2度目のパーティ(脚本)
〇レストランの個室
サオリ「このお店、雰囲気好きー♪」
翔也「よかった! サオリが気に入ってくれて」
サオリ「翔也は、センスばつぐんだね!」
翔也「あはは」
サオリ「翔也ー、ミナちゃんのことなんだけどー」
翔也「あぁ、少しだけ気になってたんだ」
サオリ「友達から聞いたんだけどー」
翔也「うん」
サオリ「ノブオさんの部屋から、ハレンチな声と音が漏れてたんだってー」
翔也「あー やっぱり、そうなったのか」
サオリ「ミナちゃん、いやらしい子だねー♡」
翔也「あはは」
サオリ「私も、今晩いやらしい子かも・・・」
翔也「サオリ・・・♡」
〇豪華なリビングダイニング
ノブオのマンション
サオリ「先輩ー♪」
ノブオ「サオリー! どうしたー!?」
サオリ「お願いがあるのー!」
ノブオ「なんだぁ?」
サオリ「ミナちゃんを前回困らせちゃったから もう一度パーティに招待したいー!」
ノブオ「あぁ、 その件は、俺から謝罪しといたよ」
サオリ「みんなで仲直りしたいの!」
ノブオ「わかったよ・・・ 無理には誘うなよぉ」
サオリ「わかってまーす♪」
ノブオ「大丈夫かなぁ」
〇女の子の一人部屋
ミナの部屋
ミナ「・・・」
ミナ「あ、サオリちゃんからだ・・・」
ミナちゃん♪
この前は、ごめんね!
みんなで仲直りしたいから
今週末、もう一度ノブオさんのマンションに来て♪
絶対だよ
ミナ「えー、 行きたくないー」
ミナ「・・・」
ミナ「変な噂されるのも嫌だし、行くかぁ」
〇豪華なリビングダイニング
ノブオのホームパーティ2回目
ミナ(来てしまった・・・)
パーティ参加者(男)「あっ!あの子は確か!!」
パーティ参加者(男)「前回ノブオさんと愛し合っちゃった子だよな」
パーティ参加者(女3)「そうなの!?」
パーティ参加者(女)「うん ノブオさんとあの子が2人で部屋に行ったの」
パーティ参加者(女)「その後ね、 お部屋からあの子のハレンチな声聞こえてきたの・・・」
パーティ参加者(男)「ヒュー♪ 可愛い顔してやるねー」
パーティ参加者(女3)「不潔だわ!」
ミナ「・・・」
パーティ参加者(男3)「へぇーいやらしいじゃん!」
ミナ「・・・」
パーティ参加者(男2)「ミナたん・・・ 僕もミナたんと愛し合いたいな♡」
ミナ(もう、嫌!! なんなの!?)
サオリ「ミナちゃーん♡ 来てくれたんだぁ♪」
ミナ「すぐ、帰るかも・・・」
サオリ「どうしてー!! 仲直りしようよーー!!」
ミナ「どうしてって・・・ 変な噂が広まってて恥ずかしいの・・・」
サオリ「本当のことじゃないの?」
ミナ「全然違うよー!!」
サオリ「わかったよー! 私がみんなに噂しないように伝えるー!!」
ミナ「え?」
サオリ「みんなー!!私の声を聞いてーー!!」
サオリ「ミナちゃんと先輩のことは、そっとしておいてあげてーー!!!」
ミナ「ええーー!? 誤解されちゃうよー!!?」
サオリ「だいじょうぶ、だいじょぶ♪」
サオリ「それじゃあ、 愛する先輩の所にお連れしまーす♪ お姫様ー♡」
ミナ(やーん・・・)
〇豪華なリビングダイニング
ノブオ「おい!!サオリ!!」
ノブオ「お前! あれだけ、ミナちゃんを困らせるなって言っただろ!!」
サオリ「困らせてないよー!」
ノブオ「ふざけんな!! みんな巻き込んで、何してくれてんだ!!」
ノブオ「今日は、解散だ!! みんな、すまん!!帰ってくれ!」
サオリ「そんなぁぁ わたし悪くないもん!」
ノブオ「・・・」
ミナ「ノブオさん・・・」
ノブオ「本当にごめん・・・ ミナちゃん・・・」
ミナ「私の為にありがとうございます・・・」
ノブオ「もう、会わない方がいいよね・・・」
ミナ「・・・」
ノブオ「俺、今日来てた奴らとは、現在進行中のプロジェクト完了したら、縁きるわ・・・ サオリとも縁をきる・・・」
ミナ「私の為に、そこまでしなくても!?」
ノブオ「いや、俺の為だよ 10億円くらい損失でるけど」
ミナ(10億円!!?)
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ミナさんの人の好さが際立った回ですね。比較対象のサオリさんがアレなことを除いても。そして、ノブオさんの誠実さに驚いてしまいました!w