エピソード7(脚本)
〇事務所
車でいつもの警察署の戻り、探偵課のオフィスに荷物を置き、会議室に向かった。
そこには、私より先に準備をして来ていた佐々ちゃんがノートパソコン開いて座っていた。
佐々木宙「さぁ、見るか」
佐々ちゃんは、私があげたUSBをパソコン挿し、画面に表示されたファイルを開いた。
すると、先ほど映像が流れた。
猫が餌に釣られ、窓から飛び出す様子。猫を素早くゲージに入れて、バイクで去っていく様子。
そして、肝心なナンバープレートまでくっきりと映っていた。
千頭和 由愛葉「佐々ちゃん、このナンバープレート調べよう」
佐々木宙「あぁ」
佐々ちゃんは、探偵や警察専用特別アプリを起動して、ナンバープレートの番号を打った。
すると・・・
千頭和 由愛葉「うわぁ~」
犯人の個人情報が全て出てきた。
名前は伏せておくが、いかにも”悪”って言う顔をしている。
佐々木宙「この住所近いぞ?」
佐々ちゃんが地図を開きながら言ってきた。
千頭和 由愛葉「ホントだ、2キロしかない」
佐々木宙「これは多分、こころちゃんの家を狙った、計画的犯行に違いない」
千頭和 由愛葉「絶対捕まえてやる」
こころちゃんの為に急いで動いた。
〇事務所
佐々木宙「俺は、警察課の方に逮捕の申請しておくから、お前は少し準備しといてくれ」
私は言われた通り、自分の準備をする。
左のポケットの虫眼鏡を丁寧に磨き、鏡の前で帽子を直し、厳重に保管されている金庫を開け、手錠を取り出す。
千頭和 由愛葉「よし!完了!」
私は、腰に手を当てていると
佐々木宙「俺も申請終わったぞ、書類ももらってきた」
手にクリアファイルを持ってやってきた。
千頭和 由愛葉「佐々ちゃん、急いで準備を!」
佐々木宙「分かった」
佐々ちゃんの準備を数分待ち、先程の車に乗り込んだ。
千頭和 由愛葉「逮捕じゃ~~~~~~!!!!!」
いざ犯人の家へ向かった。