1. 大甲毒・赫拉克勒斯(脚本)
〇豪華な王宮
『蠱毒(こどく)』
という呪法がある
古来より大陸
中華にて伝わる儀式
クモ、ムカデ、ヒキガエル
ハチ、ヘビ、サソリ・・
毒を持つ畜生を百種
壺に閉じ込め封をする
やがて蟲どもは飢えて
餌を求めて喰らい合い
ただ独りが残る
その一匹こそ壺の王
九十九の怨と命を継いだ
精強な生きた毒
これすなわち蠱毒
大成した毒を
敵に一服盛るもよし
あるいは呪法に通ずるなら
式神、使い魔の核として
利用するのもしばしば
だが
〇ナイトクラブ
蠱毒も時代と共に
多様化が進む!
時は令和、オーバー2020
世はまさに蠱毒の
カンブリア大爆発!!
〇廃ビルのフロア
例えば罪人を使った
デスゲーム蠱毒
黒幕マスクマン「今から命賭けのゲームを始める」
黒幕マスクマン「生き残った1人は 釈放を約束しよう!」
〇地下の避難所
あるいはAIを用いた
機械仕掛けの蠱毒
マッドサイエンティスト「死を学び、感情が芽生えたロボたちよ」
マッドサイエンティスト「これより潰し合ってもらう」
マッドサイエンティスト「残り1体になるまで・・ 存分に戦えぃ!」
〇カラフルな宇宙空間
コレだけじゃない
海の蠱毒、山の蠱毒
果ては宇宙の蠱毒まで
蠱毒ダイバーシティ
それが令和である!
そして──
〇地下室(血の跡あり)
ここ、とある蠱道の血族も
新たな蠱毒を試みていた
ある蠱毒師「コーカサスにアトラス」
ある蠱毒師「ヤマトカブトムシに ゾウカブトっと・・」
ある蠱毒師「九十九種、集まったな」
蠱毒師(妻)「手痛い出費でした お陰で家計は火の車」
ある蠱毒師「ペットショップ、侮りがたき業者よ」
ある蠱毒師「そして最後はもちろん・・」
蠱毒師(妻)「ヘラクレスオオカブト カブト界の王様ね!」
蠱毒師(妻)「ええ、前から思ってました 蠱毒って別に毒虫だけじゃない」
蠱毒師(妻)「世界中の虫が手に入る昨今 テーマを絞った蠱毒も可能」
蠱毒師(妻)「ならカブトムシ限定の蠱毒も あってイイんじゃないかしら!」
ある蠱毒師「ああ、実に良い案だった まさにグローバル蠱毒」
ある蠱毒師「カブトの主食は樹液 共喰いせぬ生き物だ」
ある蠱毒師「ならばその樹液を巡って 命を散らしてもらおう」
ある蠱毒師「譲り合いは不可能 1匹しか味わえぬ絶妙な量」
ある蠱毒師「占有できるはただ独り 勝てねば餓死する特注設備!」
蠱毒師(妻)「どのカブトが生き残り 最強の式神に成るのか」
蠱毒師(妻)「今から楽しみですわ!」
ある蠱毒師「では始めよう」
ある蠱毒師「仕上げの陣を張る 離れたまえ」
ある蠱毒師「一度張ったら最後 生き残りしか出れぬ結界よ」
ある蠱毒師「कैवल्यम् कर्म दुर्गा」
ある蠱毒師「唵!」
ある蠱毒師「これでヨシ・・」
蠱毒師(妻)「ひぃ、ふぅ、みぃ」
蠱毒師(妻)「変ですわ?」
ある蠱毒師「どうしたかね」
蠱毒師(妻)「用意したカブトムシは百種百匹のハズ」
蠱毒師(妻)「魂の数、101匹ありましてよ?」
ある蠱毒師「ふむ?1個多いな ゴキブリでも紛れ込んだか」
蠱毒師(妻)「駆除が甘かったかしら 他にいるとしたら私たち・・」
ある蠱毒師「そうだな、人間も含めるなら」
ある蠱毒師「キミと私、それに我が子の 3人しかいないハズ・・」
蠱毒師(妻)「ええ、アナタとワタクシ それと我が子の3人で・・」
