ミラクルマジカルガール

どんぐり

楽しい修学旅行!ワクワクがいっぱい!(脚本)

ミラクルマジカルガール

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〇教室
榎木麻衣「という訳で、明日から明々後日まで修学旅行で鎌倉と江ノ島に行きます。朝8時半に学校に集合してください。バスで行きます」
  ハーイ!
春野桃子「しっかり予習した甲斐があったわ」
大久保樹「旅行中、晴れてるかなぁ?」
夏木藍衣「大丈夫よ。てるてる坊主、たくさん作りましょう」
秋月萌黄「そういえば、お兄様もお姉様も試験勉強してるから話はできないわね」
冬元茜音「そういえば、私たちも来年は中学生ね」
夏木藍衣「勉強も頑張らないと!」

〇魔王城の部屋
クライ「どうして、いつもいつもしくじってるのだ!」
ホリブル「別に好きでしくじってるわけじゃない」
マッドネス「こちらも考えてはおりますが.....」
クライ「ならお前に汚名返上のチャンスをやろう」
マッドネス「有難うございます」
バッド「俺の汚名返上のチャンスは!?」
クライ「しばらくお預けだ!」
バッド(ボスめ、今に見てな!)
トラジディー「じゃあさ、僕ちゃんの出番は?」
クライ「安心しろ。ちゃんと出番を与えてやる」

〇シックなリビング
  その夜。
春野正幹「いよいよだね、修学旅行」
春野雫「忘れ物がないようにしてね」
春野桃子「何かあったら、すぐ連絡するからね」
春野雫「今のうちにお風呂入っちゃいなさい。明日は早いんでしょう?」
春野桃子「うん、入ってくるね」

〇おしゃれなリビングダイニング
夏木藍衣「じゃあ、そろそろ寝るね。お父さんやお母さん、姉さんにも連絡したし」
夏木佳子「今日から翼は慰安旅行ね」
夏木昭雄「そして明日から金曜まで藍衣は修学旅行か。しっかり学んできなよ」
夏木藍衣「何かあったら、連絡するね」

〇おしゃれな居間
秋月萌黄「じゃあ、お父様、お母様、おやすみなさい」
秋月輝子「響たちの邪魔、しないでね。勉強の時間だから」
秋月萌黄「うん。静かにしてる。お姉様は普段の勉強、お兄様は来週期末試験だもんね。 お姉様は結婚式の前に中間試験だったんだもの」
秋月俊「萌黄、中学生になると、定期試験があるから、甘く見てると痛い目にあうぞ」
秋月萌黄「毎日の勉強がものをいうからね」
秋月俊「正解。勉強をおろそかにしちゃいけないよ」

〇綺麗なダイニング
冬元莉子「あなたたち、早く入浴して寝た方がいいわよ」
冬元紀彦「いったいどうしたんだ?」
冬元莉子「ほら、茜音が明日から修学旅行だし、あこ、明日プールだからよ」
冬元紀彦「なるほど」
冬元あこ「今日はお姉ちゃんと一緒にお風呂入るんだ!」
冬元茜音「もう、あこったら」
冬元莉子「明日の天気が晴れでよかったわね」

〇学校の校舎
  次の日。
榎木麻衣「えー、皆さん揃いましたね。それでは、修学旅行に行く前に、校長先生からのお話です」
代々木宏「皆さん、おはようございます。今日から鎌倉と江の島への3日間の修学旅行です。事故のないようにしましょうね」
諸星俊也「えー、皆さん、ちゃんと荷物は持ってきましたね?それでは、1組から順にバスに乗り込みますよ!」
  生徒たちは、しずしずと乗り始めた。

