ラブメッセージ

本田すみれ

エピソード9(脚本)

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〇けもの道
絵瑠譜恵留(エルフエル)「森を歩くのも久しぶりです 悠斗さんはこういう地形歩くの 経験ありますか?」
遊垣悠斗「いや、森を歩いたことはないかな」
絵瑠譜恵留(エルフエル)「家に着いたら飼ってる犬にあいさつしないと」
遊垣悠斗「犬も飼ってるんだ、ニシキヘビ以外にも飼ってるとは思わなかった」
絵瑠譜恵留(エルフエル)「今日は父母がいない日なので私以外誰もいないことになりますね」
遊垣悠斗「マジか」
絵瑠譜恵留(エルフエル)「悠斗さんは紳士な人だから押し倒そうとするイメージは無いです」
  隆介も僕のことを変な風には伝えてないことがわかる
遊垣悠斗「家に誰か呼んだことはあるの?」
絵瑠譜恵留(エルフエル)「最近引っ越してきたばかりなので悠斗さんが 初めてです」
遊垣悠斗「そうなんだ いいのおじゃましても」
絵瑠譜恵留(エルフエル)「いいに決まってるじゃないですか」
  約20分ほど歩いて彼女の家が目に入った

〇森の中の小屋
絵瑠譜恵留(エルフエル)「着きました」
遊垣悠斗「とてもステキな家だね」
絵瑠譜恵留(エルフエル)「隆介さんが女性になれる薬飲んでたりしますが私にもある魔法が使えます」
遊垣悠斗「そうなんだ どんな魔法?」
絵瑠譜恵留(エルフエル)「今から使ってみせましょう」

〇狭い畳部屋
絵瑠譜恵留(エルフエル)「ワープ魔法で少しショートカットしました」
遊垣悠斗「ここが恵留さんの部屋か」
絵瑠譜恵留(エルフエル)「はい、どうですか」
遊垣悠斗「ステキな部屋だと思うよ」
  もう少し女の子らしい家かと思ってたとは口が裂けても言えなかった
遊垣悠斗「ホントに家に誰もいないの?」
絵瑠譜恵留(エルフエル)「どなたかしら?」
  約2分後に姿を現したのは・・・
梅津先生「家庭訪問来ちゃった」
絵瑠譜恵留(エルフエル)「先生、あいにくですが今日は親がいなくって」
梅津先生「いいわよ それにしても 2人がこんな関係だったとはね」
絵瑠譜恵留(エルフエル)「先生、誤解です」
梅津先生「先生は2人の恋を応援するわ」
  否定するのも面倒なので先生と恵留がやり取りし尽くすまで見ていた
梅津先生「とりあえずまだ付き合ってないことは一応わかったわ」
絵瑠譜恵留(エルフエル)「ようやく納得してくれましたか」
梅津先生「2人して必死に否定してるけど いいのよ?認めちゃっても ただ避妊はしっかりするのよ」
遊垣悠斗「先生、僕らの仲を裂こうとして来たんすか?」
梅津先生「そういうつもりじゃなくて まあエルフと子供作れるのかっていうと それはそれで疑問だしね」
絵瑠譜恵留(エルフエル)「生々しい話はやめにしてください」
梅津先生「恵留ちゃんごめんね やっぱり耐性なかったか」
絵瑠譜恵留(エルフエル)「申し訳ないんですがもう帰っていただけますか? 梅津先生」
梅津先生「わかったわ」
絵瑠譜恵留(エルフエル)「先生ったらどんなつもりであんなこと話にしてきたんだろ」
遊垣悠斗「悪意は無いと思うよ 心配なだけで」
絵瑠譜恵留(エルフエル)「それでも恥ずかしかったです」
遊垣悠斗「意外とKYな部分あるんだな あの先生」
絵瑠譜恵留(エルフエル)「私のことで知りたいことはなんですか?」
遊垣悠斗「これからもたまにここに来ていいかな?」
絵瑠譜恵留(エルフエル)「もちろんです」
遊垣悠斗「よかった」
絵瑠譜恵留(エルフエル)「悠斗さん、部屋で2人っきりになったのに 私を襲わないのえらい」
遊垣悠斗「ストレートに言うね ありがとうなのかな?」
絵瑠譜恵留(エルフエル)「ふふ、私は悠斗さんのこと1人の男性として見てます」
遊垣悠斗「あ、ありがとう そう言ってもらえてうれしい」
絵瑠譜恵留(エルフエル)「なんか恥ずかしくなってきましたわ」
遊垣悠斗「僕も恵留さんのこと1人の女性として見てるしとても好きだよ」
絵瑠譜恵留(エルフエル)「わわわ、うれしいです」
絵瑠譜恵留(エルフエル)「そういえば料理をご馳走したいのですが、食べていきますか?」
遊垣悠斗「ああ、頼む」
  彼女の作る料理に舌鼓を打ったのであった

次のエピソード:エピソード10

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