白魔法使いは黒魔法使いに興味があります

レi

検定の結果……!!(脚本)

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〇教会の中
「今日13歳の誕生日を迎えるアリスさん」
アリス「はいっ!」
「アリスさんの妹のアイスさん」
アイス「─────あ、はいっ、・・・・・・」
アリス「ちょっと!!」
アリス「私の妹なんだからちゃんと返事くらいしてよ!!」
アイス「ご、ごめんなさい・・・・・・っ、」
「・・・・・・?」
「・・・・・・では、二人には、今から魔力の称号の判定をしていきます」
  ────この国には、13歳になった子供たちが教会で正式に魔力の称号の判定をする。
  魔力の称号には、魔導士に向いている魔力だったら魔導士の称号など、ひとそれぞれだ。
  こうやって正式に分かる機会があることによって、進路なども大きく変わる。
  だから、魔力の称号の判定はとても大事な行事なのだ────
「では、まずアリスさんから判定していきます」
アリス「はいっ!!」
アリス(絶対に私が白魔術師の称号を持っているんだから・・・・・・!!)
アイス(アリス、すごい自信がありそう・・・・・・、)
  ────私のご先祖さまは、白魔術師という1000年に1度のすごい魔力の称号を持っていたらしい。
  それが約1000年前とのこと。周期的に私たちが「白魔術師の称号」なんだろうと周りからすごい期待されている。
「アリスさんは・・・・・・、」
アリス「わくわく・・・・・・」
アリス「私が白魔術師の称号を持っていたら・・・・・・アイスやクラスの子に自慢して・・・・・・」
「・・・・・・「錬金魔術師の称号」ですね」
アリス「え、な、なんで⁈」
「そういう結果が出たんです。 文句を言うということは、神様に失礼ですよ」
アリス「・・・・・・変えることは⁈できないの!?」
「できません。 次に、アイスさんの称号の判定をしますね」
アリス「はぁ⁈人の話くらい真剣に聞きなさいよ!!」
「アイスさんは・・・・・・、」
アリス「絶対にあたしが白魔術師の称号を持ってるんだから・・・・・・!!! 許さない!!!」
「白魔術師の称号、です」
アイス「えっ⁈」
アリス「はぁ⁈」
アイス「わ、私が白魔術師の称号を持っていたの・・・・・・⁈」

次のエピソード:姉という存在

コメント

  • 導入から引き込まれました😆面白いです🌟
    アイスちゃんの過去が気がかりなので、彼女らの生い立ちもこっそり期待しております☺️

  • アリスとアイスが、それぞれの性格の違いがわかるような表情と髪型で可愛すぎました。結晶の儀式で能力が判定されるというのは、その後の一生が決まってしまうから残酷な話ですね。今回は出てこなかった「黒魔法使い」という存在も気になります。

  • 双子なのですね!自信満々の姉とマイペースで引っ込み思案な妹。しかも姉が喉の奥から手が出るほど欲しかったものを妹が手にしてしまうなんて、波乱しかなかそう!続きが楽しみです。

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