インシュリンの女

下假 貴子

第四話ハーレクインなマゾヒスト達〜後編〜(脚本)

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〇大きい病院の廊下
山中 夏美「話せば長くなります。あと、私何故か、好きな人の前じゃ大分見た目がかわるみたいですがメニエールと関係ありますか?」
久川 楓「充分ありますよ。聞かせてください」

〇幻想2
  私は赤ちゃんの時から記憶ありました。会話もできました・・・
  その時、近くで男の赤ちゃんが産まれました。でも、その男の赤ちゃんは私にとって悪でした。
  その次に女の子が・・・けどその赤ちゃん気にかけてくれたけど産まれてくる前から皆、異性なんです。・・・という事は──
  次に別な男達が来て・・・元気になった。赤ちゃんの時に自分と相性悪いのがいると身体が弱くなるんです
  逆に相性いいと身体が健康になる。──メニエールって相性何だなとしりました。私のも周りの環境に恵まれて無かったから。
  でも親が周りの環境に配慮あったら世界は変わってた。でも、あまりにも悪で馬鹿すぎて親は頭いいのに天変地異されたんです。
  そして──2歳のとき事件は起きました

〇田舎町の通り(看板あり)
板 鞍「──分かった」
紺野 近「(胸をバンと叩く) がんばりなさいよ」
板 鞍「おれはやる」

〇田舎町の通り(看板あり)
山中 夏海「はい──」
板 鞍「ばん── お前気に入らない」
山中 夏海「えっ」
  ばん
山中 夏海「何だったんだろう。今の」
山中 夏海「痛い・・・」

〇黒背景
  これより小さい時・・・。

〇大きな箪笥のある和室
赤ちゃん「ワラッテイイトモ (ドリフターズみてる。)」
  赤ちゃんの時から原作者になりたかた私はテレビを見る目が色々な視点から見る目で、その時にバチンと胸が痛くなって。
  何でか分からなかった

〇田舎町の通り(看板あり)
  そしてある日の近所の出来事。
  ・・・
  ・・・
  みんな、そこまで可愛いとはいえない子だった
愛しの人「みな、かわいいのう。 お前は世界一ブズじゃ」
山中 夏海「──」
山中 夏海「・・・ (夏美はストレスでおばちゃんみたいな顔になった。身長も。若干2歳なのに。)」

〇大きい病院の廊下
久川 楓「・・・それって」
久川 楓「文献が関係ありますね。 貴方かなりのもの書けますよ。違う人の目になれるって中々ありませんからね」
久川 楓「へんくつものがおおいから」
山中 夏美「話はまだ続きます」

〇教室
  僕達は将来、総理大臣になる。君は?
山中 夏海「私は原作者。世界を変えたい」
鮫島君「はっ、君が世界を変える?しかも原作で。そんなの無理だね」
市成君「じゃあ君がかえるのかい?」
鮫島君「僕には無理だよ。君が変えたまえ」
市成君「僕が変えてみせるよ」
山本さん「この山本こそ世界を変えてみせるわ。夏目漱石先生の吾輩は猫であるに変えてでも」
南さん「何が世界変えてみせるだ。ふざけるな」
鮫島君「ははっ。君には無理でも僕には変えられる」
鮫島君「どん。 痛い、何を・・・」
南さん「いや、別に・・・」
山中 夏海「大丈夫?」
山中 夏海「ぼこ。 痛いゃー」
南さん「ケンカ買うか?」
大山さん「仲直りさせる方法・・・ そうだ・・・」
  だ──────────。
  どうにかしてくれんかのう
女のコ「くす。馬鹿な奴ら。一生楽ありなのに」
女のコ「いいかもだな」
南さん「何だ今の」
大山さん「・・・」
鮫島君「えっ──」
市成君「・・・っ。 みんな、まって」
南さん「くる。 何だ?」
市成君「今ので全部、縁取られた」
南さん「違う、絆だ」
大山さん「くっ。 今ので絆が切れた。早く仲直りしないと」
四本さん、「何いってんだお前。そんなわけ無いだろう」
南さん「くっ。 お前──」
四本さん、「──ぼこ。 殴られて当然だな」
大山さん「仲直りした。 けどクラスメイト達が誤解とかなかったから。それまでの絆が無くなりそうだから」
南さん「運なくなったな。 集中って大事だな」
有村先生「これは面白いものみれたわ」
有村先生「現代社会メニエール病ね」

〇大きい病院の廊下
山中 夏美「あっ・・・」
久川 楓「メニエール病、現代社会って思い出したんですね」
山中 夏美「昔、気になってた人が犯人って情けないですね」
久川 楓「でも、続きがあるんでしょう?」
  ──
山中 夏美「叶いませんね──」
  ──つづく

次のエピソード:第五話ハーレークインなマゾヒスト達〜終結〜

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