〇地下の部屋
高橋 みゆ「・・・」
高橋 みゆ「・・・」
高橋 みゆ「・・・!?」
高橋 みゆ「・・・え？」
高橋 みゆ「・・・ここどこ？」
高橋 みゆ「あれ・・・？」
高橋 みゆ（な、なんなの・・・？）
高橋 みゆ（何が起こってるの？）
高橋 みゆ「い、いや・・・」
高橋 みゆ「こわい・・・」
高橋 みゆ「だ、だれか・・・」
　　あれ？
高橋 みゆ「ﾋｯ・・・!?」
髙橋 かなで「・・・どこだここ」
髙橋 かなで「・・・!?」
髙橋 かなで「あの」
高橋 みゆ「あ、えと──」
髙橋 かなで「ここどこか分かります？」
高橋 みゆ「・・・いえ」
髙橋 かなで「・・・誘拐された？」
高橋 みゆ「ゆ、誘拐!?」
髙橋 かなで「・・・まずは落ち着きましょう」
髙橋 かなで「私、『髙橋 かなで』」
髙橋 かなで「あなたのお名前は？」
高橋 みゆ「・・・」
高橋 みゆ「た、『高橋 みゆ』です」
髙橋 かなで「苗字一緒なんだね！」
髙橋 かなで「見たところ歳も近そうだし」
髙橋 かなで「よろしく」
高橋 みゆ「よ・・・」
高橋 みゆ「よろしく」
髙橋 かなで「どう？少しは落ち着けた？」
高橋 みゆ「うん・・・！ありがとう」
髙橋 かなで「私たち、おそらく誘拐されたのかも・・・」