〇観光バスの中
  メンバーは、バスに乗り込んだ。
大久保樹「隣でよかったね」
春野桃子「そうね」
冬元茜音「鎌倉で食べるご飯、楽しみね」
山下俊樹「僕もだよ」
秋月萌黄「江の島と鎌倉、楽しみ!」
夏木藍衣「大仏様を間近で見れるなんて楽しみね!」
  やがてバスは出発した。
春野桃子「楽しい修学旅行の始まりね!」
バスガイド「皆様、おはようございます。東京観光バスをご利用くださいまして、ありがとうございます」
  バスガイドが、厳かに挨拶した。
春野桃子「おはようございます!」
バスガイド「今日から3日間、皆さまと行動をご一緒させていただく、バスガイドの北大路美音と申します。宜しくお願いします」
春野桃子「よろしくお願いします」
  車内では、バスガイドとの会話もあり、大いに盛り上がった。

〇駐車スペース
  最初にバスが到着したのは、鎌倉大仏近くの駐車場だった。
榎木麻衣「最初は、大仏様を見学します」
夏木藍衣「先生、大仏様の前で写真は撮るんですか?」
榎木麻衣「クラスごとに撮影する予定です」
春野桃子「大仏様の前でお祈りしようかな」
大久保樹「俺も何か願おうかな、大仏の前で」
冬元茜音(ダークランド、お願いだから出ないで....!)
秋月萌黄「大仏様の写真は、お兄様やお姉様にも見せようっと」
  メンバーは、大仏を見学後、鎌倉文学館を見学し、由比ヶ浜海水浴場の近くをバスで通った。

〇広い公園
  面々は、鎌倉海浜公園で昼食にした。
春野桃子「樹君が持ってきたサンドイッチ、おいしい!」
大久保樹「ありがとう。桃子のおにぎりも美味しいな」
夏木藍衣「食べ終わったら、公園のゴミ箱に入れる約束になってたわ」
秋月萌黄「本当に外で食べるご飯は美味しいわ!」
冬元茜音「本当ね」
  その公園には、江ノ電の車両も置いてあったので、樹たちにとってもいい思い出になった。

〇神社の石段
  昼食後、面々は鶴岡八幡宮にやってきた。アジサイもきれいに咲いていた。
春野桃子「アジサイもきれいだし、お守りもお土産に買って帰れるね」
夏木藍衣「お守りは、イギリスにいる両親にもプレゼントする予定なの」
秋月萌黄「私、学業成就のお守りをお兄様とお姉様、私の分を合わせて3個買うの。来年、お兄様もお姉様も受験だから」
冬元茜音「ねえ、後でくじ引きしていきましょう」
春野桃子「そうだね!」
大久保樹「大吉だといいな」
榎木麻衣「できるだけ、はぐれないようにしてくださいね」

〇温泉旅館
榎木麻衣「ここが、今回の宿泊先になります」
諸星俊也「しっかり、挨拶しましょうね」
  宜しくお願いします!
女将「ようこそおいでくださいました」
春野桃子「私の部屋はどこかな?あ、樹君の部屋の隣で、同じフロアだ!」
諸星俊也「しおりで、自分の部屋を確認してくださいね」
女将「夕食は、18時からになります」

〇旅館の受付
夏木藍衣「部屋の場所とか、確認しておかないとね」
秋月萌黄「食堂でのご飯も楽しみね!」
冬元茜音「お風呂、結構広そうね」
春野桃子「やったぁ!藍衣ちゃん、萌黄ちゃん、茜音ちゃんと同じ部屋だ!」
大久保樹「俺の部屋は桃子の部屋の隣だな」
榎木麻衣「部屋の場所を確認したら、部屋に行き、荷物を置いてくださいね」
大久保樹「鍵の当番も決めような」
春野桃子「そうね」

〇温泉旅館
  夕食の時間になった。
代々木宏「全員揃いましたね?」
「それでは、せーの!」
  いただきます!
大久保樹「うわ、俺の好きなフライだ!」
久保田彩「このコーンスープも美味しいわね!」
春野桃子「春雨サラダも美味しいわね!」
夏木藍衣「旅館で食べるご飯も美味しいわ!」
秋月萌黄「そうね」
冬元茜音「デザートのチョコレートケーキも美味しいわね!」
  みんな大満足だった。

