ミラクルマジカルガール

どんぐり

花火大会!ワクワクの夜!(脚本)

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〇魔王城の部屋
クライ「失敗なんぞしやがって!この無能男!」
ナイトメア「どうもすみません、力及ばずで.....」
ドクター・フィアー「クライ様、私に汚名返上のチャンスを」
クライ「いいだろう」
ドクター・フィアー「今度という今度は、彼女たちを思い知らせてやりますか」
  ドクター・フィアーは、さっそく出陣した。
テリブル「そろそろボス、いい加減出陣した方がいいですぜ。 俺らに命令出してないで、自分から動かないと、話になりませんよ」
クライ「ま、遠くないうちに出陣する。 あいつらをぎゃふんといわせてやる!」
テリブル「そりゃボスは、チアフルキングダムを侵略して住人を奴隷とかにした功績はありますね」
クライ「ああ。俺は慎重な性格だ。お前らの動きを研究してるからな。ミラクルマジカルガールも、腕を磨いてるようだな。そろそろ行くかも」

〇家の廊下
ハートフル「おはよう、お兄様。今日は花火大会ね」
グレートフル「そうだね。今日は臨時休業で正解だったよ」
ジョイフル「ああ。俺ら、出店出すって決めてたもんなぁ」
デライト「出店って、何をやるんですか?」
ジョイフル「こないだ、それに関する会合があったのさ」

〇大会議室
  数日前のこと。
花火大会スタッフ「さて、今年も大川での花火大会が開催されます。これに関する会合をこれから始めます」
「よろしくお願いします!」
  メンバーは、一斉に挨拶をした。
花火大会スタッフ「今年の花火大会ですが、出店に関する要綱をチェックしておきましょう」
ジョイフル「バッテリーとかを貸し出すんですよね?」
花火大会スタッフ「そうです」
大学生「実際の会場の下見はどうなるのですか?」
花火大会スタッフ「そちらも一緒に行います」

〇川沿いの原っぱ
  メンバーは、現場の下見へとやってきた。
花火大会スタッフ「ここが会場となる場所です」
男性「なるほど」
ジョイフル「実は私が店長をしてる城之内ショップも出店出そうと考えております」
花火大会スタッフ「なるほど」

〇大会議室
  こうして、下見を終えた面々は、部屋に戻った。
花火大会スタッフ「なお、出店に関してですが、発電機などを貸し出しますのできちんと使うよう心掛けて下さいね」
大学生「判りました」
花火職人「私も、最高の花火を作り上げますので、いい花火大会になるように頑張りましょう」
花火職人「私も頑張ります」
花火大会スタッフ「以上で、会合をお開きにします。ありがとうございました」

〇家の廊下
ジョイフル「そんな感じさ。朝食後に事務局へ行き、さっそく設営に励むぞ!」
グレートフル「そうだね。ファインとジョインは?」
ハートフル「朝ご飯作ってるわ。そろそろできると思うけど....」
城之内花江「できてるわよ!」
城之内珠璃「早くご飯食べて、花火大会の会場に行きましょう!」

〇お祭り会場
  面々は、花火大会の会場設営に励むことにした。
花火大会スタッフ「では、本日は宜しくお願いします」
「指示に従って準備しましょう」
デライト「じゃあ、こっち運びますね」
ハートフル「私はこっち」
グレートフル「発電機のテスト、開始!」
  エンジンは問題なく動いた。
ジョイフル「こっちも問題ないぜ!品物はちゃんとある!」
城之内花江「なんだか、昔を思い出すわね」
城之内珠璃「そうね」
  着々と準備は進んだ。

〇シックなリビング
  夕方になった。
春野雫「花火大会、いい天気でよかったわね!」
春野正幹「今日は、僕が桃子の面倒を見るよ」
春野桃子「いっぱいお店も出るから、楽しみね!」
春野雫「はぐれないようにしてね。小鳥の面倒は、私が見てるから」

