〇オフィスのフロア
ノブオ「俺は、子供の頃から誰からも好かれたことは無かった」
ノブオ「その為、学業に専念することができ 大企業に就職できた」
ノブオ「就職後も、人に好かれることはなかったが、仕事だけは周囲と比較しても圧倒的にできた」
ノブオ「仕事のおかけで仲間が増えた ほとんどは俺を利用しようと近づくものばかりなのは気づいてた・・・ サオリもその一人だ」
ノブオ「その後、独立をし、 ビジネスは今現在も成功し続けている だけど、プレッシャーから暴飲暴食が進み 肥満が進んだ」
ノブオ「本当の仲間というものに強い憧れがあり、 柄にもないけれど、サオリ主導でホームパーティを度々開催していた」
ノブオ「・・・」
ノブオ「だけど、もう二度と開催することはないだろう・・・」
ノブオ「今は、憧れの女性に振り向いて欲しい・・・ それだけなんだ・・・」

〇簡素な一人部屋
　　翔也の部屋
サオリ「翔也ー♪ 夏だし、海いきたいねー♪」
翔也「そうだな！ サオリの水着姿みてみたい」
サオリ「ばかー♡」
翔也「あはは」
サオリ「そういえば、ミナちゃんと先輩の話、間違いだったんだってー！」
翔也「そうなの？」
サオリ「なんにもなかったらしいよー♪ ミナちゃんに悪いことしちゃったかもー」
翔也「そこまで、気にすることないんじゃない？」
サオリ「翔也ー！誰かいい人いない？ ミナちゃんに紹介してあげたいの！」
翔也「サオリは、マジで優しいな」
翔也「うーん、 いるには、いるんだけど・・・」
サオリ「どんな人ー？」
翔也「こいつ」
サオリ「めっちゃイケメンじゃん!! めっちゃいいじゃん!!」
翔也「そうなんだけど、 超絶にチャラいというか、 すぐに女の子を口説き落とそうとする・・・」
サオリ「少しくらいチャラくてもいいんじゃない？」
翔也「うーん、 ミナさんが大丈夫なら紹介しても構わないけど」
サオリ「じゃあ、４人で食事いこーよー♪ ４人なら安心でしょ♪」
翔也「そうだな 誘ってみるか」

〇女の子の一人部屋
　　ミナの部屋
ミナ「暑いー!! 海いきたいー!!」
ミナ「サオリちゃんからだ・・・」
　　ミナちゃんー！
　　食事にいこー♪
　　翔也と翔也の友達も来るから４人で楽しもー♪
ミナ「絶対、翔也さんとラブラブ見せつけられるっ!!」
ミナ「もう、気にしてないから 別にいいけど・・・」
ミナ「４人なら大丈夫でしょ♪」

〇居酒屋の座敷席
　　かんぱーい♪
　　かんぱーい♪
リク「ミナちゃんもサオリちゃんもめっちゃかわいいじゃん♪」
ミナ（ほわぁぁ イケメンきたーっ!?）
サオリ「ありがとー♪」
翔也「おい！リク！ 今日は、絶対にミナさんに手を出すなよ！」
リク「えー じゃあー、サオリちゃんに手出していいのー？」
翔也「お前！マジでふざけんな！」
リク「翔也、怒んなって！ ジョーダンだよ」
翔也「わかってるならいいけど、マジで頼むな！」
リク「ほーい♪」
サオリ「何２人でコソコソ話してるのー？」
リク「どーやったらミナちゃんとキスできるか相談してたんだー♪」
ミナ「ええー!??」
リク「あははは、かわいいー♪」
サオリ「にやにや♡」
翔也「はぁぁ・・・」
　　こうして、リクのペースで４人は楽しい時間を過ごした

〇繁華な通り
　　食事会後・・・
　　繁華街
翔也「じゃあ、俺はサオリを送るから リクはミナさんを駅まで送るの頼むな！」
翔也「何度も言うが、ミナさんにすぐに手を出すなよ！」
サオリ「ミナちゃん、リクさん、 バイバーイ♡」
リク「またねー♪ サオリちゃん！ 今度２人で飲みにいこーねー♡」
ミナ（この人、マジですごいな・・・）
リク「じゃあ、ミナちゃん！ いこうか♪」
ミナ「はい!!」
リク「・・・」
ミナ「リクさん！ こっち駅じゃないよー！」
リク「そーだよー？ ホテル方面だよー？」
ミナ「いきませんって！」
リク「ジョーダン、ジョーダン！ ミナちゃん、反応かわいいーなぁー♪」
リク「えい！」
リク「ぎゅー♡」
　　ミナは、リクに抱きしめられる
リク「チュッ・・・♡」
　　ミナはリクにキスされる
リク「じゃーねー♪ ミナちゃん♡ 続きは今度ねー♡」
ミナ「息をする様に、抱きしめられてキスされた・・・」
ミナ「ほわぁぁ♡」

〇女の子の一人部屋
ミナ「ほわぁぁ♡じゃないわーー!! 何やってるんだ！私!!」
ミナ「あの人、チャラすぎるだろーー!!」
ミナ「危なかった・・・マジで・・・」
ミナ「もう一度会ったら・・・ 絶対に・・・」
ミナ「堕とされる!!」
ミナ（顔が何故か緩んでしまった・・・）
ミナ「もう、会わないようにしないと」