悪女の策略

木村凪

出会い(脚本)

悪女の策略

木村凪

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〇女の子の一人部屋
ミナ「私の名前はミナ。 彼氏と別れたばかりです」
ミナ「いつまでも落ち込んでるわけにもいかないので、ネットで新しい出会いを探してました」
ミナ「近場で街コンが開催されることをみつけました! 女性の参加費は・・・」
ミナ「安いっっ!!? 男性の参加費と全然違う!?」
ミナ(男性は、大変だなー)
ミナ「わたしは早速、街コンの申し込みをしました」
ミナ「よーし、すこしだけ元気が出てきたぞ 街コンがんばろーっ」

〇おしゃれなレストラン
  街コン会場
ミナ「おぉーっ! こんな風になってるんだー 沢山の男女がいる」
ミナ「とりあえず席について・・ どうしよう・・」
  ミナは、人見知りだった
ミナ「・・・」
ミナ「・・・」
翔也「おひとりですか?」
ミナ「はいっ! そうですっ!」
ミナ(ほわぁぁ イケメンきたーっ!?)
翔也「隣に座っていい?」
ミナ「どうぞ!」
ミナ「・・・」
翔也「自己紹介するね。 名前は、翔也です。 よろしくね」
ミナ「申し遅れましたっ! ミナと申します!」
翔也「ミナさんですね! よかったらお話しましょう!」
ミナ「はいっ!ぜひ!」
  最初は、緊張したけど、
  翔也さんと楽しく会話をしていました。
  すると・・・
サオリ「私も混ぜてくださいー!!」
ミナ「はい! いいですよ!」
翔也「ミナさんが大丈夫なら、僕も大丈夫ですよ」
サオリ「サオリっていいまーす よろしくね♪」
ミナ「ミナです! よろしくです!」
翔也「翔也です!サオリさんよろしくね!」
サオリ「翔也さん、かっこいいー! めっちゃタイプですー♪」
翔也「あはは ありがとうございます」
サオリ「3人で、仲良くなりましょー♪」
ミナ「はい!」
翔也「そうですね!」
  3人で雑談をしました。
  サオリさんは、とても積極的で
  翔也さんへのボディタッチも多かったように感じました。
サオリ「今度さぁ 私のすっごく尊敬している先輩の家で ホームパーティするから、 翔也さんとミナちゃんお誘いするねー♪」
ミナ(えぇー、どーしよー)
翔也「ご迷惑じゃなければ、僕は行きたいですね」
ミナ(翔也さん、行くんだ)
ミナ「私も、参加していいですか?」
サオリ「もちろん! じゃあ、誘うから連絡先交換しよー♪」
  私達は連絡先を交換しました。
  翔也さんの連絡先をゲットできて嬉しかったです。
  ホームパーティは、正直あまり行きたくないけど、翔也さんが行くならがんばらないと!
サオリ「またねー!」
ミナ「今日は、ありがとうございました!」
翔也「楽しかったよ! ミナさん、サオリさん」
サオリ「・・・」
サオリ「ミナちゃんには悪いけど、 翔也さんは私のものなんだから」
サオリ「そうだ!!」
サオリ「もしもしー♪ 先輩ー♪ 彼女欲しいって言ってましたよねー! めっちゃいい子紹介するのでー♪ ・・・」

