魔王様、異世界へご帰還(強制)

ユースケ

角田花丸の日常(脚本)

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〇ゲームセンター
角田 花丸「らっしゃーせー」
角田 花丸(日本の労働は本当にやりがい搾取でそ。 文化は素晴らしいでそ。ゲーセンとか・・・けど、そこでの労働に対して賃金が安すぎでそ)
角田 花丸(私のような優秀な人材を正当評価するような場所は、アルバイトでは難しいでそ・・・)
赤井アリア「な、なにここ? 凄いギラギラしてる・・・」
角田 花丸「らっしゃせ~」
赤井アリア「あ、あの・・・ここは一体・・・?」
角田 花丸「? 何ってゲーセンでそ。」
赤井アリア「げー、せん?」
角田 花丸(これは、あれでそ・・・面倒な客でそ)
角田 花丸「ゲームをして遊ぶところでそ。」
赤井アリア「えっ・・・と、その、トランプとか?」
角田 花丸(バカにしてるでそ? あ~、こういう面倒なのは放っておくでそ。)
角田 花丸「・・・・・・らっしゃせ~」
赤井アリア「あ・・・・・・」
  花丸は、面倒だと思って、その場を後にする。
赤井アリア(しゃ、社会勉強のつもりだったけど、こんなに色々なものがあると、訳が分からくなるわ・・・)
赤井アリア(やっぱり、一人で来るのはマズかったかしら・・・)
明石 晴馬「あ! アリアちゃん! 何してるのこんなところで!?」
赤井アリア「明石さん? どうしてここに?」
明石 晴馬「そりゃゲーセンに遊びに来たんだよ! ここのところスロット負け続きだからさ~! 気分転換?」
赤井アリア「すろ・・・? そ、そうなんですか。」
明石 晴馬「ていうか、アリアちゃんってゲーセン来るんだ! イメージ無いわ~」
赤井アリア「は、はぁ・・・」
角田 花丸「・・・? なんでそ? あの男は・・・」
  先程、自分をからかう女とやり取りをしている男。
  その男にどことなく見覚えがある。
角田 花丸(なんだったでそ~。 どこかで見た事あるような・・・ないような・・・まぁ、いっか。)
少年A「ああ~! いた~!」
角田 花丸「ぬぉお!? びっくりでそ・・・なんだ、少年Aでそ」
少年B「今日こそお前をぶっ倒す!」
角田 花丸「少年Bまで・・・何度挑んでも無駄でそ。愚か者にはわからんでそ。 全く少年らは暇でそな~」
少年A「誰だよ少年Aって!?」
少年B「やめとけ。 この店員、絶対名前覚えないから・・・バカだからさ。」
角田 花丸「名前を覚えてほしければ、記憶に残るプレイングでもするでそ。」
角田 花丸「全く・・・義務を果たさず権利を主張するのが愚民。日本の教育はどうなってるのか?」
少年A「よく分かんねぇけど、やっぱムカツクな。このチビ。」
角田 花丸「ふ・・・私の偉大さや有能さが分からない。 見た目にとらわれた哀れなガキでそ」
角田 花丸「ま~、少年らのような凡骨が理解するには、私の発言は有り余る偉大さの所為でちょっと難しいでそ。」
角田 花丸「勉強して出直してくるでそ。宿題忘れてママに怒られないようにするでそ。 お尻ペンペンされたくはないでそね~?」
少年B「このクソ野郎! おい! とりあえず勝負しろ! 今日こそ絶対倒す!」
少年A「子供相手にイキッてるの恥ずかしくねぇのか!」
角田 花丸「イキられたくないなら、ちょっとくらいは賢く答えるでそ。 雑魚の言葉はゲスの言葉でそ。為政者が聞くのは賢い言葉でそ」
少年B「なんかよく分かんねぇけど、メチャメチャバカにされているのは分かる」
少年A「ぜってぇぶっ飛ばしてやる!」
角田 花丸「それで? 勝負とは?」
少年B「メルトーブラットだ! めちゃくちゃ練習したんだからな!」
少年A「絶対今日こそ勝ってやる!」
角田 花丸「ふ・・・愚かな子供を教育するのも大人の務めでそ」
  これが・・・後にプロゲーマーとなる子供2人と、よく分からないゲーセンアルバイトとの青春の物語である。
  ちなみにこの後、仕事のそっちのけで格闘ゲームをしまくった花丸は、店長にしこたま怒られたのは別の話である。

次のエピソード:動き出す

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