プロローグ(脚本)
〇幻想空間
キャラ紹介
ナナシ:
年齢→10
地位→貴族
神力・魔力→多い
知識→まあまあ
体力→少なめ
特殊スキル→???
スキル:
全能力上昇(Lvl1)
無限心力(測定不可)
Lvlブースト(Lvl2)
奈々華:
年齢→?
地位→貴族
神力・魔力→多い
知識→多め
体力→まあまあ
特殊スキル→全属性Lvlカンスト
スキル:
落下ダメ耐性(Lvl9)
無限心力(Lvl7)
魔力・神力上昇(Lvl16)
不老不死(測定不可)
職業→魔女&ナナシの母
特殊スキル→全属性Lvlカンスト:
名前の通り
アロイ:
年齢→?
地位→貴族
神力・魔力→少ない
知識→多い
体力→多い
スキル:
位置把握(Lvl 16)
防御・攻撃反転(Lvl 11)
回復上昇(Lvl16)
スキル強化(Lvl8)
職業→冒険者&ナナシの父
特殊スキル→言の葉:
言ったことを実現する(一部不可)
〇おしゃれな居間
母さん「ナナシちょっと来て・・・ 大切な話があるの」
ナナシ「なぁに、母さん? 大事な話って、もしかして、母さんがようやくボクの特殊スキルを教えてくれるの?」
母さん「ま、まぁ、そうなるわね・・・ ちゃんと聞いててね・・・」
ナナシ(母さんいつもより150倍たどたどしいな、なんでだろ?)
母さん「実は、ね、あなたのスキルは、ね・・・」
母さん「貴方のスキルは、余命18年・・・ 文字通り、貴方の命は、18年しかないの─」
ナナシ「どう、いう、こと? どんな、冗談?」
母さん「──」
ナナシ「冗談、じゃないのね・・・」
ナナシ「なん、で、ずっと・・・ずっと、黙っていたのよ・・・なんで、よ」
母さん「ごめんなさい・・・『生んでしまって』 ごめんなさい・・・『今伝えてしまって』 ごめんなさい・・・『全部、ごめんなさい』」
ナナシ「────────────」
母さん「当然よね・・・」
・・・・・・・・・
父さん「たっだ、いま〜!」
父さん「あれ!元気ないね〜↓なにがあったのかな〜?」
母さん「実は・・・」
母さん「それで、ナナシは部屋に戻ってしまったの・・・ 当然よね・・・」
父さん「それってぇ〜多分、動揺していただけかもよぉ〜、だってぇ、生んでしまってぇ、すまないとか言ったら〜誰だってぇ悲しいよぉ〜」
父さん「確かにぃ、普通にぃスキル的にはぁ、悲しいけどぉ、あの子はぁ特殊スキルに依存するほどぉ〜弱くないから〜大丈夫ぅダヨォ」
母さん(相変わらず、喋り方に癖あるわね・・・ まぁ、でも、こいつが言うと実際そうなるスキルがあるし・・・考えても仕方ないか・・・)
母さん「きっと、明日にはよくなってるだろうし、明日どうにかするわ──」
父さん(はぁ、俺のスキル『言の葉』で寿命は長くなるんだったら、今すぐしたっていいのに。そうすると、神の侮辱になるし・・・)
父さん(明日、ナナシに叶えたい夢があるか聞くか)
〇おしゃれな居間
父さん「さぁ〜て、昨日の件だが、叶えたい夢とかはあるかい〜?まぁ、あとぉ、8年でぇ叶えられるぅ、夢ぇじゃないと〜いけないけどぉ」
ナナシ「────」
父さん「なぁ〜、何かぁ、ないのぉ?」
ナナシ「学園に、行きたい」
ナナシ「平民のゆく学園に行きたい!」
父さん「平民の」
母さん「学園?!」
ナナシ「だめ、だよね・・・ やっぱ、なんでもないよ・・・ 部屋に戻るよ」
父さん「いや、だめとは言ってないけど・・・」
母さん(キャラ・・・)
父さん「すぐ、学園に行かせる手配をしようじゃなぁ〜いか」
母さん「わかりましたわ」
母さん(これで、ナナシは幸せになれるのかしら? きっと、なってくれるわよね)
お父さんのしゃべり口調がまるで歌舞伎で笑えました! 私も母親に生んでしまってごめんなさいと言われたら、それがある意味愛情のある言葉だとしても、部屋に引きこもってしまうと思います。