〇豪華なリビングダイニング
  数日後、
  サオリさんにホームパーティに誘われました。
  ホームパーティの会場は、とても高級そうなマンションでした。
  サオリさんの尊敬する先輩の住居らしいです。
ミナ「広いマンションですねー!!」
翔也「すごい! しかも人数が多いですね!」
サオリ「先輩はビジネスの成功者で 今日来るのはビジネス仲間とかだよ みんな私の友達なのー♪」
パーティ参加者(女)「サオリー♪ やっときたのねー♪」
パーティ参加者(男2)「サオリちゃん! こっちこっちー♪」
パーティ参加者(男)「おっ! 新しい友達?」
サオリ「うん♪ 翔也さんとミナちゃんだよー♪」
ミナ「ミナです! よろしくお願いします!」
翔也「翔也です。 本日はよろしくお願いします」
パーティ参加者(女)「よろしくね♪」
パーティ参加者(男)「よろしく!」
パーティ参加者(男2)「ミナちゃん、よろしくね♡」
サオリ「あっ!! 先輩いたー!! 先輩ーー! 友達連れてきましたー♪」
ノブオ「おう!サオリ! お二人がサオリの友達かい?」
サオリ「そーですよー♪」
ノブオ「ノブオです 本日は、楽しんでくださいね」
翔也「翔也です。 本日は、お招きいただきありがとうございます!」
ミナ「はじめまして、ノブオさん ミナと申します よろしくお願いします!」
ノブオ「はい、よろしくお願いします。 それでは、またお話しましょう!」
サオリ「二人とも楽にしていいからねー♪」
  パーティ参加者「おーい!サオリー!!
  こっちこいよー! 一緒に飲もうー!」
サオリ「あっ呼ばれてる! ちょっといってくるねー!」
ミナ「うん!いってらっしゃいー」
翔也「僕達も何か頂きましょうか」
ミナ「そうですね!」
  しばらく翔也さんとお酒を飲みながら雑談してました。
  すると・・
パーティ参加者(女2)「イケメンだー♪ こっちおいでー♪ 私と飲もうよー♪」
翔也「いえ、、僕は・・」
パーティ参加者(女2)「えーー! 少しくらいいいじゃないー!」
ミナ「翔也さん、 私は少し休憩してるので、大丈夫ですよ 他の人とも交流しないと浮いちゃうかもだし」
翔也「そ、そうですね では、少しだけお話しましょうか」
パーティ参加者(女2)「やったー♪」
ミナ「ふぅ・・・」
ミナ「・・・」
ミナ(あ、もう翔也さん女の子に囲まれてる・・・ やっぱりモテモテだなぁ)
ミナ(今日は、翔也さんと2人きりになるのは、無理かも)
ミナ(サオリさんは、 男性に囲まれてる・・・ かわいいからなぁ・・・)
ミナ「・・・」
ノブオ「ミナちゃん、楽しんでる? 隣座っていい?」
ミナ「ノブオさん! はい!」
ノブオ「少し2人でお話しよう?」
ミナ「いいですよ」
  ノブオさんの成功談がしばらく続きました。
  私は、ステキですね!とか、すごいです!
  とか、相槌をしてノブオさんの相手をしてました。
ミナ(これって、キャバ嬢じゃん!?)
ミナ(まぁ・・いいかぁ・・)
  突然ノブオさんが、
ノブオ「ヤバい! 俺、ミナちゃんのことめちゃくちゃ好きかも!」
ミナ「ええーっ!? いきなりどうしたんですかぁ!?」
ミナ「冗談ですよねー ありがとうございます♪」
ノブオ「いや、マジだって!! 本気で付き合いたい」
ノブオ「はぁ♡はぁ♡」
ミナ(この人、動物みたいに発情してるっ!?)
ノブオ「みんなー!! 注目しておくれー!!!」
ノブオ「今から、ミナちゃんに愛の告白しまーす!!」
ミナ(えーーっ!!?)
パーティ参加者(男)「ノブオさん!頑張れー!!」
パーティ参加者(女)「なにそれー♪ ノブオさんやるーっ♪」
パーティ参加者(女2)「ノブオさーん♪ ファイトー♪」
パーティ参加者(男2)「ミナたん・・・」
ミナ(なんで、こいつが心配そうなんだ!?)
ミナ(しかも、ミナたんってなんだよ!?)

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コメント

  • 各キャラクター像がリアルで、ドラマを観ているようなハラハラ感がありました...続きも読ませていただきます!

  • いやー、サオリさんの鼻につき加減が、本当に生々しくでイラっとしてしまいますね。そのためか、ミナさんの善良っぷりが際立ちますね。この2人の恋模様がこれからどう展開するのでしょうか。

  • ミナちゃんはしっかりした女性だと思うけど、あまりこういう機会に慣れてなさそうだし、はっきりいやです!といえるタイプじゃないところが、読者を少しハラハラさせますね。サオリのようなタイプ、本当に好きになれないなあ!

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