召喚された魔王はV系ロックバンドのVoを目指します 

ゆきんこ

第九話 魔王、最初で最後のライヴ決戦!(脚本)

召喚された魔王はV系ロックバンドのVoを目指します 

ゆきんこ

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〇巨大ドーム
アスタロト「ついに来た!」
アスタロト「覚悟はできてるかぁーい!」
「ウェェェェーイ!!!!」
サルガタナス「ホンマにライヴできるんだ」
亞里亞(ありあ)「みんな!今日までありがとう」
亞里亞(ありあ)「私の夢を叶えてくれて・・・感謝しかないわ」
アスタロト「魔界に居たら、こんな経験をすることは無かっただろう」
アスタロト「ありがとう、亜里亜」

〇教会の控室
ウリエル「ホントにドームを満員にしちゃうなんて、スゴイじゃん!」
ウリエル「さすがのミカエル様も今回はお手上げかな?」
ミカエル「予定調和」
ミカエル「ドームか満員になったところで、一気に叩く」
ウリエル「え?約束は守らないつもりなの?」
ウリエル「女はこれだから怖いよ」
ウリエル「あんたもね!」
亞里亞(ありあ)「私は借金がチャラになれば、それでいいの」

〇ホールの舞台袖
アスタロト「俺たちがやってきたことをぶつけるぞ!」
ベルゼビュート「そのための準備は万全だ!」
アスタロト「ならば行こう!物語の向ヶ丘へ!」

〇コンサート会場
アスタロト「魔界の闇より生まれし三大悪魔とプラス・ワン!」
アスタロト「今よりロックで世界を征服するぜ!!」

〇劇場の座席
ミカエル「ななっ!なんじゃ、この熱気は・・・!?」
亞里亞(ありあ)「ま、まさかっ!!」

〇コンサート会場
アスタロト「まずは皆さん、トトノウ体験をしなくてはならない!!」
アスタロト「本日は熱波くん4号改を大量に持ち込んできた!!!」

〇劇場の座席
ミカエル「いつの間に!」

〇コンサート会場
アスタロト「我らがロウリューの掛け声共に、カウントダウンを始めたならば、一斉に叫ぶのだ!!」
アスタロト「いっくぞー!!」
アスタロト「ロウリュー・・・」

〇劇場の座席
ミカエル「させるかあっ!!」
ミカエル「魔法陣が!」
郷田(ごうだ)「何するんだよ、ねーちゃん!」
ミカエル「にっ、人間ごときが・・・!?」
郷田(ごうだ)「漢のアツいロックなロウリュー。 邪魔する奴は、俺が許さねえからな!」
ウリエル「俺も、アッシュトレイトのゾウさん見たいゾウ!! 加勢するぜ!」

〇コンサート会場
アスタロト「3!2!1!ダーッ!!」
サルガタナス「やっぱりこうなるのかあ・・・」
サルガタナス「ウワアッチー!!!!!!!!!!!!!!!!」
  緊急事態!!東京ドーム閉鎖!
  緊急事態!!東京ドーム閉鎖!

〇巨大ドーム
  閉鎖するな〜!!!!!!

〇劇場の座席
ミカエル「敗けたわ・・・ロウリュー、最高ね!」
アスタロト「気に入ってくれて、嬉しいよ!」
ミカエル「アシュトレイト、あなたがなぜロックにこだわるか、分かったわ」
ミカエル「ロックは、お風呂上がりのように、気持ちがいい!」
サルガタナス「サウナ上がりだからね!」
亞里亞(ありあ)「結局お前ら、ロックバンド理解してないんじゃあアアアア!!」
ベルゼビュート「アスタはロウリューに関しては、免許皆伝を取得した!」
ルシファー「亞里亞よ。何か、私達に言うことがあるんじゃないのか?」
亞里亞(ありあ)「悪魔バンドは解散です!」
  Fin

コメント

  • 最初から最後まで笑えました😆読み終えたら何故か自分もトトノってました🤣www

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