〇旅館の和室
春野桃子「夕ご飯、おいしかったね!」
夏木藍衣「テレビ見てから、お風呂に入ろう!」
秋月萌黄「そうね!」
  テレビでは、ちょうど、人気アイドルたちが出演していた!
春野桃子「あ!「ワクワクミュージックタイム」が始まるわ!」
MC「皆さん、こんばんは!「ワクワクミュージックタイム」の時間です。僕は司会の野口わたるです!」
川田るり子「こんばんは。アシスタントの川田です」
秋月萌黄「私、この番組大好きよ!家族で見てるもん!」
  彼らは番組を思いっきり楽しんだ。
栗本福「こんばんは、皆さん!栗本福です!」
冬元茜音「キャーッ!!栗本君よ!」
MC「こちらの衣装は?」
栗本福「今度の新曲のPV衣装ですね。王子様をモチーフにしてます」
秋月萌黄「私のお姉様も王子様キャラなのよね!」
MC「それでは、栗本福さんで、「恋する気持ち」です!どうぞ!」
  栗本福の歌に酔いしれる一同。
MC「有難うございました!」
MC「いや~、僕自身もたまげましたよ。続いては、この人!」
桃内薫「こんばんは、桃内薫です」
春野桃子「この人、知ってるわ!私の好きなアニメ、「シャイニースマイルアイドル」のテーマ曲歌ってる声優さん!」
MC「今回お送りする曲は、ご自身が出てるアニメのテーマ曲ですよね?」
桃内薫「はい。私はそのアニメのヒロインの声担当してます」
MC「じゃあ、さっそくお披露目願いますか?」
桃内薫「こんばんは~!小和田梨子で~す!よろしくお願いしま~す!」
春野桃子「梨子ちゃ~ん!」
MC「僕も胸キュンです~!それじゃ、桃内薫さんによる歌、「キュンキュンスマイル」をお楽しみください!」
  私は踊りだすほど楽しんだ!
桃内薫「有難うございました~!」
  彼らは音楽番組を大いに楽しんだ!
MC「そろそろお別れのお時間です。また来週も「ワクワクミュージックタイム」をお楽しみに!」
川田るり子「それでは皆さん、また来週!」
秋月萌黄「楽しかったわ~!」
夏木藍衣「お風呂入りましょう!」
春野桃子「そうね!」
秋月萌黄「カギは私に任せて!」

〇露天風呂
冬元茜音「さっぱりしたわね!」
秋月萌黄「ダークランドは今のところ出てきてないわ」
夏木藍衣「今日のところは安心ね」
春野桃子「でも、油断は禁物よ!夜中に奇襲する可能性もあるわ!」
夏木藍衣「そうね!常にパフュームとウォッチは隠し持っていましょう!」
大久保樹「桃子、お前もお風呂入ったのか。さっきの「ワクワクミュージックタイム」、見たか?面白かったぜ!」
春野桃子「私も見たわ!楽しかったわ!また明日ね!樹君、おやすみなさい!」
大久保樹「ああ!また明日な!桃子!」

