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〇教室
私は深い眠りについていた。
まるで甘いお菓子に包まれているような
羊の雲に乗っているような
温かく優しい
──生命を実感しながら。
だがそんな夢にも終わりは訪れた
腐敗のような臭いが鼻を掠り
目か覚めた・・・・・・
アオバナ「何っ・・・・・・?!」
ヒトガタA「オ゙ア゙ア゙ア゙ア゙ーーー!!!」
ヒトガタB「ガア゙ア゙ア゙ア゙ーーー!!!」
アオバナ「きっ、」
アオバナ「キモッ?! 何コイツらキモッ?!」
アオバナ「ウワアッ! いきなり何してくれとんじゃ、」
アオバナ「この化け物っ!」
回りを見渡すと辺り一面
花や蔦、木が絡まりあっていた
アオバナ「あの木を!」
アオバナ「おっりゃーーー!!」
ヒトガタA「グア゙ッ、」
ヒトガタB「ッギァ゙ッ!」
アオバナ「はあっ、はあっ、」
アオバナ「大勝利ーー!」
アオバナ「さて、と」
ここは・・・
私のいつも通ってた学校じゃないの?
なんか変なのいるし、空気も違うし、
アオバナ「うーん・・・・・・」
アオバナ「分からんっ!」
とりあえずもう一度周りを見渡してみると
前の扉の近くに1人と
後ろのロッカーの所に1人
誰かが倒れていた。
あれは・・・・・・
アオバナ「ツルッ?! リンちゃんっ?!」
ツルニチニチソウ「んー?」
りんご「待って・・・ あと5分だけ・・・ムニャムニャ」
アオバナ「そんなこと言ってる場合じゃ ないんだけど?!」
ツルニチニチソウ「・・・・・・」
りんご「・・・・・・」
「何これッ?!」
アオバナ「お ま え ら さ あ ー ー !」
アオバナ「人が頑張って戦ってたのに なんで寝ていられるの?!」
ツルニチニチソウ「え? 何? 何が?」
りんご「何言ってるの? バナさん」
アオバナ「まあ、かくかくしかじかで・・・」
ツルニチニチソウ「あーなるほどね?」
りんご「変なゾンビみたいなのが襲ってきてたと?」
「嘘やろ!/でしょ」
アオバナ「なんで信じねーんだよ! このバカ!」
まあ私もいきなりそんなこと言われたら
そういう反応するけど。
アオバナ「まあ、とりあえず 何が起きてるのかわからないし」
アオバナ「探索してみよ!」
突然の不可解な状態で、さらにはゾンビが迫ってくる謎の事態。適切に撃退し、仲間も見つけたアオバナちゃん、物語がどのように進んでいくのか楽しみです