虹架かるセカイは愉快に歌う

宇野木真帆

13話:虹架かる世界は神を待ち望んでいる(脚本)

虹架かるセカイは愉快に歌う

宇野木真帆

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〇教室
威流 楓「楽しい? 文化祭の準備」
威流 緋雨「いや、忙しすぎて、それどころじゃ」
威流 楓「映研まで行ったんだって?」
威流 緋雨「あ、あいつらが、ムービー作りたいとか、本格的なカフェにしたいとか言うから」
威流 楓「あいつらって、栗木田さんと、あとは?」
威流 緋雨「きし、の・・・」
威流 楓「あ~!ライバルくんね!」
威流 楓「君って、優しいんだね。 恋のライバルにも楽しんでほしいんだ」
威流 緋雨「ま、まぁ、友達だからな」
威流 楓「へ~。友達、ね」
威流 緋雨「俺は部外者だからいいんだ。 この学校には潜入、してるんだし」
威流 緋雨「それに。栗木田を生かすことが、俺の最大のわがままだから」
威流 緋雨「俺のせいで、家族は生き返らない。 ましてや、楽しむなんて・・・」
威流 楓「ほんと、真面目だね~」
威流 楓「はい、完成~♪」
威流 緋雨「明るくなる前に終わった!? 本当に助かった!ありがとう!」
威流 楓「どういたしまして~」
威流 楓「ねぇ、徹夜してまで頑張ってるのは、二人のため?」
威流 緋雨「そうだ。文化祭が始まっても、結局準備してたら、どこも周れないだろ」
威流 楓「おれは楽しかったよ」
威流 楓「緋雨と文化祭の準備ができて」
威流 楓「じゃ、おれは帰るね~」

〇おしゃれなリビングダイニング
  ─文化祭・当日─
威流 楓「さぁて、おれも文化祭へ~」
  臨時ニュースです!!臨時ニュースです!!

〇テレビスタジオ
アナウンサー「ただいま速報が入りました」
アナウンサー「この国を挟んだ東諸国と西諸国で」
アナウンサー「食料輸出入の規制をかける話が、兼ねてから話題に上がっていましたが」
アナウンサー「ついに、大統領より言及がありました」
アナウンサー「東諸国と西諸国の規制が、実際に現実となった場合、」
アナウンサー「我が国にもさらなる食糧被害が発生すると、専門家は懸念しています」

〇おしゃれなリビングダイニング
威流 楓「ついに、だね」
威流 楓「虹架かる世界は」
威流 楓「キリスト再臨を待ち望んでいる」

〇地球
  ─Projection of 映画研究部─
  ─再臨祭─

〇テクスチャ3
  今より遥か昔。
  地上に楽園があったと云われる頃
  人は最初の罪をおかした
  裁きの時を迎えるまでの永遠の罪
  ”原罪”

〇ステンドグラス
  人は永遠を生き続けられない
  世代をくりかえし、原罪を受け継ぎ、死の苦しみで繋いでいく
  神の赦し。
  再び永遠の命を与えてもらう為に
  その赦しこそが救済。
  最後の審判

〇地球
  さぁ、罪深き者たちよ。
  今宵は神が再臨する時。
  神に許しを与えられ、永遠の輝きを手に入れるのは、果たして。
  今、審判の時がはじまる・・・

〇文化祭をしている学校
  うおおおおーーー!!!
  はじまったーー!!文化祭!!!
国乃景「吾妻君、これは最終警告だよ」

〇学校の廊下
岸野 俊介「ひっさ!? 文化祭の準備!!全部出来てるぞ!!?」
威流 緋雨「俺は、保健室で、寝てるから・・・」
威流 緋雨(最終チェックを念入りにして、結局、一睡も出来なかった)
岸野 俊介「まさか!?ひっさが!!?」
栗木田 真衣「ねえねえ!! 教室の装飾が全部出来上がってるんだけど!!?」
威流 緋雨「今日の進行は任せた、岸野。 愛田とちゃんと連携しろよ」
岸野 俊介「お、おう!!」
威流 緋雨「栗木田は岸野を支えてやれ。 何かったら俺に連絡しろ」
栗木田 真衣「わ、わかった!」
「じゃ、二人とも、文化祭、楽しめよ・・・」