「・・」
「あ゛っ!?」
〇草原の一軒家
「我が子〜ッ!?」
〇殺人現場
──10年後
202X年7月7日
奥松刑事「コイツで3人目、か」
久保田巡査「奥松刑事、遅れっした!」
奥松刑事「戻ったか」
奥松刑事「へっ、悪ぃな」
久保田巡査「また例のヤツっスか?」
奥松刑事「あぁ、同一犯で間違いねぇ」
奥松刑事「ホトケさんの写真だ ・・見ても吐くなよ?」
久保田巡査「うげ、人肉ミートボール!」
奥松刑事「検死もお手上げだ 人間ワザじゃねぇってな」
奥松刑事「原型留めてないせいで 身元確認もままならねぇ」
奥松刑事「『複数の化学物質を検出した』 分かったのはそんくらいだ」
奥松刑事「しかもトンデモネェことに」
奥松刑事「今回も一部、食べた痕跡があった」
久保田巡査「人間じゃない・・」
奥松刑事「考えたくねぇがな」
奥松刑事「とにかく全てが異常だ 人員も増やす」
奥松刑事「オレ達は地取りだ もう一度洗い直すぞ!」
久保田巡査「はい!」
〇黒背景
小さい頃から
将来の夢はヒーローだった
〇街中の道路
警察官は近い仕事
だと思ってた
けど現実は──
近所のオバチャン「変な人、ねぇ」
近所のオバチャン「心当たりないわぁ」
久保田巡査「ご協力感謝っす!」
近所のオバチャン「ごめんなさいね〜」
久保田巡査「いえ、どうも!」
久保田巡査「・・」
久保田巡査「手がかりなしっスね」
こんなもんだ
異常な事件相手でも
下っ端仕事は変わらない
地道地道に少しずつ
近所のオバチャン「あ、一つ思い出したわ!」
久保田巡査「怪しい奴っスか?」
近所のオバチャン「怪しいっていうより・・」
近所のオバチャン「おかしな子、かしら」
〇見晴らしのいい公園
公園で最近見かけるんだけど
不思議な子でねぇ
いつも木の上で遠くを眺めるの
お巡りさん、見に行ってくれない?
〇見晴らしのいい公園
久保田巡査「肉団子事件と無関係っぽいけど」
久保田巡査「無視できないのが公職の弱みっスね」
久保田巡査「さて子供は・・」
小学生「オマエ、キモいんだよ!」
久保田巡査「っと、おいおい」
アッちゃん「街から出てけ!ブン殴るぞ!」
さっちゃん「言うコト聞いた方がいいよ? アッちゃん空手やってるもん」
アッちゃん「ちょ、言うなよ〜」
からて・・
なにそれ?
アッちゃん「なら体に教えてやるよ!」
久保田巡査「ストーップ!」
久保田巡査「ちょい元気過ぎっスね」
アッちゃん「なんだよ、その手 離せよ」
アッちゃん「ビビると思ったか、あぁん!?」
久保田巡査「ひゃっ!こわっ!」
久保田巡査「でも武道はキホン護身術 暴力するなら離さないっス」
アッちゃん「ウッセェバーカ!」
久保田巡査「金さん、蹴っちゃ、ダメ」
さっちゃん「キャハ!ザァコ♡」
アッちゃん「悪は滅びた 秘密基地に撤退だ!」
・・ねぇ
着物ガール「大丈夫?」
久保田巡査「・・大丈夫っスよ」
久保田巡査「玉が潰れてなきゃ無問題っス」
着物ガール「もし潰れたら?」
久保田巡査「死ぬっスね、間違いなく」
久保田巡査「って何言わせんスか!」
久保田巡査「あ、急に立ち上がったら ビックリっスね」
久保田巡査「申し訳ないっス」
着物ガール「別にいい」
久保田巡査「な〜るほど」
〇木の上
着物で木登りっスか
こりゃ目立つっスね
チョッカイかける気持ち
少しわかるっス
〇見晴らしのいい公園
着物ガール「ねぇ」
