僕が長生きするために🌠

ライ麦

【3話】コラボレーター(脚本)

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〇研究開発室
  アイドルの楽本 優花の公表から翌日
  星 太陽と久遠 翡翠は大学の研究室に集まった
久遠 翡翠(くおん ひすい)「太陽、マズイことになったわ」
星 太陽(ほし たいよう)「ああ、悪い事態だ」
星 太陽(ほし たいよう)「今回の裏にあの男が絡んでるかもしれない」
星 太陽(ほし たいよう)「急ですまないが、できる範囲で調べてほしい」
星 太陽(ほし たいよう)「あの男が関わるっているなら俺は奴と話し合わなくてはならない」
星 太陽(ほし たいよう)「だが、何十年も消息不明だった男だ・・・」
星 太陽(ほし たいよう)「翡翠の方がスローアライブ体験の準備もある中で申し訳ないが・・・」
星 太陽(ほし たいよう)「あのアイドルの子のことも気になる・・・」
星 太陽(ほし たいよう)「他にも俺達の知らないところで何かが動いている可能性がある」
星 太陽(ほし たいよう)「手遅れになる前に把握したい」
星 太陽(ほし たいよう)「すまないがよろしく頼む!」
久遠 翡翠(くおん ひすい)「勿論よ 私だってこんなのは納得いかない!」
久遠 翡翠(くおん ひすい)「後はコラボレーターの私に任せておいて!」
星 太陽(ほし たいよう)「翡翠、ありがとう」

〇宇宙船の部屋
庭谷 昂(にわたに のぼる)「星先輩は気づいただろし、久遠先輩も動くなら俺から接触するほうが良いかもね」
庭谷 昂(にわたに のぼる)「余計なことはしたくない」
庭谷 昂(にわたに のぼる)「俺は彼らの邪魔をしたいわけじゃない」
庭谷 昂(にわたに のぼる)「全て・・・人類の為にしているだけ」
庭谷 昂(にわたに のぼる)「全てを救えないなら数を減らせばいい」

〇大学の広場
桃香(ももか)「ねぇ昨日のアイドルのニュース見た?」
沙羅(さら)「見た見た!」
沙羅(さら)「というか私ゆうかてゃのライブ行ってたから生で見てた!」
沙羅(さら)「私、スローアライブ体験へ応募する!」
沙羅(さら)「実は私ゆうかてゃのファンなの」
沙羅(さら)「彼女がAPなら私もスローアライブでAPになりたい!」
沙羅(さら)「私もゆうかてゃと一緒に長生きしたい!」
桃香(ももか)「でも怖いんじゃないの?」
桃香(ももか)「私も、まだ実感なくてちゃんと考えてないけど」
桃香(ももか)「こういうのは自分で決めたほうが良いよ」
沙羅(さら)「いいの、いいの」
沙羅(さら)「ゆうかてゃがやってるなら大丈夫だって!」
桃香(ももか)「え〜そうかな?」

〇施設の廊下
村雨 夏李(むさらめ なつり)「久遠様、本日はお越しいただきありがとうございます」
村雨 夏李(むさらめ なつり)「私は庭谷博士のコラボレーターで」
村雨 夏李(むさらめ なつり)「村雨 夏李と申します」
村雨 夏李(むさらめ なつり)「お隣の男性は同じくコラボレーターの・・・」
清田 黒斗(きよた くろと)「清田 黒斗だ」
  コラボレーターとは
  スローアライブを実践するAPを補佐する者のことだ
  APは通常1人で生活を続けることは困難でありコラボレーターは欠かせない存在である
久遠 翡翠(くおん ひすい)「まさか庭谷から連絡してくるなんて・・・」
久遠 翡翠(くおん ひすい)「アナタたちはどこまで庭谷博士のことを知ってるの?」
村雨 夏李(むさらめ なつり)「私どもは何も知りません」
清田 黒斗(きよた くろと)「金をくれりゃあ何でもするだけだ」
村雨 夏李(むさらめ なつり)「そろそろ時間ですので案内致します どうぞこちらへ」