〇旅館の和室
  ガールズトークで盛り上がる一同。
冬元茜音「折角の修学旅行なんだし、いっぱい話したいよね~」
夏木藍衣「そうだよね~」
秋月萌黄「うんうん!」
冬元茜音「でも、そろそろ寝た方がいいわよ」
春野桃子「オッケー。おやすみなさい、みんな」
「お休み、桃子ちゃん」
  翌朝。
冬元茜音「おはよう、みんな」
夏木藍衣「よく眠れた?」
秋月萌黄「うん!あのね、私、可愛い夢見てたの!」
春野桃子「それ知りたい!」
秋月萌黄「あのね、私がウサギにいっぱい囲まれてて、お兄様とお姉様がうさ耳を付けてた!私におもてなししてくれたのよ!」
夏木藍衣「そうなんだ!私は、お父さんやお母さんと一緒にいる夢を見ちゃったの!」
冬元茜音「私は、パティシエになって、あこと一緒にケーキ作ってる夢を見たのよ!」
春野桃子「私は、樹君やみんなと一緒に花の国に行く夢を見たの!親指姫みたいでしょ?」
秋月萌黄「素敵ね!あ、「こどもモーニングタイム」の時間よ!」
春野桃子「朝ごはんは8時からだから、それが終わったら早く着替えて歯を磨きましょう!! そしたら、食堂へ行けるわね!」
  こどもモーニングタイム、始まるよー!
石上宗悟「やあみんなおはよう!宗悟お兄さんだよ!」
小野綾「みんなおはよう、綾でーす!」
石上宗悟「そして今日は、特別ゲストも登場だ!」
村内ココ「ハーイ!今日もココはここにいまーす!」
石上宗悟「まずは、これから行ってみよう!」
有栖川純也「純也お兄さんの疑問解決コーナー!」
  桃子たちは、その番組を思いっきり楽しんだ。
石上宗悟「それじゃあ今日もみんな、元気良く、せーの!」
「行ってらっしゃーい!」
  桃子たちは、着替えて歯を磨き、顔を洗い、身だしなみを整えた後、急いで食堂に向かった。

〇温泉旅館
春野桃子「樹君、おはよう!今日は江ノ島水族館ね!」
大久保樹「そうだな!イルカショーが楽しみだ!」
代々木宏「おはようございます。 皆さん、昨日はよく眠れましたか?」
天宮雄一郎「早寝早起きは、元気の源。朝ごはんもしっかりと食べましょう」
榎木麻衣「それでは、せーの!」
  いただきます!
春野桃子「焼き魚の朝食も、旅館の醍醐味ね」
秋月萌黄「浅漬けも美味しいわね」
夏木藍衣「しかもワカメご飯!」
冬元茜音「このほうれん草の味噌汁も美味しいわ」
大久保樹「そうだよな」
三村泰「今日は江ノ島水族館か」
江口充「最終日は江ノ島探訪か」
  メンバーは、朝食を満喫した。

〇観光バスの中
バスガイド「皆さん、おはようございます。今日は江ノ島水族館を訪問しますよ」
春野桃子「楽しみだわ!」
夏木藍衣「江ノ島の海岸線がきれいね!」
バスガイド「海水浴シーズンには、たくさんの人が訪れるんですよ」
秋月萌黄「私も、家族で海水浴シーズンには行ってますよ!」
冬元茜音(お願い、出ないで、ダークランド.....!)

〇水族館前(看板無し)
  バスは、江ノ島水族館に到着した。
春野桃子「ここが江ノ島水族館ね!」
夏木藍衣「イルカショー、楽しみね!」
秋月萌黄「毎年夏の海水浴でよく行ってるわ!来年は、お兄様もお姉様も受験だから、難しいけどね」
冬元茜音「今は万事順調ね」

〇大水槽の前
春野桃子「ここの魚たち、種類が豊富で凄いわね」
大久保樹「そうだな」
夏木藍衣「今のところは大丈夫ね」
秋月萌黄「この後はレストランでランチタイムね!」
冬元茜音「楽しみね!」
  チンアナゴとの写真撮影も楽しんだ桃子たちだった。

〇水中トンネル
大久保樹「そろそろ昼食の時間だな。水族館のレストランでの昼食も楽しみだぜ!」
春野桃子「樹君と一緒に食事しようと思ってるの!」
冬元茜音(すっかり距離縮まったわね)
夏木藍衣「あそこは海も見えるから、ランチにもってこいね」
秋月萌黄「ランチの後は楽しいイルカショー。写真、いっぱい撮るわ!」
  ランチを楽しむ桃子たち。

