STLIMAN

小松朋喜

エピソード4 絶対教えないもん!(脚本)

STLIMAN

小松朋喜

今すぐ読む

STLIMAN
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇秘密基地の中枢
ウォリアン「ブリリアンスよ しばらく人類への攻撃を休止する 指示があるまで怪人を作るな」
ブリリアンス「かしこまりました」
ウォリアン「これはあれだ!アイドルとかの無期限活動停止っで奴だ!必ず再開するからな!」
ブリリアンス「そのままフェードアウトするアイドルもいますが?」
ウォリアン「お、俺様は約束を守る!ファンクラブで会費だけとるようなアイドルとは違う!」
ブリリアンス「もちのろんでございます 仰せの通りに」
ウォリアン「む・・・わかればよろしい・・・」
ウォリアン(妙だ いつものこいつなら)

〇カラフル
ブリリアンス「なんですと!? 何を流暢な事を言っているのですか!?」
ブリリアンス「今すぐにでもにっくき人類をぐちゃぐちゃにしてハンバーグにするべきでございます!」
ブリリアンス「あちょ〜!!」

〇秘密基地の中枢
ウォリアン(っとこのように騒ぎ出すはずだが・・・)
ウォリアン「むむ・・・」
ウォリアン「ではそういう事だ」
ブリリアンス「どこに行くのです?うんちですか?」
ウォリアン「そういつもいつもうんちしてたまるか! っというかどこかに行く=うんちだという考えをやめろくそったれめ!」
ブリリアンス「ではどちらに?」
ブリリアンス「ここにいない時はどこで何をしているのです?」
ウォリアン「プ、プライベートはシークレットだ!なぜ今更!?今までそんな事を聞いてこなかったではないか!」
ブリリアンス「以前はウォリアン様がどこで何をしてようが干渉しませんでしたしする気もありませんでした ですが最近のウォリアン様はおかしい」
ウォリアン「お、おかしい?何を言う貴様!」
ブリリアンス「ウォリアン様から頂いた怪人スケジュールの入れ物を見て下さい!こんな事を前はするお方じゃなかった!」
ウォリアン「何か変か?」
ブリリアンス「べらぼうにかわいすぎる!なんですかこれ!?お菓子の箱!?まるで人間の女のようでございませぬか!」
ブリリアンス「ウォリアン様がこうなったのはあの時からでございます・・・」
ウォリアン「あの時?」
ブリリアンス「ストライマンを始末した時から」
ブリリアンス「あれからウォリアン様は変わってしまわれた」
ウォリアン「そ!そんなはずは・・・」
ブリリアンス「いいえ変わりました 怒りや悲しみや憎しみ、そういった負の力がウォリアン様から感じられません」
ウォリアン「貴様・・・いい加減にしろよ」
ウォリアン「俺様を誰だと思っている!レジスタンスの・・・」
ブリリアンス「では一体どこに行かれているのか・・・」
ブリリアンス「お答え下さいウォリアン様!」
ウォリアン「い、家に帰っているのだ!」
ブリリアンス「家!?家とは!? ここが家なのではないので・・・」
「う!?」

〇不気味
「お前はこの国の王 全人類を滅ぼし我々の国にするのだ」
「人類を滅ぼすのが私の夢 記憶が消えても それだけでも覚えておくんだぞ」

〇秘密基地の中枢
(なんだ今のは!?)
ウォリアン「で、では行ってくる」
ブリリアンス「ええ・・・」
ブリリアンス「ジ・ブラックと互角かそれ以上の力をもった怪人を完成させた マトリクス!」
マトリクス「は!」
ブリリアンス「お前が何のために作り出されたかわかっているな?」
マトリクス「は!ジ・ブラックを抹殺し!その後人類を滅ばすのが任務であります!」
ブリリアンス「そうだ それと・・・」
ブリリアンス「学園に忍びこの男が何者なのか探るのだ」
マトリクス「かしこまりました!」
ブリリアンス「それから・・・」
ブリリアンス(いや、この女は私みずから・・・)
ブリリアンス「何でもない!行くのだ!マトリクス!」
マトリクス「は!」

