家購入だ!(脚本)
〇城の客室
女我隙杉「さて朝になった、俺はティータちゃんシオリちゃんと三人で同じベッドに寝た、勿論俺は真ん中だった」
女我隙杉「伊藤博文さんになった気分だぜ、けれど俺は伊藤さんも好色一代男の世之介さんも超えるつもりだ」
女我隙杉「それならばずっと宿屋暮らしも何だ、それで俺は一つ重大な決心をして二人に話した」
女我隙杉「今日家買うな」
ティータ「えっ、こっちの世界来られたの昨日ですよね。それで私を買って初夜も昨日でしたよ」
女我隙杉「思い立ったが吉日だろ、だから今から宿屋出て途中で朝飯食って不動産屋さんで家買うな」
ティータ「本当に早速ですね」
女我隙杉「それが俺なんだよ、じゃあ今から不動屋さんに行こうな」
女我隙杉「こう行ってだった、俺は早速不動産屋さんに行った、この世界にもそうしたお店があるのはいいと心から思った」
女我隙杉「そうしつつこの日も街にシオリちゃんとティータちゃんを連れて街に出た」
〇豪華な社長室
女我隙杉「俺は早速ティータちゃんとシオリちゃんを連れて街の不動産屋さんに来た、そこでエロいお姉ちゃんが受付に出たらいいなと」
女我隙杉「思っていたらこんなおっさんが出て来た。面白くねえなおい」
不動産屋さん「いらっしゃいませ、何の御用でしょうか」
女我隙杉「ファンタジーで背広はねえだろ、運営さんモブの服も増やしてくれとよ思いつつだ、俺は店の主と思われるスーツのおっさんに言った」
女我隙杉「一番いい家ねえか?宮殿でもいいぜ」
不動産屋さん「えっ、宮殿ですか」
女我隙杉「金ならあるぜ」
女我隙杉「俺はおっさんに言って藤子不二雄先生の名作の一つバ〇ルくんのお父さんみたいに財布からどさどさと金を出した」
女我隙杉「やっぱり金使い放題っていいよな、これ最高のチート能力だろ、まあ核戦争後のモヒカンには通じないけれどな」
女我隙杉「俺はそんなことを考えながらおっさんに金貨だけでなくプラチナに宝石しかも紙幣までどさどさと出した、すると」
女我隙杉「これまであんた現代人か?っていう外見のおっさんも言った。ここメタ発言だから笑えよ」
不動産屋さん「皇室の方々が依然使っておられた宮殿がありますが」
女我隙杉「こう言ってくれた。やっぱり金はいいぜ!人生金さえあれば何でも出来る、金最高だぜ!」
女我隙杉「俺はこの世界がチョビ髭のおっさんが出る前のドイツや今のジンバブエや大震災後の魔界都市や関東でないことを感謝した」
女我隙杉「金っていいぜ!」
女我隙杉「俺は思わずガッツポーズをした、それって宮殿だよな。皇室の方々が使われるなんて」
女我隙杉「日本の皇室は違うけれどな、全く明治帝から近現代のあのお家の方々の質素さと心構えご公務への誠実さには頭が下がるぜ」
女我隙杉「下衆を自認している俺でもそうだ、あの方々への敬意は忘れたらいけねえな、俺は差別もギャンブルも麻薬も殺人も無理強いもしねえ」
女我隙杉「下衆だが人の道は守るぜ、そんな俺からの返事はというと」
女我隙杉「是非それで頼むぜ」
不動産屋さん「はい、それでは」
女我隙杉「俺はすぐにサインしてその日のうちのその家に入ったがこれがだ」
〇王宮の入口
女我隙杉「本物の宮殿だった!ベルサイユ並のな!」
女我隙杉「しかもだよ!」
〇施設のトイレ
女我隙杉「すげえトイレルームが幾つもある!ベルサイユ宮殿なかったのにな!」
〇露天風呂
女我隙杉「これが風呂だ!露天風呂だよ!」
〇サウナ
女我隙杉「サウナもあるよ、いいねえ!」
〇水泳競技場
女我隙杉「プールもあるよ、現代風でいいねえ。水着お姉ちゃん達も拝めるか」
〇養護施設の庭
女我隙杉「庭もいい、しかもすげえ広い」
〇宮殿の部屋
女我隙杉「寝室はこうだ、キッチンも見るとだ」
〇綺麗なキッチン
女我隙杉「こうだった、他の部屋もだ」
〇屋敷の書斎
女我隙杉「書斎がこうでだ」
〇英国風の図書館
女我隙杉「何と図書館にだ」
〇グラウンドのトラック
女我隙杉「グラウンドもあってだ」
〇貴族の応接間
女我隙杉「こんな応接間も何部屋もあってだ」
〇英国風の部屋
女我隙杉「使用人の人達の個室や物置まで幾つもある」
〇城の廊下
女我隙杉「廊下はこんなのだった、俺は迷うことなく買った、何でも俺達が今いる国の国家予算二年分だったが」
女我隙杉「迷わず買った、こうして俺はこの日から宮殿の主となったのだった」
主人公の女好きの度が凄い。どんどん突き抜けていくが、この先どこまでいってしまうのか(;'∀')