同僚ちゃん、妊娠中という事は知らなかった…?

  • 女医さんまで!?
    シルエットの人は、あの人でしょうか?

    あの…この回だけ無料じゃなくて、チケット使うようになっていました。あえてそうされているなら、余計なことなのでスルーしてください💦読めない人がいると残念かな…と思っただけです😅失礼しました。

    続き読ませていただきます✨

  • 多分、皆様が予想しているのは大体同じで今のところ圧倒的に旦那さんが怪しいですよね…
    しかし、ここを逆手に取ってくるのか、あるいは予想はそのままでとんでもないネタをぶっ込んでくるのか…

    何にせよ続きが気になります👍

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