TENGU

下假 貴子

第九話空を見上げれば照らされ下を見上げれば芽吹上げる手をかざせば沢山の仲間できる(脚本)

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〇城

〇城

〇城

〇戦地の陣営
めるへん「ふぅ、これで今日は休めるな・・・。明日はいよいよ、信長の所に乗り込むぞ・・・」
千里「お姉さん、何か嬉しそうだね・・・。そんなに。さんと一緒にいられるのが嬉しいんですか?」
上徳 辰「違うよ、一緒に寝られるのが嬉しいんだよ・・・。 ねぇ、お姉さん・・・」
上徳 辰「・・・」
めるへん「慎むように・・・」
上徳 辰「正直な事言っただけなのに・・・」
めるへん「何か・・・」
上徳 辰「いえ、何でも・・・」
天空 翔「──」
天空 翔「悪い、ちょっと小便・・・」
千里「汚い・・・」
ラブ「・・・・・・・・・・・・」
ラブ「おい、。、お前、胸刺されたんだろう・・・。 大丈夫なのか・・・」
。「あぁ、ああ・・・。 そういえば・・・・・・・・・」
ラグ「まあ、バカはさされても・・・」
。「何だよ・・・」
  ぱあ──っ。
めるへん「なんだなんだ・・・」

〇草原の道
天空 翔「・・・ふぁ──」
天空 翔「信長、お前、何、考えてるんだ・・・」
天空 翔「戦争って・・・。 何か知ってるのか?お前は頭が可笑しい・・・。もっと、普通に生きてほしかったよ・・・」
天空 翔「私が頭悪かったばかりに・・・」

〇草原の道

〇草原の道

〇草原の道

〇草原の道
「うわああゝ────────」
樹木 理亜欄「──────────────────!!」
樹木 理亜欄「──────────────っと・・・」
喜々 樺音「・・・・・・・・・っと」
ケビン・デュラント「・・・・・・・・・っと」
樹木 理亜欄「はっ・・・・・・・・・。 3人無事帰還しましたです!?」
喜々 樺音「──」
  ────────────。

〇草原の道
鈴木 田中「三人じゃないだろう・・・」
謎の女「6人だ・・・」
鈴木 田中「・・・・・・・・・はじめましてだな・・・」
ねこ「どうも、こんばんは・・・」
天空 翔「は、はじめまして・・・!?」

〇戦地の陣営
上徳 辰「どうしよう・・・どうしよう、どうしよう・・・どうしよう、どうしよう・・・」
天空 翔「どうしたんだ・・・辰・・・」
千里「どうしよう・・・。 っつ・・・」
千里「痛い・・・」
天空 翔「大丈夫か・・・千里・・・」
千里「胸が痛い・・・」
天空 翔「大丈夫か──。 それに、他のみんなは・・・」
千里「・・・」
天空 翔「?」

〇戦地の陣営
天空 翔「え──────っ!! 消えた・・・。消えたって急に消えたのか?」
上徳 辰「そうだよ・・・。そしたら、千里くんが急に苦しみだして──」
千里「大丈夫だよ・・・もう、大丈夫・・・」
天空 翔「そうか・・・。 休んでなくていいのか・・・」
千里「大丈夫・・・」
天空 翔「でも、何で・・・消えたんだ・・・消えたって何だ・・・」
上徳 辰「はっ・・・」
千里「その人達は・・・」
樹木 理亜欄「ちゃっ・・・」
喜々 樺音「こんばんわ」
ケビン・デュラント「おおきに・・・」
鈴木 田中「どうも・・・」
ねこ「にこっ・・・」
謎の女「──」
謎の女「にこっ──」

〇戦地の陣営
謎の女「こうやって集まったのも何かの縁だな・・・。まずは自己紹介だ。私の名は聖母麻莉亜という。宜しく・・・」
謎の女「にこっ──」
鈴木 田中「偽物臭いだろう・・・アイツ。聖母麻莉亜なんて・・・」
天空 翔「いやぁ、そんなこと・・・」
謎の女「聴こえてるぞ──。 むぎゅっ」
鈴木 田中「いててて──」
天空 翔「仲良いな──」
ねこ「──────」

〇戦地の陣営
ねこ「さあ自己紹介は終わりましたね。次は何でかわからないけど仲間がきえちゃったか・・・皆で考えたら何でかわかるかもしれませんよ」
天空 翔「ああ・・・」
千里「僕、何か変な気持ちする・・・」
上徳 辰「俺も・・・。千里君じゃないけど気持ち悪い」
樹木 理亜欄「何でかわからんけどウチ、涙でる・・・」
喜々 樺音「ウチもや・・・」
ケビン・デュラント「何や知らんけど俺も悲しゅうなってきたんなや」
謎の女「シンクロだな・・・。 あの、4人が実は幻影だったらどうする・・・」
鈴木 田中「──」
ケビン・デュラント「・・・」
上徳 辰「──」
樹木 理亜欄「うそや・・・」
喜々 樺音「見てないけど生きてる人間といたんやろ・・・変な術で殺されたとちゃうん」
千里「目の前で苦しむことなく、スーっと消えたんだ・・・」
ねこ「真理亜に解けない現実はありませんからね・・・」
天空 翔「それは頼もしい・・・聞かせて貰おうか──」
天空 翔「にこっ」
謎の女「ふっ・・・」

〇城
「話せば長くなるな・・・」
  fin.

次のエピソード:第十話…花一輪歩けば目につき人ぞ集まり沢山の和を咲かす。

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