〇ショーの水槽
  昼食後、イルカショーがスタートした。
「それでは、イルカショーを最後までお楽しみください!」
秋月萌黄「楽しいショーになりそうね!」
夏木藍衣「水族館の醍醐味ね、イルカショーって!」
冬元茜音「そうね!」
  イルカのパフォーマンスはまさにすごかった!水しぶきも豪快だった!!
夏木藍衣「今のはすごかったわね!」
秋月萌黄「まさに阿吽の呼吸!」
冬元茜音「そうね!まるで私たちみたい!」
大久保樹「確かに!」
春野桃子「そうかもね、樹君!」
  その時だった!
マッドネス「そう楽しんでいられるのも今のうち」
春野桃子「またあなたね!」
マッドネス「正解!出でよ、ディザスター!」
ディザスター「ディザスター!」
マッドネス「今回は一味違うぞ!」
ディザスター「ディザスター!」
マッドネス「やれ、不幸と悲しみの世界に染めるのだ!」
  パニックに陥る面々!
春野桃子「ショーの邪魔をよくもしてくれたわね!みんな、変身よ!」
「オッケー!」
春野桃子「ミラクルマジカルチェーンジ!」
「ミラクルマジカルチェーンジ!」
冬元茜音「ミラクルマジカルチェーンジ!」
チアフルスマイル「チアフルスマイル、可愛く登場!」
チアフルシック「チアフルシック、可憐に登場!」
チアフルポップ「チアフルポップ、元気に登場!」
チアフルエレガント「チアフルエレガント、美しく登場!」
チアフルエレガント「私達、」
「ミラクルマジカルガール!」
チアフルスマイル「みんなの笑顔と幸せ、守ってみせる!」
マッドネス「やっと出たか!行け、ディザスター!」
ディザスター「ディザスター!」
チアフルスマイル「そうはさせないわ!」
チアフルシック「スマイル、水の攻撃には気を付けて!」
チアフルポップ「私がおとりになるわ!」
チアフルエレガント「受けてみなさい!チアフルエレガントハート!」
チアフルシック「すごいわ!エレガント、多数のハートを出して攻撃したのね!」
チアフルポップ「それじゃあ、私も!チアフルポップハート!」
チアフルスマイル「すごいわ、ポップ!」
マッドネス「馬鹿な!こんなにパワーアップしてるとは!」
チアフルスマイル「とどめを刺すわよ!チアフルスマイルアターック!」
チアフルシック「チアフルシックアターック!」
チアフルポップ「チアフルポップアターック!」
チアフルエレガント「チアフルエレガントアターック!」
「ミンナハッピー....」
「みんな明るく、」
チアフルスマイル「笑顔♪」
マッドネス「このままで済むと思ったら大間違いだぞ!」
春野桃子「元に戻ってよかったわ!」
  こうして、ショーは無事に進んだ。
夏木藍衣「ショー、楽しかったね!」
秋月萌黄「私、イルカさんと写真撮ったのよ!」
冬元茜音「お土産、イルカのぬいぐるみにしようかしら」
  そのあと、私たちはお土産を買った。

〇水族館前(看板無し)
榎木麻衣「全員揃いましたね?それでは、旅館へバスで移動します」
  メンバーは、しずしずと乗車した。
代々木宏「順序良く並んでくださいね」
諸星俊也「みんな乗りましたね?忘れ物はありませんか?それでは出発です!」

〇温泉旅館
大久保樹「いや~、今日の水族館探訪、楽しかったな~」
春野桃子「明日の江ノ島散歩も楽しみね」
榎木麻衣「展望台にも上りますよ」
夏木藍衣「江ノ島のこと、学んでおいてよかった」
秋月萌黄「神社とかもあるから、お祈りできるわね」
冬元茜音「展望台、楽しみね」

〇温泉旅館
  部屋に戻り、荷物を置いたのち、夕食となった。
榎木麻衣「みんな着席しましたね?」
代々木宏「全員揃ったので、夕食にしましょう」
諸星俊也「それではせーの!」
  いただきます!
春野桃子「このカレーライス、おいしいわね!」
大久保樹「しかも野菜がたっぷりだぜ!」
江口充「それほど辛くないから、辛い物が苦手な僕でも美味しく食べられるね」
夏木藍衣「このサラダも美味しい!レタスが味を引き立ててるわ!」
秋月萌黄「デザートのミカンゼリー、後で食べよっと」
冬元茜音「昔、ミカンがダメだったけど、ジュースから克服していったから、好きになったわ」
  夕食を大いに楽しむ一同だった。