〇宇宙船の部屋
庭谷 昂(にわたに のぼる)「久遠先輩、わざわざ来てもらってどうも」
久遠 翡翠(くおん ひすい)「やっぱりアナタなの?」
久遠 翡翠(くおん ひすい)「アイドルの楽本 優花がAPになったのはアンタが仕向けたことなの?」
庭谷 昂(にわたに のぼる)「その通り」
久遠 翡翠(くおん ひすい)「やっぱり・・・」
久遠 翡翠(くおん ひすい)「それならアイドルの子が40歳で肉体は19歳、その情報が間違っていなければ・・・」
久遠 翡翠(くおん ひすい)「あの子は12歳の頃からスローアライブを始めたことになる・・・」
久遠 翡翠(くおん ひすい)「それに・・・あの子だけではないでしょ?」
久遠 翡翠(くおん ひすい)「何人の人間を実験に巻き込んだの?」
久遠 翡翠(くおん ひすい)「答えて! 庭谷博士!」
庭谷 昂(にわたに のぼる)「いいですよ」
庭谷 昂(にわたに のぼる)「楽本優花と同時期にあと10人かな」
庭谷 昂(にわたに のぼる)「現在もAPを続けているのは楽本 優花を含めて6人」
庭谷 昂(にわたに のぼる)「大丈夫ですよ、お金も十分払ってる」
庭谷 昂(にわたに のぼる)「本当はもっと実験例を増やしたかったけど予算の関係で俺が関わってるのはこれだけ」
久遠 翡翠(くおん ひすい)「庭谷っ!」
久遠 翡翠(くおん ひすい)「アナタ!自分がしたことわかってるの?」
久遠 翡翠(くおん ひすい)「スローアライブは失敗することだってある!」
久遠 翡翠(くおん ひすい)「12歳の子供だった人達を今の段階で実験に巻き込むなんて!」
久遠 翡翠(くおん ひすい)「お金を払えばいいなんてよく言えるわ!」
庭谷 昂(にわたに のぼる)「・・・久遠先輩こそ、彼女らの何がわかるんですか?」
庭谷 昂(にわたに のぼる)「皆、満足してますよ」
庭谷 昂(にわたに のぼる)「それでいいでしょう」
庭谷 昂(にわたに のぼる)「俺は星先輩と久遠先輩の協力がほしいだけですよ」
庭谷 昂(にわたに のぼる)「特に久遠先輩のロボット研究は俺たちAPの生活維持には欠かせない」
庭谷 昂(にわたに のぼる)「俺の為じゃなく、彼女らを助けると思ってください」
庭谷 昂(にわたに のぼる)「協力して世界にスローアライブを発展させましょう」
庭谷 昂(にわたに のぼる)「人間は無駄が多すぎると思いませんか」
庭谷 昂(にわたに のぼる)「もっと最適化するべきだ」
久遠 翡翠(くおん ひすい)「アナタにとって無駄なことも大事なことだってあるわ」
久遠 翡翠(くおん ひすい)「太陽は周りの気持ちも大事にして理解を得たから私たちは支えているのよ」
久遠 翡翠(くおん ひすい)「影響力のあるアイドルの楽本 優花に公表させたのは、スローアライブを世間に手っ取り早く注目させることが目的・・・」
久遠 翡翠(くおん ひすい)「でもアナタは彼女の気持も、彼女の家族のことも考えてはいないでしょ」
久遠 翡翠(くおん ひすい)「この先、影響を受けた人の選択の責任を彼女に負わせるかもしれないことにアナタは何も思わないの?」
庭谷 昂(にわたに のぼる)「何を言ってるか分かりませんが・・・」
庭谷 昂(にわたに のぼる)「楽本 優花の了承は得てますよ」
庭谷 昂(にわたに のぼる)「気持ちなんて曖昧なことはいらない 彼女がOKと応えたらそれで何も問題はないでしょ」
久遠 翡翠(くおん ひすい)「・・・アナタは40年前から何も変わらないのね」
庭谷 昂(にわたに のぼる)「久遠先輩は歳を取りましたね」
庭谷 昂(にわたに のぼる)「余計なことを気にして生きてたら疲れるだけですよ」
庭谷 昂(にわたに のぼる)「もうそろそろ時間です」
庭谷 昂(にわたに のぼる)「協力の返事は早めにお願いしますね では・・・」
星 太陽(ほし たいよう)「庭谷博士!」
久遠 翡翠(くおん ひすい)「太陽!?」
庭谷 昂(にわたに のぼる)「おっと、今日来るのは予想外でした 星先輩」
久遠 翡翠(くおん ひすい)「太陽!アナタ、今は睡眠時間のハズじゃ・・・!」
庭谷 昂(にわたに のぼる)「直接会うのは久しぶりですね やっぱり姿は変わらないな」
庭谷 昂(にわたに のぼる)「顔が見れて良かったです」
庭谷 昂(にわたに のぼる)「俺はもう時間なので、名残惜しいですがお引取りください」

〇宇宙船の部屋

〇宇宙船の部屋
村雨 夏李(むさらめ なつり)「久遠様、星様 どうぞ退室をお願い致します」
  控えていたコラボレーターの村雨がボタンを押すと庭谷との間に電気が走った
星 太陽(ほし たいよう)「うわっ!」
久遠 翡翠(くおん ひすい)「キャッ・・・!」
星 太陽(ほし たいよう)「庭谷博士!」
星 太陽(ほし たいよう)「君は何の為に未来を目指してるんだ!」
星 太陽(ほし たいよう)「俺たちは方向性を間違えてはいけない!」
星 太陽(ほし たいよう)「40年前に君が話してくれた夢を俺は忘れてないぞ!」
  庭谷の姿はすでになかった

〇施設の廊下
星 太陽(ほし たいよう)「クソッ・・・せっかく会えたのに・・・」
久遠 翡翠(くおん ひすい)「太陽・・・アナタ大丈夫なの?」
久遠 翡翠(くおん ひすい)「今は睡眠時間なのに無理やり起きて、ここまで来るなんて」
星 太陽(ほし たいよう)「ああ、大丈夫だ」
星 太陽(ほし たいよう)「正直、凄く眠いが・・・多分・・・そんなに・・・影響・・・ない・・・ハズ・・・」
星 太陽(ほし たいよう)「やっぱり・・・眠い・・・」
久遠 翡翠(くおん ひすい)「あーもう、すぐに車に乗って帰るわ」
星 太陽(ほし たいよう)「翡翠・・・すまない・・・」

〇研究開発室
  二人は大学の研究室に戻った
星 太陽(ほし たいよう)「・・・・・・」
久遠 翡翠(くおん ひすい)「太陽が寝る前に連絡したのは失敗だったわ まさか起きてまで来るなんて・・・」
久遠 翡翠(くおん ひすい)「そりゃあ、健康には害はないけど・・・」
久遠 翡翠(くおん ひすい)「下手に生活リズムが崩れたらスローアライブが続けられなくなるかもしれないのに」
久遠 翡翠(くおん ひすい)「スローアライブ体験は太陽も立ち会う予定だったけど・・・人数も想定より多いし内容を少し変更するほうが良いわね」
久遠 翡翠(くおん ひすい)「何年経っても世話が焼けるんだから」

次のエピソード:【4話】2時間程の運動

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