久保田巡査「おっと、何スカ?」
着物ガール「さっき何で止めたの?」
久保田巡査「さっき?」
久保田巡査「ああ、キミを叩こうとした 金的ボーイっスね」
久保田巡査「そりゃ止めるっスよ 暴力反対っス!」
着物ガール「何の得もないのに?」
久保田巡査「得ならあるっスよ」
久保田巡査「人を守った達成感!」
久保田巡査「良いことしたなっていう 自己満足っス!」
着物ガール「良いことって?」
久保田巡査「人助けとか・・って」
久保田巡査「聞きたいのはこっちっス!」
久保田巡査「ぶっちゃけ、なぜ叩かれてたんスか?」
着物ガール「なんかキモいって言われた」
着物ガール「それだけ」
久保田巡査「おぉう、子供ならではの理不尽イジメ」
久保田巡査「大変っスね」
着物ガール「うん、大変 ハチも探さなきゃだし」
久保田巡査「ハチ?ハチ公?犬か何かで?」
着物ガール「犬より、まずはハチ」
着物ガール「ココなら探せると思った」
着物ガール「ようやく掴めそう」
久保田巡査「ホント不思議ちゃんっスね」
久保田巡査「けど、探し物っスか 困っている様子だし・・」
久保田巡査「奥松刑事に怒られっけど 仕方ないスね」
久保田巡査「よし!」
久保田巡査「探し物、手伝うっスよ」
着物ガール「それも良いこと?」
久保田巡査「そっスね、自己満っス!」
久保田巡査「さ、レッツゴー!」
〇廃工場
さっちゃん「アッちゃん!」
アッちゃん「へへ、早く早く!」
アッちゃん「とうちゃーく! 我らが秘密基地〜!」
さっちゃん「は〜疲れたぁ」
アッちゃん「中に入ろうぜ」
さっちゃん「でもアッちゃん・・ 何か話し声が聞こえない?」
アッちゃん「げ、マジ?」
アッちゃん「秘密基地に侵入者か!?」
アッちゃん「どこのどいつか暴いて・・」
〇廃ビルのフロア
「ゔぅ・・」
〇廃工場
「・・」
さっちゃん「なにアレ」
アッちゃん「や、ヤバい奴?」
さっちゃん「あっ、コッチ見・・」
アッちゃん「逃げるぞさっちゃん!」
さっちゃん「うん!」
〇山道
アッちゃん「はやく!」
さっちゃん「ハッ、ハッ・・ 待っ・・!?」
アッちゃん「さっちゃ・・」
アッちゃん「うわああっ!」
アッちゃん「誰かっ、誰か 助けっ・・!」
〇街中の階段
着物ガール「・・感じる」
久保田巡査「マジっスか!」
久保田巡査「で、結局ハチって何スカ?」
着物ガール「『九殺毒・胡蜂人鬼(スズメオニ)』」
着物ガール「通称『デスゲーム大失敗の蠱毒』」
久保田巡査「デスゲームダイシッパイノコドク?」
着物ガール「少し前」
〇廃ビルのフロア
ある蠱毒師が
人を殺し合わせて
蠱毒にしようと考え
倉庫に9人の殺人鬼を閉じ込めた
けど、失敗した
場所が山の中だったから
死刑囚A「おわっ!スズメバチだ!」
死刑囚B「デスゲームってレベルじゃねぇぞ!」
死刑囚C「ウギャッ!こっち来んなぁ!」
死刑囚A「あなっ」
死刑囚B「ふぃらっ」
死刑囚C「きし──」
黒幕マスクマン「ぜ、全滅・・?」
〇林道
着物ガール「9人の殺人鬼の命は 生き残りのハチに収束した」
着物ガール「それが『九殺毒』 探し物の正体」
着物ガール「信じなくていいよ 裏の話だから」
久保田巡査「ゲ・・」
久保田巡査「激ヤバ事件っス!」
久保田巡査「死刑囚連れて殺し合いの儀式!?」
久保田巡査「しかもハチに刺されて全滅!? 警察は何やってんだ!」
久保田巡査「自分も警察っスけどね!」
