総集編「100tapで振り返る超越戦記!」(脚本)
〇黒背景
今回から効果音が出ます!
ご注意をっ!!
???「──────よく来たな!」
???「今回は総集編だ! 光星の戦いを200タップ・・・」
???「いや100タップ・・よりさらに少! 50タップで振り返ってやるぜっ!」
???「ん?テメェは誰だって? オイオイ、俺だよ俺・・・」
???「この世とあの世を超越し! 次元の壁をも乗り越えた!」
???「壱天真紀の夫であり! 壱天光星の偉大な父!」
壱天斗波「壱天斗波(いちてん とっぱ)とは 俺のことよっっ!!!!」
壱天斗波「チッ・・エフェクトと効果音の 噛み合わせがクソ不味いっ!」
壱天斗波「正しくは・・・」
壱天斗波「こうだっ!!!!」
壱天斗波「────わるくねぇ!」
壱天斗波「よし!そんじゃ振り返るか!」
壱天斗波「ん?なんだ? 効果音がうるさいって?」
壱天斗波「・・・そいつぁ、わりぃな」
壱天斗波「壁を超えたエフェクターは こうなっちまうんだ」
壱天斗波「じゃ、総集編始めるぜ!」
〇研究装置
遡ること数年前!
時は20XX年!
超IT企業『タップビー』が
トンデモデバイス開発した!
それがコイツだ『タップギア』!
現実(リアル)に虚飾(エフェクト)
組み込んだ、刺激的なヤベーヤツ!
新たな文明手に入れた人類!
エフェクト使って日々進化!
同時に流行ったエフェクトバトル!
エフェクトで相手を打ち負かせ!
〇池のほとり
エフェクトバトルに魅入られた
熱き心の我が息子!
今日も今日とてエフェクトバトル!
親友の仁太と切磋琢磨!
そこに現れた大禅師ジャック!
未熟笑われて仁太はショック!
友をコケにされ黙ってられるか!
オレが相手だエフェクトバトル!
しかし参った強いぞコイツ!
連続コンボに強力エフェクト!
危うし光星、我が息子!
だがキャラが盾に!間一髪!
だがここで諦めないのが壱天光星!
タップギア信じてエフェクトイン!
特殊演出で聖騎士降臨!
これで一転攻勢だっ!
しかしジャックもまた強者!
カウンター起動で盤面処理!
ワープ起動でブッ飛ばし
これで何とか振り出しに・・
とはならないのが、壱天光星!
キャラが消えた?まだいるぜ!
オレ自身にエフェクトオンッ!
エフェクトで殴ってノックアウト!
やったぜ光星、大勝利っ!!
勝負が終わればノーサイド!
非礼詫びればもう仲間!
その様子を見る謎の少女!
ネコを引き連れ品定め!
少女の狙いは何なのか!
これにて1〜2話は終了だ!
〇黒背景
壱天斗波「・・・・・・今ので何タップだ?」
壱天斗波「えーっと?ひぃ、ふぅ、みぃ・・」
壱天斗波「マジかよ!26タップか! あと24タップで全部振り返る?」
壱天斗波「ムリだな、これムリだ 何なら俺の雑談含めると もう50タップ超えちまった」
壱天斗波「・・・・・・・・・・・まあ 息子の初戦は省略できねぇしな」
壱天斗波「しゃーねぇ! 何とか圧縮するぜ!」
〇公園の入り口
「今日もエフェクトバトルだ!」
「仁太来ないな、遅刻か?」
「仁太来た!タップギアない!」
「オッちゃんに狩られたって!?」
「命より大事なタップギアを!?」
「絶対に許さねぇ!」
「ぶっ倒して取り返す!」
〇廃墟の倉庫
「仁太のタップギア返せっ!」
「もう負けてるっ!?」
「誰だ倒したヤツ!」
「・・・ワタシだけど」
「とりあえず勝負する」
「望むところだっ!」
「おーし、いけー!」
「うわっ!?カウンターだ!」
「負けたーーっ!」
「ちくしょーーー!」
〇住宅街
「気絶してたら家に着くのが
遅くなっちゃった」
「日が暮れる前に帰って来る約束」
「アンタがっつり破ったわね?」
「罰としてエフェクトバトル禁止!」
「うぇええ〜そんなぁ〜〜!」
3〜4話終了っ!
〇黒背景
壱天斗波「・・・・・・・・・うん」
壱天斗波「やっぱやめたっ! 俺、総集編は苦手だ!」
壱天斗波「このあとどうなるかって? なんやかんやあって タップギアは取り返す!」
壱天斗波「だがその後、色々とヤベー奴が 現れやがって俺の息子は負けるっ!」
壱天斗波「ま、へこたれねぇけどな! 俺の息子だからな!」
壱天斗波「で、次は全国のエフェクター集めて 大会を開くって告知が出た」
壱天斗波「息子はその大会に向け修行中だ! リベンジも兼ねてな!」
壱天斗波「・・・俺はもう、出れねぇけど」
壱天斗波「光星が強くなれば・・・ きっとまた会えるさ」
壱天斗波「頑張れ光星!我が息子! 漢の約束、果たしてくれ!」
壱天斗波「またなっ!!」
〇学生の一人部屋
壱天 光星「うぅ〜ん・・・・・・」
壱天 光星「えっ・・・!? 父ちゃん!?」
壱天 光星「・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・なんだ、夢か」
壱天 光星「わかってる、わかってるんだ 父ちゃんは4年前に・・・」
壱天 光星「・・よしっ!今日も修行がんばるぜ!」
壱天 光星「どっかで見ててくれよな! ───────父ちゃん!」
あっ…あれ? そんな馬鹿な!
"次の話へ"ボタンがない!
エフェクトで隠れているに違いないっ。
となりました。
タップ数足りないのに間にあなたの台詞が入ってんのよ、という父への突っ込みが後回しになってしまいました。
タップギアは時期ものですからね、これから続編を作るのは難しそうです。
しかし、楽しませていただきました!
じいやのルーツも知れてよかったです!
遅ればせながら、最新話まで一気に読ませて頂きました!
TapNovelならではの説得力のある世界観、熱い友情にバトル――好きな要素が全部詰まっていて、1クールのアニメを見終わったような満足感がありました^^
キャラ的には、優しく友達想いな仁太が一番好きですね。そんな仁太が覚醒するであろう全国大会編…この先描かれるのを楽しみにしています!
ついに父ちゃん登場!思い描いてた通りのキャラ像で嬉しい!😍
50タップで総集編て、これはあのパターン…? と思ってたら、やはり後半キルラキルになりましたね 笑
音の機能が入って、またエフェクトバトルの多元的な進化が予想されますね!否応なしに期待が膨らんじゃいます!😆
スチルもいかにもアニメのアイキャッチ風で良かったです!👍