アメイジングシャーク episode 1 :IQ200の陰謀論者と超理論『ブレーンワールド』

konata

序章(脚本)

アメイジングシャーク episode 1 :IQ200の陰謀論者と超理論『ブレーンワールド』

konata

今すぐ読む

アメイジングシャーク episode 1 :IQ200の陰謀論者と超理論『ブレーンワールド』
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇落下する隕石
  この世界は5秒前に誕生した・・・
  全ての駒は最初から揃っている。
  決められたシナリオに沿って終末へ・・・

〇化学研究室
  オーストラリア特殊生物研究所
  DNA解析のため、このような装置を用意した。
  この装置は、一種の量子コンピュータであり、SMBC(Smile manual Basic Computer)と名付けた
生物学者「SMBCは世界を変える」
黒「SMBCはどんなことができるの? 金融取引を円滑にするだけか?」
生物学者「取引を円滑に行うこともできるが、 主な使い方はデータの分析、演算だ」
黒「やりますねえ」
生物学者「いまから、ある隕石の分析を行う」
生物学者「この隕石は海の底から発掘された・・・」
生物学者「詳しい場所は言えないが、この隕石の周辺では特殊なことが起こる」
  この隕石周辺の海域では、
  巨大生物の目撃
  船や飛行機の消失
  
  さまざまなことが起きていた。
生物学者「この隕石が磁場を狂わせてなんらかの現象がおきているだろうと考えている」
黒「磁場が関係しているんですね・・・」
生物学者「そう推測しているが結果が出るまで時間が掛かりそうだ」

〇海辺
  ここはとあるビーチ
みさえ「すごい広いビーチだね」
たけし「海が青いだろ!」
たけし「ところでなんで海が青く見えるか知ってるか?」
みさえ「知らないよ」
たけし「それはね、水が青いからだよ」
みさえ「そうなんだ」
みさえ「ところでなんでここには私たちしかいないの?」
たけし「それは、海だからね。 地球の面積の多くは海で占めているからね、人がいない場所の方が多いんだよ」
たけし「せっかく海に来たし、YOUTUBEでも見るか」
みさえ「そうね、海で見るYOUTUBEは最高だわ」
  現代社会において、若者の多くはスマホに依存しており、常にネットワークを必要としている。
たけし「まずいぞ・・・ ネットがつながらない・・・」
みさえ「うそでしょ・・・ このままでは死んでしまう」
  現代の若者の一部は三時間電波の届かないとストレスで死んでしまう。
  まるで、籠から逃げ出した小鳥のように。
みさえ「このままSNSが更新できないと死んでしまうわ」
たけし「コーヒーでも飲んで落ち着こう」
みさえ「だめよ・・・ 電波が届かないところで飲食をすると 窒息死してしまうわ」
たけし「どうしよう。 このままでは溺れてしまう」
みさえ「水がないところでおぼれて死ぬなんて嫌だわ」
  現代社会において電波がないということは死ぬということ・・・
  ただいま電波の届かないところにいるか
  電源が入って おりません
  この一言でSAN値が0になってしまうとか
たけし「よし!このまま電波のある海の真ん中まで泳ごう!」
みさえ「早く泳がないと」
???「計画通り人間を海に誘導できた」
???「クックック、私の計画は成功した思い残すことはもうない。作戦は第二段階へ移行する」

〇炎
  ついに始まった、人類と未知の対決
  謎が謎を呼ぶパニックサイエンス
  そして交差するカップルの運命
  カップルは果たして電波の届く所まで辿り着き自分たちの位置を伝えることができるのか?
  次回予告
  
  ドーナッツは油で揚げた時には浮くが
  水に入れると沈む

次のエピソード:第1話(冒険の始まり編)

コメント

  • 昭和の世代として、携帯電話ぐらいまでが身の丈にあった便利さがあったような気がします。電波が届かない=ストレスとはなりませんでしたね(笑)それがいつしか、なにかに操られているかのような生活になって。この若者の生末が、怖いようで楽しみです!

  • スマホの電波が命と同じくらい大切、確かに現在の私たちはスマホやオンラインの情報に依存しすぎていて、実際にこんな状況になる得るよなぁとはっとさせられました。

成分キーワード

ページTOPへ