ふたりきり(脚本)
〇繁華な通り
ホームパーティを抜け出した
サオリと翔也
サオリ「翔也さーん♪ 手つないでー♡」
翔也「うん、いいよ」
サオリ「恋人繋ぎがいいー♪」
翔也「あはは」
サオリと翔也の親密度が上がった
サオリ「うれしいーっ♡」
翔也「僕も嬉しいよ」
翔也「・・・」
サオリ「・・・」
サオリ「翔也さん ミナちゃんの事きになってるでしょ・・・」
翔也「男性の部屋に2人きりだし、 万が一のことを考えると・・・」
サオリ「そっかぁ・・・ 私は先輩の事知ってるから 安心してたけど」
サオリ「知らなかったら不安だよね・・・」
翔也「ノブオさんは、信頼できるってこと?」
サオリ「絶対信頼できるよ! だけど・・・」
翔也「だけど?」
サオリ「もし、ミナちゃんが先輩のこと 受け入れたら、その後はラブラブしちゃうかも・・・」
翔也「そりゃあ、 そうだよね・・・」
翔也「そうなったら もう、本人達の領域だから」
サオリ「そうだよね!」
サオリ(本当は、先輩ってめっちゃ奥手だから絶対安心なんだけどね☆)
サオリ「私は、翔也さんの事しかみえてないよ♡」
翔也「嬉しいよ」
サオリと翔也の親密度が上がった
〇ビジネスホテル
ホテル前
サオリ「翔也さん・・・ 私・・・休憩したいな♡」
翔也「サオリさん!? いいの!?」
サオリ「うんっ!!♡」
サオリ「私、翔也さんのこと大好きだもん♡」
サオリと翔也の親密度が上がった
〇ラブホテルの部屋
ホテル室内
サオリと翔也の親密度が上がった
サオリと翔也の親密度が上がった
サオリと翔也の親密度が上がった
サオリ「・・・」
サオリ「翔也、ゲットだぜ!♡」
〇一人部屋
ノブオの部屋
ミナ(ノブオさんの部屋にきてしまったぁ こわいよぉぉ)
ノブオ「いらっしゃい、ミナちゃん♡」
ノブオ「はぁ♡はぁ♡」
ミナ(この人、動物みたいに発情してるっ!?)
ミナ「ノブオさん・・ 正直、2人きりではぁはぁされると 怖いです・・・」
ノブオ「ごめんよ!! ミナちゃんを怖がらすつもりなんて、まったく無いよ!!」
ミナ(あれ? 意外と話が通じそう・・・)
ミナ(少し安心!)
ミナ「わかって頂けたなら大丈夫です!」
ノブオ「ミナちゃん、優しい♡」
ミナ「早速ですが、さっきの告白の返事ですけど・・・」
ミナ「ごめんなさい、お付き合いできません」
ノブオ「そんなぁぁ」
ミナ「それでは、戻りましょう」
ノブオ「まって!」
ノブオ「何がダメだったの?」
ミナ「みんなの前で、告白とか・・ 私は嫌でした」
ノブオ「反省してます・・・」
ミナ「それでは」
ノブオ「ちょっとまって! もう少し話せないかな!?」
ミナ(えー・・・ でも、あまり冷たくしすぎるのも、 少し怖いなぁ・・・)
ミナ「わかりました お話だけなら」
ノブオ「ありがとう!」
ノブオ「俺・・・ 女の子と付き合ったことないから 何が正しいか、わからなくてさ」
ミナ(へぇー、以外かも 金と権力を行使して好き放題しちゃってると 思ってたぁ)
ミナ「そうだったんですね」
ノブオ「恥ずかしいけど、本当です」
ノブオ「今日は、本当にごめんなさい 迷惑かけました。 自慢話も告白も嫌でしたよね」
ミナ(自慢話嫌だったのわかってた!?)
ノブオ「一目惚れして、 舞い上がってしまいました」
ミナ「気にしないでください 私も冷たくしすぎました・・・」
ノブオ「ミナさん・・・ 改めて、俺にチャンスをくれませんか?」
ミナ「え?」
ノブオ「俺、ミナさんのこと喜ばせたい 嫌な思いばかりさせてしまったので・・・」
ノブオ「もしよければ、デートしてくださいっ!」
ミナ(えーーっ)
ノブオ「絶対嫌な思いさせないから!」
ミナ「・・・」
ミナ「そこまで言うなら・・・ でも、絶対へんなことしないでくださいね」
ノブオ「やったーー!!」
ノブオ「ところで、変なことって?」
ミナ「察してください! ハレンチなこと・・・」
ノブオ「ごめんなさい! 察しが悪くて、絶対しません!!」
ミナ「それなら大丈夫です!! それでは、失礼しまぁす!!」
ノブオ「・・・」
ノブオ「よーし!! 絶対ミナちゃんを喜ばすぞー!!」
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うーむ、サオリさんの見事な手腕に、憎たらしさを超えて感心してしまいます。ここまで上手に男を扱えるとはw それに振り回されるミナさんには同情ですね。。