エピソード8(脚本)
〇海辺
一方その頃星あかりは
編集者 星あかり「バカンス最高〜♪」
南の島でバカンスを楽しんでいた
〇個別オフィス
編集長 山崎権蔵「後で知り合いのホワイトハッカーに調査を依頼したら何故か星さんの有給休暇の予定が取り消されていたんだよね。彼女は休暇中だよ」
東街エリ子「よ、良かった」
東街エリ子「にしても編集長、よく気づきましたね」
編集長 山崎権蔵「実は...」
〇高い屋上
数日前から違和感を感じて
直接カマかけてみたんだ。
彼女、好きでもないBLのカップリングを楽しそうにくわしく語る僕が地雷らしいからいつもなら不機嫌そうなのに
編集者 星あかり「そうですよね...」
って言ったから
これマジでヤバいくらいピンチだなぁって
〇個別オフィス
アティナ隊長「だからアタシの変装がバレたのか」
編集長 山崎権蔵「気づいたようだね。悪いけど警察が来るまで僕の十字固めの餌食になってもらうよ」
アティナ隊長「チッ...動けねぇなこりゃ。東街を生け捕りにしろって命令だったんだけどなぁ」
アティナ隊長「でも一切興味の無い架空の人間のBLを隈なくチェックする地獄の様な毎日はこれで終わったな...HEHE」
編集長 山崎権蔵「その件に関してはくれぐれも星さんに言わないでおくれよ」
編集長 山崎権蔵「どうやら来たようだ」
その後、彼女を警察に引き渡し事件はひとまず終わった。
〇高級マンションの一室
東街エリ子「ハァ、今日は色々ありすぎて疲れたなぁ」
東街エリ子「今日は編集長が何とかして早めに家に帰らせてもらったけど明日も警察から事情聴取もあるから」
東街エリ子「この原稿が進んで無いから何とか間に合わせないと」
〇高級マンションの一室
東街エリ子「えっ、もう朝だ。嘘!?︎こんな時間なの」
〇警察署の廊下
あの後、慌てて警察署に向かって事情聴取を受けた。初めてで緊張したけど担当した警察官の方は優しい対応だった。
警察官「...なるほど、すごく大変でしたね。 後はこちらに任せてください。 ありがとうございました」
〇警察署の入口
編集長 山崎権蔵「東街先生、大丈夫かい?」
東街エリ子「少し疲れていますが大丈夫です。それよりも原稿の締め切りが今週中なので仕上げないと...」
編集長 山崎権蔵「昨日色々あったからね、焦らなくて大丈夫だよ。締め切りはあと3日までなら伸ばせるから数日間休憩したらどうかな?」
東街エリ子「...ありがとうございます。ではお言葉に甘えて休暇とりますね」
〇映画館の入場口
編集長にいただいた休暇で数日間をしばらくみていなかった映画をはしごしたり
〇綺麗な図書館
新しくできた図書館で本を読んだりした
東街エリ子「あっ」
×国の歴史
東街エリ子(いけない、いけない、今日は仕事の事やアンリの事は考えないって決めたんだ)
東街エリ子(すぐにどうにかならない問題で焦るのは良くない...エリ子、落ち着いて)
東街エリ子「スゥー、ハァー」
東街エリ子「よし」
東街エリ子「お腹空いてきちゃったから近くのカフェで何か食べに行こう」
〇テーブル席
東街エリ子(美味しい〜!)
〇高級マンションの一室
東街エリ子「ただいまー。雨降って少し濡れたからシャワー浴びなきゃ」
東街エリ子「いい感じに気分転換できたから明日原稿に取り掛かろう!」
〇本棚のある部屋
東街エリ子「おやすみなさい」