〇お祭り会場
  花火大会の会場は、非常ににぎわっていた。
春野桃子「いっぱいお店があるから、最初はどこへ行こうか、迷うわね!」
春野正幹「そうだね。花火の時間にも配慮しよう」
大久保樹「桃子!お前も来てたのか!」
春野桃子「樹君!その人は?」
大久保樹「俺のいとこだよ」
飯山絵里子「初めまして。飯山絵里子です。あなたが桃子ちゃんね?」
春野桃子「はい、初めまして!こちらは私の父です」
春野正幹「初めまして。春野正幹です」
大久保樹「絵里子姉ちゃんは都立高校の1年生で、今夏休みだよ。今日と明日と明後日、俺の家に泊まってるんだ」
飯山絵里子「私は写真部に入ってるから、今回の花火大会の写真も撮って、先輩とかに見せるのよ」
春野桃子「すごいですね!」

〇射的コーナー
ジョイフル「一回100円で、プレイできます!倒した景品を差し上げますので、ぜひどうぞ!」
グレートフル(兄さん、考えたもんだねぇ)
ジョイフル「いらっしゃいませ!射的コーナーへようこそ!」
森月正彦「すみません、プレイしたいんですけど、二人での参加です」
榎木麻衣「すみません、正彦さん。わがまま言っちゃって」
森月正彦「麻衣さん、構いませんよ」
  早速チャレンジする、森月夫婦。
ジョイフル「おめでとうございます!腕時計は....」
森月正彦「僕です」
榎木麻衣「ちなみに、ブローチを狙ったのは私です」
ジョイフル「では、どうぞ!」
ハートフル「そろそろ出番代わるわね」
ジョイフル「飯は、俺が買ってくるよ」
夏木藍衣「兄さん、ここの射的楽しいわよ」
夏木翼「よし、僕の腕前を見てみな!」
ハートフル「いらっしゃい、藍衣ちゃん!」
夏木藍衣「こんばんは」
夏木翼「二人での挑戦です」
ハートフル「では、どうぞ!」
夏木藍衣「やったぁ!チョコレートよ!」
夏木翼「こっちは、キャラメルだ!」
ハートフル「すごいわね!」

〇川沿いの原っぱ
秋月雄二「合宿、明後日からだろ?今日が花火大会でよかったな」
秋月響「合宿先からもちゃんと連絡をするわ。夏の公演、楽しみにしててね」
秋月萌黄「いっぱい人、来てるわね」
秋月萌黄「茜音ちゃん!」
冬元茜音「萌黄ちゃん!」
冬元あこ「お姉ちゃんのお友達?」
冬元茜音「そうよ。4月に会いに行ったの覚えてる?」
冬元あこ「覚えてるわ」
冬元紀彦「茜音もあこも、いっぱい友達ができたようだね」
夏木藍衣「兄さん、そろそろ始まるみたいね」
夏木翼「そうだね」
春野桃子「間もなくスタートね!」
大久保樹「そうだな!」
  やがて、花火がスタートした。