着物ガール「信じるの?」
久保田巡査「え?ウソなんスか?」
着物ガール「嘘じゃないよ」
着物ガール「意外なだけ」
久保田巡査「でもわからないっス」
久保田巡査「そんなヤバいハチ、なぜ探すんスか?」
久保田巡査「危ないコトは警察として 見過ごせないっスよ!」
着物ガール「それは・・」
アッちゃん「誰かぁ!助けてぇ!」
久保田巡査「悲鳴っ!?」
〇山道
アッちゃん「誰かぁ・・」
久保田巡査「そこの金的ボーイ!」
久保田巡査「何があったんスか! もう1人の子はどこに!?」
アッちゃん「さっちゃ・・が 化け物に、襲われ・・」
久保田巡査「要はピンチっスね!」
久保田巡査「奥松刑事、こちら久保田」
久保田巡査「単独行動スミマセン でもちょいヤバげで!」
久保田巡査「位置情報送ります なる早で応援を!」
久保田巡査「すまん着物ガール 探し物はあとで手伝うっス」
久保田巡査「行くっスよ金的ボーイ 道案内頼むっス!」
着物ガール「股間蹴った子も助けるんだ」
着物ガール「なるほど」
着物ガール「あれが人助け・・」
〇廃工場
アッちゃん「あの中に!」
久保田巡査「ラジャっす!」
〇廃ビルのフロア
久保田巡査「動くな!警察っス!」
久保田巡査「大人しく・・って」
久保田巡査「誰もいない?」
久保田巡査「金的ボーイ、これは・・」
アッちゃん「連れてきたぞ化け物ォ!」
アッちゃん「さっちゃんを開放しろぉ!」
久保田巡査「なんと!」
???「ヨクヤッタ」
久保田巡査「何ヤツ!?」
久保田巡査「あぐっ」
アッちゃん「ゴメン、お巡りさん」
アッちゃん「でもこうするしか・・!」
久保田巡査「金的、ボーイ・・」
化け物「オモロイ」
化け物「サッチャンハ ココダ」
アッちゃん「さっちゃん!」
化け物「アトデダンゴニスル」
アッちゃん「え?開放する約束じゃ・・」
化け物「ウソダ」
アッちゃん「そんなっ」
久保田巡査「外道っスね」
久保田巡査「ならこっちも・・」
久保田巡査「使わせて貰うっスよ!」
アッちゃん「お巡りさん!」
久保田巡査「今のうちに女の子を」
久保田巡査「こっちは警察の仕事っス!」
化け物「ナゼウゴケル」
久保田巡査「胸ポッケに入れた スマホのおかげっスね!」
〇廃工場
アッちゃん「よいしょ!」
さっちゃん「うっ・・」
アッちゃん「ゴメンさっちゃん 今度は一緒だからな!」
〇廃ビルのフロア
久保田巡査「あの子ら逃げたっスね」
久保田巡査「問題は・・」
久保田巡査「被弾してもピンピンな化け物っス」
久保田巡査「弾は残り2発、時間稼ぎを・・」
化け物「シネ」
久保田巡査「なっ!?」
久保田巡査「あひっ」
化け物「コウソクイドウ ダ」
化け物「・・ガキヲ ツカマエルカ」
久保田巡査「へへ・・離さないっスよ」
化け物「チシドクダ ナゼ ウゴケル」
久保田巡査「なぁに」
久保田巡査「ここで命張れば子供が助かるかも」
久保田巡査「理由なんてそんなもんっス!」
化け物「ハヨシネ」
久保田巡査「うへ、まだまだ」
久保田巡査「まだ・・」
久保田巡査「あ・・」
化け物「シンダ?」
久保田巡査「ま、だ・・」
化け物「シブトイ」
化け物「オシツブス」
〇黒背景
あー・・
目の前が真っ暗だ
こりゃ死ぬっスね
少しは
ヒーローになれたかな?
着物ガール「うん、スゴイよ」
着物ガール「人助けってカッコいいね」
着物ガール?