〇学校の校舎

〇教室
林杏子(・・・頭が痛い)
林杏子(何だったんだあれは 本当に俺様は変わってしまったのか?)
小島美咲「杏子どうしたの?具合でも悪い?」
林杏子「いや・・・それより」
井上卓「あ!」
井上卓「さ、佐藤君!おは・・・」
佐藤達彦「うるさい」
林杏子「聞くが・・・元祖・・・前の井上卓はどういう人物だったのだ?」
小島美咲「お?何にも知らなくて興味がなかった杏子が急に井上知りたくなったの?それって・・・」
林杏子「バカ者!俺様は井上卓の事など・・・」
小島美咲「そんなに興奮しなくても!焦りすぎ〜」
小島美咲「ん~前に言ったと思うけど 頭良くてスポーツ万能でルックスも良くて学園のヒーローだった としかわからないよ」
小島美咲「私も井上に興味なかったしなぁ」
林杏子「そうか」
小島美咲「私に聞くよりあの人に聞いた方がいいんじゃない?」
林杏子「あの人?」
小島美咲「そ!日本一井上の事を知っている人」
林杏子「あいつか・・・」
中野葉月「林杏子!」
小島美咲「はい来ました~💦」
中野葉月「井上卓をあんたなんかに・・・」
林杏子「はいはいわかったわかった」
中野葉月「な!?何だその反応!まるでうるさいおばさんみたいな!」
林杏子「おお! 自分の事わかっているじゃないか(^^♪」
中野葉月「んだと~!」
小島美咲「やめなって!も~💦」
中野葉月「いや~ん井上卓~❤おはよ~!今日もイケメ~ン!たまんな~い❤」
井上卓「お、おはよう!」
井上卓「あ!あのちょっとトイレ!」
中野葉月「ちょ!私も行く~!」
林杏子「やめろ変態」
林杏子「そんな事より学級委員長・・・ 井上卓の昔の事を聞きたいのだが・・・」
中野葉月「はぁ!?なんでよ!あんたやっぱり井上卓イこうとしてるんじゃないでしょうね!」
林杏子「女子高生がイこうとしてる言うな!」
中野葉月「何で知りたいのか理由教えなさいよ!」
林杏子「それは・・・今までは井上卓の事を意識していなかったから」
中野葉月(今までは意識してなかったって・・・ じゃあ今は意識してるって事かよ!)
中野葉月「ってかもっと具体的に!どうして井上卓を知りたくなったのかちゃんと話しなさいよ!それが筋でしょうが!」
林杏子「それは・・・」
中野葉月「ちゃんと言うまでこっちも教えてあげないもん!」

〇荒野
井上卓「ねぇママ!前の僕・・・ 井上卓は正義の味方なの? ストライマンは本当にヒーローなの!?」

〇教室
林杏子「頼む・・・あいつの・・・井上卓の事が知りたい!教えてくれ なんでもするから・・・」
小島美咲(何何?こんな杏子初めて見た・・・まさか井上に本気なの?きゃ~❤)
中野葉月(何よそれ・・・もっとちゃんと話せよ!)

〇学校の校舎
井上卓「怖かったよー!」
  抱きしめ合う二人

〇教室
中野葉月「わかった」
林杏子「本当か!?」
中野葉月(やめろよその嬉しそうな顔(~_~メ))
中野葉月「ただし条件がある」
林杏子「条件?」
中野葉月「い・・・井上卓と私を・・・」
中野葉月「デートさせてくれたら話してもいい!」

〇学校の廊下
井上卓(トイレか・・・)
井上卓(よし!)
???「お?あれは・・・ラッキー!」
真鳥久須「もう見つけた!」

〇学校の校舎

次のエピソード:エピソード5 はじめて見た時からお前が好きでした!

ページTOPへ