悪女の策略

木村凪

試練(脚本)

悪女の策略

木村凪

今すぐ読む

悪女の策略
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇見晴らしのいい公園
サオリ「翔也とデートしてたんだけどー ミナちゃんもぉ?」
サオリ「あれー? もしかして、先輩ー?」
サオリ「ウケるーー♪ めっちゃ痩せてるじゃん! 別人じゃんー♪」
翔也「えー!? ノブオさん!?」
ノブオ「サオリ、ひさしぶり・・・」
ミナ「サオリちゃん、翔也さん 偶然ですねー!!」
サオリ「ミナちゃんも隅におけないなー♪ いつも、別の男とデートしてるね!」
ミナ「!!」
サオリ「ミナちゃん、いやらしい子だねー♪ 私知ってるんだからねー♪」
サオリ「ハヤトの家に行ったよねー」
ミナ「それはっ!!」
サオリ「じゃあねー♪ 先輩も気をつけてねー♪」
翔也「ミナさん、ごめんね!」
ノブオ「・・・」
ミナ「ノブオさん、私は!」
ノブオ「大丈夫! サオリの言うことは気にしないよ」
ミナ「違うの!! 聞いて・・・」
ミナ「私は、ノブオさんが憧れていい女性じゃないの・・・」
ノブオ「え?」
ミナ「私ね・・・ ノブオさんが頑張ってる間・・・」
ミナ「チャラい男の人にキスを許したり ・・・」
ミナ「サオリちゃんの言うとおり、ハヤトさんって人にお持ち帰りされそうになったの・・・」
ミナ「ノブオさん ごめんなさい・・・」
ミナ「私、ノブオさんに偉そうなこと言っておいて・・・」
ミナ「私・・・ノブオさんに相応しくない最低な女です」
ノブオ「・・・」
ミナ「ぐすっ それに・・・ ノブオさんは太ってたときから優しかったのに・・・」
ミナ「見た目がよくなって・・・ えっぐ・・ぐずぅぅ」
ミナ「ずびぃぃ・・」
ミナ「急にノブオさんに擦り寄ってしまいましたぁ゛ぁ゛  すびませんでしたぁ゛ぁ゛!!」
ノブオ「・・・」
ノブオ「ミナちゃん、これで鼻水拭いて・・・」
ミナ「あ゛りがどうございますぅ゛ぅ゛」
ミナ「ずびぃぃぃいっ」
ミナ「・・・」
ミナ「洗ってお返しします・・・」
ノブオ「ミナちゃん・・・ 好きです・・・」
ミナ「え・・・」
ノブオ「俺は、ミナちゃんが好きなんです・・・」
ノブオ「初めて会った時も告白したけど・・・ 今回は、もっと真剣です」
ノブオ「付き合ってください・・・」
ミナ「ぐずぅぅ こんなに・・・ロマンチックな場所で告白されてるのに・・・ えっぐっ! 私・・・鼻水垂らしてる・・・」
ミナ「私でいいんですかぁぁ??」
ノブオ「ミナちゃんがいいんです!」
ミナ「うれしぃぃですぅぅ よろしくお願いしますぅぅ」
ノブオ「!!」
ノブオ「やった・・ やったぞ!!」
ノブオ「夢みたいだ!!」
ミナ「あの・・・ 抱きしめてぐだざぃ・・ 顔ぐちゃぐちゃだから見られたくないですぅぅ」
ノブオ「!!」
  ノブオはミナを抱きしめた
ミナ「私・・・幸せですぅぅ ぐずぅぅ」
ノブオ「俺もです」
ミナ「ぐずっ!! えへへ クリスマス楽しみですっ!」
ノブオ「俺も! 最高のプレゼント用意しないと!」
ミナ「まって!? 常識の範囲内のプレゼントをお願いしますぅぅ」
ノブオ「クリスマスプレゼントの常識の範囲・・・」
ノブオ「車とかですかね」
ミナ「全然常識じゃないよーー ずびぃぃっっ!」
ノブオ「間違ったぁ!!?」

〇車内
  その後、落ち着きを取り戻した私は、
  ノブオさんに家まで送ってもらいました。
ノブオ「ミナちゃん、着いたよ」
ミナ「今日は本当にありがとうございました」
ミナ「モヤモヤしてたこと、 伝えたらスッキリしました」
ミナ「泣き顔は、忘れてくださいっ」
ノブオ「あははっ かわいかったから、大丈夫ですよ」
ミナ「もう・・・」
ミナ「ありがとう・・・」

このエピソードを読むには
会員登録/ログインが必要です!
会員登録する(無料)

すでに登録済みの方はログイン

次のエピソード:捜索

コメント

  • ミナさん、、、すべてをさらけ出してノブオさんに受け入れてもらって、幸せな展開に。と思ったらノブオさんが行方不明、、、ビックリです。サオリさんも心配する事態、どうなるのか気になる展開ですね!

成分キーワード

ページTOPへ