〇黒
  やがて、花火が始まった。

〇花火
  大いに盛り上がる会場。

〇川沿いの原っぱ
春野桃子「今日が花火大会でよかったわね!」
夏木藍衣「私、明後日から3日間、姉さんのいる石巻市に行く予定なの!兄さんと両親も一緒よ!」
秋月萌黄「お姉様は明々後日から演劇部の合宿よ!」
冬元茜音「来月は、町内会での子供キャンプ!ここの町内会の集まりにも慣れてきたわ! それに、前の学校にいた子が今度遊びに来るのよ!」
夏木藍衣「夏休みの終わりごろには、防災訓練が大きな公園であるしね」
秋月萌黄「2学期の始業式の日にも防災訓練してるしね」
春野桃子「それと、チーム強化合宿もあるから、ダークランドや自然災害とかに備えないとね」
夏木藍衣「そろそろ連絡もあるはずね」
秋月萌黄「ジョイフルさんのことだから、きっと調整してくれてるはず!」
冬元茜音「そうね」
  その時だった!
ドクター・フィアー「この楽しい世界を、恐怖の世界に仕立て上げて見せましょう!」
春野桃子「またあなたね!」
ドクター・フィアー「黙りなさい!行きなさい、ディザスター!」
ディザスター「ディザスター!!!!」
ドクター・フィアー「今回はあれに取りつきなさい!」
  ディザスターは、石の上のトカゲに取りついた。
ディザスター「ディザスター!」
ドクター・フィアー「今日こそあなたたちの最期です!いざ、やっちゃうのです!」
  花火大会はパニックに陥った!
春野桃子「ミラクルマジカルウォッチだわ!」
ジョイン「桃子ちゃん大丈夫?」
春野桃子「大変よ!ドクターフィアーがまた襲ってきたの!」
ファイン「やっぱり出たのね!早く変身して!」
春野桃子「オッケー!みんな、行くよ!」
「わかった!」
春野桃子「ミラクルマジカルチェーンジ!」
「ミラクルマジカルチェーンジ!」
チアフルスマイル「チアフルスマイル、可愛く登場!」
チアフルシック「チアフルシック、可憐に登場!」
チアフルポップ「チアフルポップ、元気に登場!」
チアフルエレガント「チアフルエレガント、美しく登場!」
「私達、ミラクルマジカルガール!」
チアフルスマイル「みんなの笑顔と幸せ、守ってみせる!」
ドクター・フィアー「お出ましですね。覚悟しなさい!」
ディザスター「ディザスター!!!!」
チアフルスマイル「チアフルスマイルハート!」
  チアフルスマイルは、ステッキでハートを描き、いくつも発射させた。
チアフルシック「次はこれよ!」
  チアフルシックは、無数のハートをステッキで描き、それを川に反射させた。
チアフルポップ「受けてみなさい!」
  チアフルポップがステッキを描いて繰り出したのは、無数のハートが集まって発動した電撃攻撃だった。
チアフルエレガント「楽しい花火大会を台無しにしたお返しに、これはどうかしら!」
  チアフルエレガントは、ステッキでハートを描き、それを炎に変えた!
ドクター・フィアー「馬鹿な!こんなにパワーアップしてたとは!」
チアフルスマイル「とどめを刺すわよ!みんな、ステッキでハートを描いて!」
「オッケー!」
  4人は、一斉にミラクルマジカルステッキでハートを描いた。
  すると、そのハートが四葉のクローバーになった!
チアフルスマイル「行くわよー! ミラクルマジカルクローバーアターック!」
「ミラクルマジカルクローバーアターック!!」
「ミンナハッピー...」
「みんな明るく、」
チアフルスマイル「笑顔♪」
ドクター・フィアー「おのれ、今度はそうはいきませんよ!」
春野桃子「一件落着!」
  こうして、花火大会はその後も何事もなかったかのように進んだのだった。

〇シックなリビング
  花火大会終了後。
春野桃子「楽しい花火大会だったわ!」
春野正幹「射的も楽しかったしね」
春野雫「桃子、食べ過ぎないようにおなかと相談した?」
春野桃子「したわ」
春野雫「お風呂沸いてるから、早く入っちゃいなさい」
春野桃子「はーい!」
春野雫「パパも、ゆっくり休んでね」
春野正幹「ありがとう。桃子の飼ってる鳥の世話は順調かい?」
春野雫「もちろんよ」
春野桃子(夏といえば、キャンプに合宿も楽しみね!)

次のエピソード:一大事!ダークランドのボス・クライ参戦!

コメント

  • 僕はラムネを飲みながら花火を見た記憶があります。
    花火っていつ見ても綺麗ですよね。

    それにしても敵の親玉は臆病なのか中々出陣しませんね。
    部下が失態を重ねるならば行けば良いのに。

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