着物ガール「決めた」
着物ガール「私もやってみる」
〇廃ビルのフロア
化け物「ナンダオマエ」
着物ガール「大甲毒・赫拉克勒斯(ヘラクレス)」
着物ガール「カブトとヒトの蠱毒」
着物ガール「いくよ、ヘラちゃん」
〇テクスチャ3
〇廃ビルのフロア
九殺毒「ドウルイ?」
九殺毒「グハッ!」
〇廃ビルのフロア
九殺毒「コイツメ」
九殺毒「ナメルナ!」
九殺毒「シネェ!」
九殺毒「オヤ?」
九殺毒「チカラハ アッテモ」
九殺毒「タタカイハ シロウトカ」
九殺毒「コノママ ツブシテ・・」
〇黒背景
させないっスよ
九殺毒「ナニィ!?」
〇廃ビルのフロア
久保田巡査「お、当たった?」
久保田巡査「背中の羽は弾も効くんスね」
久保田巡査「ゴホッ」
久保田巡査「コレで機動力は落ち・・」
九殺毒「シニゾコナイガァ」
九殺毒「シマッ・・!?」
九殺毒「グアアアッ!」
大甲毒「・・」
〇テクスチャ3
ダメだ
もう、意識が
あ・・
ありがと
1人じゃ倒せなかった
コッチのセリフっスよ
すげーカッコよかった
嬉しい
・・ホントはね
私の役目は九殺毒の手伝いだった
でも
でも?
人助けがカッコよくて
間違えて裏切っちゃった
間違えてないっスよ
うん!
着物ガール「──提案がある」
着物ガール「人間として死ぬか 化け物として生きるか」
着物ガール「どっちがいい?」
・・・
着物ガール「そっか」
着物ガール「じゃあ」
着物ガール「またね」
〇綺麗な病室
翌日
久保田巡査「ここは・・?」
奥松刑事「病院だよ」
久保田巡査「奥松刑事!」
奥松刑事「5発全部撃ったって?」
奥松刑事「発砲はキャリアに響くぞ〜?」
久保田巡査「撃てずに後悔よりマシっす」
奥松刑事「ナマ言いやがって」
奥松刑事「その意気だ 次も頑張れよ」
奥松刑事「じゃ、後は頼む」
久保田巡査「奥松刑事?」
新上司「うむ、心得た」
新上司「おはよう久保田君 よく眠れたかな?」
久保田巡査「バッ・・」
久保田巡査「化け物ォ!?」
新上司「いきなりヒドイぞ!」
新上司「私は警察犬の蠱毒 『盌王怨(わんわんお)』」
盌王怨「新しい上司だ」
久保田巡査「えぇ・・」
盌王怨「それに、人の容姿をとやかく言えんぞ?」
久保田巡査「鏡?」
〇綺麗な病室
久保田巡査「なんじゃこりゃあ!?」
盌王怨「改めて歓迎しよう」
盌王怨「蠱毒を以て蠱毒を制す 今日からキミは特殊捜査係・・」
盌王怨「蠱毒対策班の一員だ!」
久保田巡査「えっ」
〇田舎の総合病院
久保田巡査「えぇ〜っ!?」
ダークな設定に和装少女の組み合わせ良いですね!地味にヘラクレスオオカブトちゃんが可愛かったです。
悪ガキも命懸けで守る久保田巡査がアツくてしぶとくて素敵でした😆ムキムキマッチョパワーでどんな戦いをするのか気になりますw
デスゲームのインフレに笑いました。怪人や正義の味方すら、最後の1人になるためサバイバルをする、そんな殺伐とした設定も0年代以降当たり前になった中でのこの過剰ぷりが最高です。勝者だけが生き残り、蹴落とされた存在が沢山いる中で、巡査の自己犠牲ではない、あくまでも自己満足のための人助けという利他的行為が爽やかで本当に好きです。ニチアサ好き設定なら犬の上司は最高でしょうねw
スズメバチ一匹でデスゲーム蠱毒失敗の流れに吹きました 笑
ハードな設定・世界観と、コメディタッチ・ハートウォーミングな展開という水と油を、絶妙の配分で混ぜているのがさすがでした
カブト蠱毒に赤子が迷い込んで怪人化の展開は、個人的にアツかったです👍
警察犬蠱毒や力士蠱毒まであるとは…バリエーション無限大で妄想が捗りますね🤤