〇保健室
  ─文化祭・午後─
威流 緋雨(少しは良くなったか。 俺もクラスへ・・・)
愛田 星乃「あ、威流くん。御体の具合どうかしら?」
威流 緋雨「ちょうど今、戻ろうと思っていた」
愛田 星乃「あんまり無理しないで。 教室の装飾が出来上がっていたの、威流くんでしょ?」
威流 緋雨「特に連絡はなかったみたいだから、模擬店は順調か?」
愛田 星乃「それは順調だけど、」
栗木田 真衣「ひっさ~!元気になった~?」
栗木田 真衣「あ、愛田さんも来てたんだね!」
愛田 星乃「えぇ。今、クラスへ一緒に戻ろうって、話していたの」
栗木田 真衣「あ!そうなんだ! なんかごめんね!邪魔しちゃって!」
栗木田 真衣「ま、また後でね~!」

〇おしゃれなレストラン
  ─1ーA模擬店─
  ─cafe♡新たなるぶどうの味覚─
お客さん「へ~。結構、本格的ね」
  ─MENU─
お客さん「これ、とっても気になる」
お客さん「”時間”限定品?」
お客さん「あんたほんとゲテモノ好きよね」
岸野 俊介(午後から大盛況で忙しいー!!)
岸野 俊介「栗ちゃん!いい所に!」
岸野 俊介「お客さんの列つくってくれる!?」
栗木田 真衣「お、おっけー!」
岸野 俊介(それから、料理は大丈夫かな!?)
栗木田 真衣「いらっしゃいませ~! こちらの席へどうぞ!」
お客さん「か、可愛いな」
お客さん「だな♪」
栗木田 真衣「お待たせしました~!」
栗木田 真衣「お席へご案内いたします~!」
威流 緋雨「午後は俺がまわすから」
威流 緋雨「愛田は文化祭まわってきていいぞ」
愛田 星乃「大丈夫よ。私も手伝うわ」
威流 緋雨「何しにきた」
国乃景「結構、手が掛かってるんだな」
威流 緋雨「あの事なら、今日が終われば、俺は」
国乃景「へ~。”時間”限定品なんてあるの?」
岸野 俊介「た、田中!!忘れてなかったのか!?」
  ─未知なる遭遇♥️なめことぶどうの出逢い─
田中 よしこ「うぇっへっへっへ~。 注文がありましたのよ♥️」
岸野 俊介「お、俺がひっさに怒られるー!!」
威流 緋雨「おい!!岸野!? 時間限定品って何だっ!?」
岸野 俊介「いや!!俺もさっき知ったところで!!」
威流 緋雨「こんなの出せるか!! 病人が出るっ!!」
田中 よしこ「タイムアウトや~」

〇文化祭をしている学校
  これにて文化祭は終了いたします!!
  生徒は校庭に集まってください!!
  繰り返します!!
  これにて文化祭は終了いたします!!
威流 緋雨(はぁぁぁぁぁ。 やっと終わった・・・)
威流 緋雨(この後は、校長先生の話があって、なんやかんやしたら、)
威流 緋雨(帰れる・・・)
愛田 星乃「い、威流くん、あの」
威流 緋雨「あぁ。愛田。 文化祭では世話になったな。 ありがとう」
愛田 星乃「そ、そんなの全然っ!」
威流 緋雨「午後は文化祭まわれたか? 今朝は体調崩して悪かったな」
愛田 星乃「だ、大丈夫だよ! 気遣ってくれてありがとう」
愛田 星乃「実はね、威流くんに、話しがあって」
愛田 星乃「ここじゃ、ちょっと、恥ずかしいから」
愛田 星乃「場所を変えてもいいかな?」

次のエピソード:14話:恋はいつだって唐突に♡

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