〇旅館の和室
春野桃子「カギは私が持ってるわね」
夏木藍衣「ごはん、美味しかったわね!」
秋月萌黄「明日の朝、ここを出るから、忘れ物がないようにしないとね」
冬元茜音「明日の昼ごはんは、江ノ島のレストランでご飯だから、楽しみね」
夏木藍衣「明日の14時には出発なのが寂しいわね」
秋月萌黄「なんか寂しくなるわね」
春野桃子「だけど、いろんなことがいっぱいできた気がするの!お参りもできたし!」
夏木藍衣「そうね!明日の江ノ島観光のためにも、お風呂に入りましょう!」
秋月萌黄「そうね!」
  一同は、入浴することにした。

〇露天風呂
  入浴後。
秋月萌黄「お風呂さっぱりしたわ!」
冬元茜音「この後、テレビ見てから、歯を磨いて寝ましょう!」
夏木藍衣「10時には消灯だから、すぐに寝ましょう!」
大久保樹「さっぱりしたな!」
山下俊樹「うん。僕も気持ちよかったよ」
春野桃子「樹君!俊樹君!」
大久保樹「桃子、お前も入ってんだ!」
春野桃子「10時には消灯だから、それまでに歯を磨いて、明日の準備をしないとね!」
大久保樹「「立つ鳥跡を濁さず」だから、きれいにしないとな、桃子!」

〇旅館の和室
  入浴を済ませた後、歯を磨いた面々は、部屋でくつろいでいた。
春野桃子「22時消灯だから、あと2時間はあるわね」
夏木藍衣「TV見ようか。ちょうど映画が始まるの」
秋月萌黄「「木曜映画タイム」ね!」
冬元茜音「始まるわね!」
  木曜映画タイム
桃内信也「皆様、こんばんは。案内人の桃内と申します。今回お送りする映画は、「ビーストハンター」でございます」
冬元茜音「前に映画館で見たことあるわ!」
秋月萌黄「楽しみね!」
  やがて、映画がスタートした。桃子たちは大いに楽しんだ。
夏木藍衣「映画楽しかったわね!そろそろ寝ようか!」
春野桃子「そうね!お休みなさーい!」

〇大広間
  私は、その晩、こんな夢を見た。
春野桃子「ここはどこかしら?それに、何この格好?」
大久保樹「桃子、お前もここにいたのか?」
春野桃子「うん、なんかどこかのお城に来ちゃったみたいなの」
大久保樹「あれ見ろよ、あっちで舞踏会やってるぞ!」
チアフルキングダムの女剣士「こちらが会場です」
チアフルキングダムの住人「ありがとうございます」
チアフルキングダムの剣士「ご参加ですか?」
「はい....」
チアフルキングダムの女剣士「では、どうぞ」
チアフルキングダムの騎士「国王陛下主催の舞踏会へようこそ」
チアフルキングダムの住人「君たちも来てたの?」
大久保樹「そうだけど?」
春野桃子「どうして?」
チアフルキングダムの住人「もともと国王は寛大だからさ」
チアフルキングダムの住人「だから楽しんでね」
「ありがとう」
  素敵な舞踏会だった。みんな、笑顔で楽しんでた。
ジョイフル「桃子、樹、久しぶりだな」
春野桃子「ジョイフル達ね!」
グレートフル「桃子から聞いてるけど、いつも桃子たちを応援してくれて感謝してるさ」
大久保樹「まあね。桃子のことはあれから誰にも言ってないぜ」
ハートフル「あなたたちのおかげで平和になったわ」
デライト「ありがとうね」
春野桃子「みんな、笑顔が一番ね!」
???「桃子!桃子!朝よ!」

