コロシウム

相園菜乃花

過去の話(脚本)

コロシウム

相園菜乃花

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コロシウム
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〇黒背景
  みなさん、起きてください!

〇教室
アヤノ「ここはどこ・・・?」
アユム「あ、アヤノ!?」
アヤノ「アユム・・・」
アユム「ここはどこなんだい?」
アヤノ「わからない・・・」
  広場に集まってください!
アユム「広場?」
アヤノ「とりあえずここから出ないと」

〇学校の体育館
シンイチ「誰だ?」
アヤノ「初めまして、私はアヤノ」
アユム「アユムだ」
カイリ「ヤッホー、僕はカイリ!よろしく」
シンイチ「俺はシンイチ」
ミサト「よろしく」
  これがコロシウムの始まりだった──
  結局私たちはアユムと生き残るために
  シンイチ、カイリ、ミサトを殺した
  そのあと、私は眠らされた──

〇教室
  目が覚めると、また同じ部屋にいた──
アヤノ「いたっ」
アヤノ「またこの部屋・・・」
レン「あ、起きた!」
アヤノ「貴方は誰?」
レン「レンと申します。よろしくお願いします」
アヤノ「私を殺す気ね?」
レン「え?なんの話?殺す?」
レン「それをやったら捕まるのでしません」
アヤノ「でもこのゲームは、殺人の罪も裏切りの罪も関係ない」
アヤノ「行くわよ」

〇学校の体育館
ハナ「初めまして、ハナです!」
アヤノ「よろしくね!」
アヤノ「ハナちゃんは何歳なの?」
ハナ「9歳!」
アヤノ「そう」
チカ「よろしく・・・」
アヤノ「貴女は?」
チカ「チカです」
アヤノ「チカ・・・私はアヤノ、よろしく」
アヤノ「参加者はこれだけ?」
アヤノ「支配人、どうせ見てるんでしょ?」
  フフフ・・・あと二人いるよ
アヤノ「は!?」
マナ「アヤノ!?」
アヤノ「マナ!」
レイ「・・・」
レン「レイ!?」
レイ「何よ」
  その時、いきなり刺される音がした
チカ「うっ」
アヤノ「誰!?今刺したのは!」
ヒロム「俺だよ」
  あ、もう一人いたわ
ヒロム「ぐはっ!」
  ヒロムの頭にナイフが突き刺さる
アヤノ「今、投げたの誰?」
ハナ「お姉ちゃんたち、ここは殺し合いをする場所だよ!」
レン「あの少女が!?」
ハナ「私、一回だけ参加してみたかったの!」
ハナ「ボーっと突っ立ていると、さっきの雑魚みたいにすぐに死んじゃうよ!」
  そして私はレン、レイ、マナ、ハナを倒して生き残った
  眠り薬を使われ、また眠ってしまった──

〇教室
アヤノ「またか・・・」
マイ「なに、もう朝?」
アヤノ「何寝ぼけてるの?」
マイ「うわっ!誰?」
アヤノ「私はアヤノ」
マイ「私はマイ。よろしく」
アヤノ「広場に行くわよ」

〇学校の体育館
チヅル「ねえ、ここはなんなのよ」
モカ「知らないわよ」
フミカ「まあ、落ち着けって」
チヅル「うるさいわね!」
アヤノ「私が説明するわ」
アヤノ「ここはコロシウム」
アヤノ「ただ人を殺すために集められたの」
アヤノ「ちなみに私は3回目よ」
チヅル「へぇ、人を殺すのが上手いんだね」
モカ「あ、自己紹介が遅れました」
モカ「私はモカです」
マイ「私はマイ」
アヤノ「私はアヤノ」
フミカ「私はフミカです」
  てな感じで、1日が終わった

〇学校の体育館
  さあ、ミニゲームを始めよう
  このゲームは指を切り落とせば
  この場から出られる券をあげるよ
  アヤノがマイの指を落とす
  モカがチヅルの指を切り落とす
  さあ始めて!
モカ「落とせないよ・・・」
アヤノ「マイ、行くよ!」
マイ「え?」
アヤノ「えい!」
マイ「いだい!いだぃいだぃいだぃいだぃいだぃ」
アヤノ「あと、5本にするから」
マイ「いだぃ!無理無理無理無理」
アヤノ「えい!」
マイ「ギャァァァァァァ!!︎」
  マイは気絶して倒れた
  私たちが起きた時、マイはいなかった

〇教室の教壇
アヤノ「いたた・・・・・・」
チヅル「貴女、冷酷で残酷な女ね・・・」
アヤノ「私が出たんじゃないの?」
  みなさん、起きましたね
  さっきのミニゲームは
  斬られた側が出られるゲームだったよ!
  じゃあ、殺し合え!
アヤノ「嘘だぁ!嘘だぁ!嘘だぁ!嘘だぁ!嘘だぁ!嘘だぁ!嘘だぁ!嘘だぁ!嘘だぁ!嘘だぁ!嘘だぁ!嘘だぁ!嘘だぁ!嘘だぁ!嘘だぁ!」
アヤノ「私は何のために殺したの!?」
アヤノ「もう無理よ!無理よ!無理よ!無理よ!無理よ!無理よ!無理よ!無理よ!無理よ!無理よ!無理よ!無理よ!限界よ!」
フミカ「落ち着け!」
アヤノ「落ち着けるわけないでしょ!」
アヤノ「人を殺すゲームをもう3回もやってるのに!」
アヤノ「もう限界よ!」
チヅル「無理なら死ねば?」
アヤノ「・・・」
チヅル「死ぬ勇気もないくせに・・・」
アヤノ「あんただって人を殺したことないでしょ!」
フミカ「落ち着けって!」
フミカ「って、モカがいない?マイも」
  第三回目コロシウムは以上になります!
  このコロシウムから出られるのは一人です
チヅル「私が出るわ!」
  早かったので、チヅルさんおめでとうございます!
  貴女が優勝者です
  後の二人は眠りについてください!

〇学校の廊下
アキラ「・・・・・・」
アラタ「お前がマイの指を・・・・・・」
ヒナタ「しかも4回目の参加・・・・・・」
アヤノ「私も好きでここにいるんじゃない!」
アヤノ「でも名簿にアユム、モカ、マナの名前があった」
アキラ「お前も助ける気なのか?」
アヤノ「つもりではあるから、ミニゲームに勝たなきゃいけない」
ヨウスケ「それなら俺、手伝うぞ!」
ヒナタ「私も!」
アラタ「パスする」
アラタ「あくまでミニゲームに勝つのは僕とマイのためだ」
アラタ「別々で行動する」
  アラタは行ってしまった
アキラ「チヅルはどうする?」
チヅル「悪いけど、残酷女とは一緒にいられないわ」
  チヅルも行ってしまった
アヤカ「私も一人になるわね・・・」
  アヤカも行ってしまった
アキラ「結局俺たちだけかよ」
ヨウスケ「ミニゲームが始まるまで暇だな!」
アヤノ「そうね」
  その時何かが爆発した

次のエピソード:第三のゲーム

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