できない彼女と、できる私

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第5話「私を助けてくれる人」(脚本)

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〇女性の部屋
水瀬加菜(聞いたことない依頼主が増えてきたなー・・・・・・)
水瀬加菜(いい取引先なのか、詐欺案件なのか)
水瀬加菜「どうやって見分ければいいんだろう」
水瀬加菜(ネットの情報を鵜呑みするしかない・・・・・・)

〇異世界のオフィス

〇女性の部屋
水瀬加菜「既婚者を頼っていいものか・・・・・・」

〇異世界のオフィス
市川真央「尊敬する水瀬さんを見習って、イラストレーターとして独立することを決めました」

〇女性の部屋
水瀬加菜(はいはい)
水瀬加菜(私って、真央さんから尊敬されていたんですね)
水瀬加菜「・・・・・・・・・・・・」

〇空港のロビー
  今日から金沢にお世話になります
  久しぶりの1人旅楽しんできます

〇ホテルのレストラン
  今日はホテルで少し贅沢を
  美味しい物をたくさん満喫してきました
  明日からの仕事も頑張れそうです

〇女性の部屋
水瀬加菜「何、この呟き・・・・・・」
水瀬加菜「知名度のないイラストレーターが、芸能人気取り・・・・・・」
水瀬加菜「誰に需要があるんだろう・・・・・・」
水瀬加菜「仕事の話はどこ!?」
水瀬加菜「こういうのって、人気な人がやるから需要があるのに・・・・・・」
水瀬加菜「真央さんクラスで芸能人気取り・・・・・・」
水瀬加菜(いやいや、落ち着け私)
水瀬加菜「これも仕事のため!」
水瀬加菜「もしもし」

〇高級マンションの一室
一木真央「久しぶり」
一木真央「元気そうで良かった」
水瀬加菜「ご無沙汰しております」
一木真央「ここのケーキ、すごく有名だよね」
水瀬加菜「真央さんに喜んでもらえたら嬉しいです」
一木真央「うん、すごく嬉しいよ」
一木真央「ありがとう」
一木真央「それで、仕事に関して旦那に相談があるって話だったよね」
水瀬加菜「はい」
水瀬加菜「不倫するつもりはないので」
水瀬加菜「まずは、奥さんの真央さんに挨拶しようと思って」
一木真央「ふふっ」
一木真央「加菜ちゃんのことは信頼しているから」
一木真央「そんなに心配しなくてもいいのに」
水瀬加菜(どういう意味で、私は尊敬されているんですか?)
水瀬加菜(どういう意味で、私は真央さんに信頼されているんですか?)
一木真央「仕事に関しての話は守秘義務が関わってくると思うから」
一木真央「いくら家族でも、私はいない方がいいよね」
水瀬加菜「私が来るたびに、真央さんが外に出なければいけないのも大変だと思うので」
水瀬加菜「外で会う許可をいただけたらと・・・・・・」
一木真央「うん、大丈夫」
水瀬加菜「ありがとうございます」
一木真央「旦那に会うのは問題ないんだけど・・・・・・」
水瀬加菜「どうかしましたか?」
一木真央「これは夫婦の問題でもあるんだけど・・・・・・」

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