〇旅館の和室
春野桃子「あら?夢だったのかしら?」
夏木藍衣「桃子、もうすぐここを出るんだから、早く着替えてお部屋を片付けないといけないわ!」
春野桃子「そうだった!」
秋月萌黄「早く着替えて準備しないと!」
冬元茜音「夢の話は後!」
  4人は、急いで着替え、部屋を片付けた。
春野桃子「鍵は、茜音ちゃん、お願いね!」
冬元茜音「オッケー!忘れ物はないかしら?」
「ちゃんと調べたわ!」
  何とか部屋を片付け、荷物をまとめた後、「こどもモーニングタイム」を楽しんだメンバーは、すぐに部屋を出た。

〇旅館の受付
榎木麻衣「忘れ物はないですか?」
諸星俊也「朝食中は、自分の荷物は近くに置いておきましょうね」
代々木宏「朝食後は、いよいよ江の島に向かいますよ」
  一行は、食堂に向かった。

〇温泉旅館
女将「この度はありがとうございました」
旅館のスタッフ「また来てくださいね」
  ありがとうございました!
  朝食を食べたメンバーは、バスに乗り込み、江の島へと向かった。

〇観光バスの中
バスガイド「皆様おはようございます」
  おはようございます!
バスガイド「さて、いよいよこれから江の島に向かいます」
春野桃子「朝食のハムエッグトースト、おいしかったわ!」
大久保樹「野菜サラダと牛乳もおいしかったもんな」
夏木藍衣「旅館での食事も忘れられないわ!」
秋月萌黄「今日のお昼は、江の島丼を江の島で食べるのが楽しみよ!」
バスガイド「江の島丼は、江の島名物の一つなんですよ」
冬元茜音「展望台も楽しみです!」
  大いに盛り上がる車内。

〇神社の本殿
  バスは、江の島に到着した。一行はまず、江の島神社に向かった。
代々木宏「きちんとルールを守ってお参りしましょうね」
榎木麻衣「ちゃんと整列してくださいね」
諸星俊也「静かにお祈りしましょう。願い事は、心の中で言いましょうね」
春野桃子(樹君と一緒にいられますように)
大久保樹(桃子とずっと一緒にいられますように)
山下俊樹(もっと勉強が上達しますように)
夏木藍衣(イギリスにいる両親が日本に帰ってきますように)
秋月萌黄(もっとダンスがうまくなりますように)
冬元茜音(チアフルキングダムが元に戻りますように)
  メンバーは、静かにお参りした。

〇おしゃれなレストラン
  昼食は、江の島丼を一同で食べることになった。
春野桃子「江の島丼って結構おいしいわね!さざえ食べたの初めてよ」
夏木藍衣「本当ね!この後は、ヨット体験してお土産買って学校に帰るけど、もっといたかった気もするわね」
秋月萌黄「本当ね。いろんな事件があったけど、無事に過ごせたわね」
冬元茜音「でもまだ油断禁物よ」

〇駐車スペース
  昼食後、ヨット体験をしてお土産を買い、一同は帰ることになった。
代々木宏「忘れ物はありませんね?」
諸星俊也「きちんと整列して乗りましょうね」
榎木麻衣「最初は1組からです」
  メンバーは、しずしずと乗車した。

〇学校の校舎
  やがて、バスは学校に到着した。
代々木宏「2泊3日の修学旅行、お疲れさまでした」
諸星俊也「明日と明後日はお休みなので、ゆっくり静養して、来週から元気に学校に行きましょうね」
榎木麻衣「それでは、これを持って解散となります。また来週!」
  先生、さようなら!
  生徒たちは、ゆっくりと家路についた。きっと、この旅行は、最高の思い出になったであろう。

次のエピソード:楽しい七夕祭り!夢、叶いますように!

コメント

  • 僕の中学・高校時代の修学旅行先は東京、沖縄でした。
    神奈川行った事が無いので機会があれば行ってみたいですね。

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